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僕のつくった怪物 の商品レビュー

3.6

65件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    24

  3. 3つ

    21

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2013/10/05

久しぶりの乙一作品、面白く読めました。児童文学と分類していいのでしょう、小学生くらいの時に読んだら色々考えたんだろうなぁ。今は大人として主人公の成長を見守りたいです。

Posted byブクログ

2013/10/05

乙一さんのファンタジーは初体験!?かな? 怪物の描写とか残虐なとことか 所々乙一さんテイストで楽しく読みはしたものの ん〜 全体的にぼやっとした感じと言うか ちょっと物足りなく感じました。

Posted byブクログ

2013/10/04

大好きな乙一さんの作品。 あらすじとしては、いじめられてた兄弟が父の遺品である絵本の世界に迷い込み、帰るために、そこで生まれた自分の作り出した怪物を倒すために冒険する話。 乙一さんといえば、ホラーテイストというか、不気味、ハッピーエンドだとしても、何処か、薄暗い一面がある作品の...

大好きな乙一さんの作品。 あらすじとしては、いじめられてた兄弟が父の遺品である絵本の世界に迷い込み、帰るために、そこで生まれた自分の作り出した怪物を倒すために冒険する話。 乙一さんといえば、ホラーテイストというか、不気味、ハッピーエンドだとしても、何処か、薄暗い一面がある作品のイメージ。今回はといえば、児童書向けって感じの作品でした。でも、怪物の出てくるシーンは乙一さんらしい特徴が出てた。おどろおどろしいというかなんというか。 世界観は素晴らしい。ファンタジーらしい。この世界観はすごく好きだし、私もアークノアに行ってみたいと思えた。(でも怪物退治はやだな) 乙一さんらしさは半減してるかもだけど、これはこれで好き。

Posted byブクログ

2013/10/02

大好きな乙一さんの、ファンタジー長編。 アークノアという世界に紛れ込んだ兄弟。 心の闇から産まれた怪物を殺さないと元の世界には戻れない。 続きモノなので、まず しょっぱなは、アークノアのルールの周知と、ありがちな物語が進行。 それでもテンポの良い文章で、面白く読める。 次の...

大好きな乙一さんの、ファンタジー長編。 アークノアという世界に紛れ込んだ兄弟。 心の闇から産まれた怪物を殺さないと元の世界には戻れない。 続きモノなので、まず しょっぱなは、アークノアのルールの周知と、ありがちな物語が進行。 それでもテンポの良い文章で、面白く読める。 次のが早く読みたい。 きっと 今作よりも極限の状態で究極の選択を迫られ、ギリギリのドキドキ・ハラハラが体験できるに違いない。

Posted byブクログ

2013/09/26

マンガの原作になりそうな小説で,アメリカ人が書いたタッチが最初は感じられたが,やっぱり日本人だね。アークノアの第1作~アールは12才,弟のグレイは9才で,父が失踪し,母と三人で暮らしているが,学校では最初にグレイが嫌がらせを受け,それを止めようとしたアールも上級生に散々な目に遭わ...

マンガの原作になりそうな小説で,アメリカ人が書いたタッチが最初は感じられたが,やっぱり日本人だね。アークノアの第1作~アールは12才,弟のグレイは9才で,父が失踪し,母と三人で暮らしているが,学校では最初にグレイが嫌がらせを受け,それを止めようとしたアールも上級生に散々な目に遭わされている。学校での銃撃事件が起こると,自分の学校でも起こらないかと期待してしまう二人だが,父が遺した拳銃があるかも知れないと,父のクローゼットを漁っていると,不思議な絵本を発見する。出所を突き止めるため,図書館で話を聞くが,判然としない。帰り道,いじめっ子に遭遇して,逃げ込んだ空の屋敷の開けてはならない食品庫の扉を開けて,流れ着いた世界はアークノアだという。送り返すために,ハンマー・ガールやドッグ・ヘッドに引き合わされるが,異邦人が辿り着いた時には,怪物も出現するという。怪物を退治できれば,元の世界に帰れるが,グレイの生み出した大猿は森の大部屋に出現した。大部屋を照らしているシャンデリアを4000mから落とせば,ロケット砲の通用しない大猿を対峙できるかも知れないと,命を賭して作戦が実行される。空班に加わったアールは,リゼ・リプトンが転落死したが,翌朝には地上で生き返った。空班の誰かが知能を持ったアールの作り出した怪物なのかも知れない。アールが消えれば怪物も姿を消す。だけに子殺しを続けさせてはならないと考えた者がアールを襲うと,雀斑だらけの赤毛の若者がそれを阻止し,アールにパパと呼びかけてくる。アールは空中に身を投げ,それを救おうと首を伸ばした20m長の蛇が掛かっている隙に,生き返って上の階層から来たリゼは吊り下げられているシャンデリアの太い鎖を電気爆弾で切断し,大猿に落下させ,下の階層の深い海に沈めることができた。グレイは千の扉の寺院から母の許に帰るが,アールはアーク・ノアに残され,新たに出現した竜退治に同行することが決まった~世界で通用しそうな物語だが,やっぱり日本人臭さが滲み出てくるなあ。リプトンにウェッジウッド,名前の付け方も創造主任せってのは良いけど,準主人公の兄弟にアールとグレイと名を付けることはなかったんじゃないかなあ。次作への期待を込めて☆4つ

