カネを積まれても使いたくない日本語 の商品レビュー
自分が不快に感じる言葉を本書のに出てくる言葉の中から拾うと「イタい」「うざい」が特に嫌いだ。 それにしても恐ろしい。自分の習慣を改めるのは大変だろうな。気にしたら話できない。特に「ヘンなあいづち」「なるほど」も「そうなんですね」もよく使ってた。人を不快にさせないで会話するのは難し...
自分が不快に感じる言葉を本書のに出てくる言葉の中から拾うと「イタい」「うざい」が特に嫌いだ。 それにしても恐ろしい。自分の習慣を改めるのは大変だろうな。気にしたら話できない。特に「ヘンなあいづち」「なるほど」も「そうなんですね」もよく使ってた。人を不快にさせないで会話するのは難しい。
Posted by
なんか私的には乱れてるっぽい感じ 言葉の乱れについて指摘する本はこれまでも多くでている。 その度に自分が使っている言葉が間違っていないか、美しいかを考える。 用法を間違っていたり、イントネーションがおかしかったりすることに気づかされたことも多い。 本書もその点検の一つとして読んで...
なんか私的には乱れてるっぽい感じ 言葉の乱れについて指摘する本はこれまでも多くでている。 その度に自分が使っている言葉が間違っていないか、美しいかを考える。 用法を間違っていたり、イントネーションがおかしかったりすることに気づかされたことも多い。 本書もその点検の一つとして読んでみた。 ぶっちゃけ、今まで言われてたこととかと変わらない的な、気がするかも(笑)です、はい〜。 でも、普通に読めるし、ある意味ためになる感じで、著者様の言ってることもわかるから、読まさせていただいて良かったかな。 という言葉遣いを著者は不快、聞き苦しい、おかしいとする。 ほとんどがどこかで聞いたことがあり、それを不快だと感じると今までも指摘されてきた。 確かに、言葉は変化するもので、新語だと思われていたものが実はかなり古くから話されていた、という場合もある。 著者は、そのことについて指摘、また、若者に限られた使い方ではないと述べている。 実際に不愉快だと思った事例も挙げて説明しているので、どのような場合に使われているかがわかりやすい。 ただ、曖昧な言葉(〜的、っぽい等)が多く使われている背景にもっと踏み込んでほしかった。 著者自身も書いているが、怒りに任せて最近の言葉の乱れは酷い、と言っているように思える。 社会学者、言語学者、そういった専門ではないので憶測になってしまう、だから一般人の目で書いたのだと思われるが、だったらなおさらなぜ曖昧表現が多いのか、今後どうしたらいいのか、を自身の意見として書いてほしかった。 事例も多すぎる。 2頁にわたって同じ使い方をあげる必要はあるだろうか? 老若男女、という意味なのか。 加えて、NHKの「女子アナ」の言葉遣いは気になる、けれども民放の「女子アナ」は仕方がない、というのは共感しがたい。 タレント枠と見ているのかもしれないが、権威主義的ではないか。 言葉を綺麗にという割には軸がぶれている、そんな思いがした。
Posted by
タイトルに、びっくりを致しているところでございます。 僕はテレビを見ませんので、乱れた日本語に接する機会がそんなにない…かと思うとさにあらず、周囲の人の日本語が乱れているのです。著者と同じく、気になってしまいます。 ただ、この本はカネを積まれても使いたくない、という言葉とそのシチ...
タイトルに、びっくりを致しているところでございます。 僕はテレビを見ませんので、乱れた日本語に接する機会がそんなにない…かと思うとさにあらず、周囲の人の日本語が乱れているのです。著者と同じく、気になってしまいます。 ただ、この本はカネを積まれても使いたくない、という言葉とそのシチュエーションを罵るばかりで、どうにも救いがありません。ただし、怒りというか、使いたくないし、聞きたくもない、ということは僕も同感です。ところが著者にも、つい使ってしまうけれど、それをどうしても聞きたくない、という人もいるそうで、怒りながらも塩梅というものがあるようで。 放送の言葉がおかしくてもテロップがなおっている、という例が再三ありました。放送人の矜持、もあるかもしれないけれど、実は入力用の日本語入力ソフトに依存してたりして、などと思いました。ATOKはおかしな言葉を警告したりしてくれますが、google日本語入力は、ユーザーの誤用や誤字を平気で予測してきます。このあたりにも手を付けないと、話し言葉だけでなく、書き言葉も被害がひろがる一方に違いない、と思うのです。
Posted by
生き様/させて頂く/さん・様/犯罪者、歴史上人物、教え子、品物に敬語/やっぱ/全然オッケー/メイン/お休みをいただいております/~のかた/~になります/(炒めて・入れて)行きます/かな/感じ/とか/かも/~のほう/~というふうに/~してみたいと思います・~したいと思います/ある意...
生き様/させて頂く/さん・様/犯罪者、歴史上人物、教え子、品物に敬語/やっぱ/全然オッケー/メイン/お休みをいただいております/~のかた/~になります/(炒めて・入れて)行きます/かな/感じ/とか/かも/~のほう/~というふうに/~してみたいと思います・~したいと思います/ある意味/結構~します/~ですかね/~とは思う/~だったりして/~じゃないですか/的・モード・っぽい・系・感・力・カタチ(をくっつける)/大丈夫ですか?/普通に/よろしかったでしょうか/ホントですか/そうなんですね/なるほど/ですよね~/何だろ/外来語+さ・み(クールさ、ナチュラルさ)/遺憾/しっかり・きっちり/を(設置をする、把握をする)/~してございます 過剰にへりくだる、あいまいにぼかす、相手を異様に持ち上げる・・・・気をつけよう。大変勉強になった。
Posted by
これを読むと自分の話言葉や、ブログ上の書き言葉がとても気になります。気にしていると口から出てくる言葉が以前より大事になるのでそこはよいのですが、ブログを書くには結構な足かせになっているような気もします。 ただ、自分も人の言葉にいろいろ感じる(どちらかと言えば反感を)タイプなので、...
これを読むと自分の話言葉や、ブログ上の書き言葉がとても気になります。気にしていると口から出てくる言葉が以前より大事になるのでそこはよいのですが、ブログを書くには結構な足かせになっているような気もします。 ただ、自分も人の言葉にいろいろ感じる(どちらかと言えば反感を)タイプなので、平成26年は気をつけて言葉を選ぼうと思います。
Posted by
内館先生におかれては怒りと不快感がストレートに出ないように随分抑えて書いたとのこと。んん??な感じ炸裂なのがなかなか笑える。「感心を通り越して絶望」「口下手を免罪符に馬鹿っぽい言葉を使うのはやめろ」「理解できるが納得は到底できない、落ち着かないし奇妙奇天烈」・・・・正直なところ、...
内館先生におかれては怒りと不快感がストレートに出ないように随分抑えて書いたとのこと。んん??な感じ炸裂なのがなかなか笑える。「感心を通り越して絶望」「口下手を免罪符に馬鹿っぽい言葉を使うのはやめろ」「理解できるが納得は到底できない、落ち着かないし奇妙奇天烈」・・・・正直なところ、辛辣極まりない舌鋒、舌剣が雨霰と降り注いでいるといったところか。「~してみたいと思います。」「ある意味」「結構します」「~ですかね」なども内館先生にあってはカネを積まれても使いたくない日本語。かなり厳しいと感じるのは私だけの錯覚では決してないであろう。ちなみに語尾をぼかすのも断定回避の言葉として徹底指弾されている。はは。
Posted by
★タメになりすぎます!読まないほうが良いです!★ 内定者向け研修を行った際に、自身の言葉遣いの不十分さを感じ、たまたま本屋で見つけたこの本を購入。 個人的には、「言葉は時代で変化するもの。正しい言葉遣いに固執するオトナたちはナンセンス!」という考えが強かったのです、本書を読ん...
★タメになりすぎます!読まないほうが良いです!★ 内定者向け研修を行った際に、自身の言葉遣いの不十分さを感じ、たまたま本屋で見つけたこの本を購入。 個人的には、「言葉は時代で変化するもの。正しい言葉遣いに固執するオトナたちはナンセンス!」という考えが強かったのです、本書を読んで悔い改めました。 自身の普段の何気ない言葉づかいにも、乱れた言葉遣いがしみついており、直さなければならないことを痛感しました。 よって、この本を読んでからは自身の話す言葉ひとつひとつが気になり、さらにはテレビを観ていても正しい言葉づかいか否かが非常に気になるようになりました。(特に文をあいまいにする、断定回避の言葉の数々) 有識者である作者の、言葉に対する観点が学べました。 言葉遣い、直します。 「なんか」日本語「とか」って「ある意味」難しい「みたいな」「カタチの」印象が「メインに」あったけれど、「うん」、注意して直していきたい「かもしれない」「感じ」「かな?」「とは」思いました。 ごとう
Posted by
相手を思いやることと、オドオドと生きることは別ものである。まずは言葉から変えてみてはどうだろう。相手を十分に思いやる心は貫きながら、断言すべきは断言する。その方が、ずっと伝わる。 冗談化する。それはとても平安でいられることなのだ。 言葉遣いは男っぷり、女っぷりを三割下げる...
相手を思いやることと、オドオドと生きることは別ものである。まずは言葉から変えてみてはどうだろう。相手を十分に思いやる心は貫きながら、断言すべきは断言する。その方が、ずっと伝わる。 冗談化する。それはとても平安でいられることなのだ。 言葉遣いは男っぷり、女っぷりを三割下げる 「聞き上手」というのは「話させ上手」なのだ。 遺憾 思い通りにいかず心残りなこと。残念。気の毒 受け手側ははぐらかされたような気持ちになってしまいます。謝罪が必要な場面では、明確な言葉で謝罪をすることが必要でしょう。 びっくりを致しておるところでございます ヘリ下っておけば安心、何でもいいからへり下っておけ、というような。そう考えると、「バカにするな」と不快に思うのは当然だ。 言葉遣いや話し方は、人間性や才能とは無関係だとしても、印象が違うことは誰もが認めるだろう。 印象をよくすることは、どの世界においても大切だ。印象をよくすることは、媚びるとかおもねるということとは、まったくの別ものである。
Posted by
うんうんと頷くところ それ言っているなと反省するところ それは仕方ないんだよと開き直るところ 多々あり、面白く読めた。 周囲に気を遣って遣ってトラブルを避けようとした結果から生まれたことを考えると、今の社会は相当息苦しいことがわかり悲しい。 気遣いがグルグル回って、結局、慇懃無礼...
うんうんと頷くところ それ言っているなと反省するところ それは仕方ないんだよと開き直るところ 多々あり、面白く読めた。 周囲に気を遣って遣ってトラブルを避けようとした結果から生まれたことを考えると、今の社会は相当息苦しいことがわかり悲しい。 気遣いがグルグル回って、結局、慇懃無礼に感じさせたり馬鹿に見られたりするのだから、日本語は難しい。
Posted by
タイトルがおもしろそうなので、読んでみました。 ほとんどに共感できて、興味深く読めました。 新書にしてはページ数が多いけど、読みやすかったです。 共感して、ああ、こんな言葉使ってるなあと思うのだけど、もちろん自分自身もその例外ではないわけで。 もっと言葉づかいを丁寧にしたいと思う...
タイトルがおもしろそうなので、読んでみました。 ほとんどに共感できて、興味深く読めました。 新書にしてはページ数が多いけど、読みやすかったです。 共感して、ああ、こんな言葉使ってるなあと思うのだけど、もちろん自分自身もその例外ではないわけで。 もっと言葉づかいを丁寧にしたいと思うけど、そう簡単な話でもないだろう。 内館さんの文章が皮肉たっぷりで、それを嫌な感じと取るひとは多くいそう。
Posted by