Posted byブクログ

2013/09/21

乙一の初ファンタジー!!乙一ってやっぱりすごい!! 今まではただ怖いイメージしかなかった。 この作品は純粋に人の心の闇を描いていると思う。 私の心の不安をあおるのは乙一の魅力だ。

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2013/09/19

読み終えた~!! 続きものだから次回読むときのためにあらすじ書いとく ネタバレ含む いじめられっ子兄弟のアークとグレイは死んだ父さんの部屋から『アークノア』と言う本を探しだす 休日に二人でそれを見ていたらいつの間にかその世界に入りこんでいた アークノアの中では誰もが老いないし、飢...

読み終えた~!! 続きものだから次回読むときのためにあらすじ書いとく ネタバレ含む いじめられっ子兄弟のアークとグレイは死んだ父さんの部屋から『アークノア』と言う本を探しだす 休日に二人でそれを見ていたらいつの間にかその世界に入りこんでいた アークノアの中では誰もが老いないし、飢えないし、争いも起こらない。 創造主が作った世界で、色々な部屋が立体迷路の様に作られている また、アークノアの世界では『目覚めの権利』と言うものが存在し、死んだ者は生き返る ただし、人を殺すなどの犯罪を犯した場合、目覚めの権利は剥奪される 目覚めの権利を剥奪されない唯一の人物がリゼ(通称ハンマーガール) 外の世界からやってきた異邦人一人につき一体怪物がアークノアに出現する その怪物は異邦人の心の影を映し出したものである また異邦人と怪物はへその緒みたいなもので繋がっていて怪物を退治しない限り異邦人は外の世界に帰れない 結局、グレイの怪物は退治されグレイは外の世界に帰る アールの怪物は知性があり、また食べた人間に成り代わることができ、言語も操れるため倒すのは困難 アールもリゼもルフナ(母親と胎児が殺されたところを見た少女)もアールの怪物と遭遇している 怪物は怪物を生み出した人物を親と思っておりなんとしても助けようとする 特に人を殺せるハンマーガールから ラスト、新たな異邦人が訪れたらしく竜を退治に向かう あ、昔、アールとグレイの父親もアークノアに訪れたことがあった あ~疲れた… あらすじ書くの(もはやメモだけど)長いよ ってかアールとグレイって!! 『紅茶王子』を思い出したのは僕だけじゃないハズっっ なんかね~すっごい海外の児童書って感じだった 特にグレイの口調がねぇ、まさに『海外の悪ガキ』だったよ 今までの乙一作品にはないテイストで乙一作品だよって言われてもピンと来ないかも知れない ただ、アールやグレイが自分の怪物に対する感情を露わにするシーンはやっぱり乙一さんだな~って思ったりした ハンマーガールの葛藤もこれから先楽しみなところ ちょっとアールが良い子過ぎて『え~』って思ったり… いや、そこはキレろよ…みたいな そんなアールも成長していくのかしら? 続きが気になります

Posted byブクログ

2013/09/04

乙一さんのファンタジー!と期待しすぎたかな。 子供向けかと思いきやところどころグロかったり。 うーん…と言いつつ2巻目も読んじゃうんだろうな。

Posted byブクログ

2013/09/01

兄弟の成長物語かと思いきや、弟があっさり元の世界に戻ったのは意外だった。だが本当に元の世界に戻ったのだろうか。父親がいないことと、以前アークノアに来ていたことを考えるとその辺りは謎が残されていると思う。悪態しかつかないグレイに比べて話の通じるアールが残ったがこちらもこちらで一癖二...

兄弟の成長物語かと思いきや、弟があっさり元の世界に戻ったのは意外だった。だが本当に元の世界に戻ったのだろうか。父親がいないことと、以前アークノアに来ていたことを考えるとその辺りは謎が残されていると思う。悪態しかつかないグレイに比べて話の通じるアールが残ったがこちらもこちらで一癖二癖ありそう。アールとリゼたちの冒険をまだ読みたかったので続きが楽しみ。

Posted byブクログ

2013/09/01

これは良いファンタジィ! とわくわく読んでいたのですが、やっぱり乙一さんでした。期待を裏切るところまでが期待通りの乙一さんです。 自分の心の中の怪物。どんなに怖ろしい姿を、性格をしているのかと思うと、心底ぞっとするけれど、そんな自分も含めて好きになれたら、一歩前に進めそうですね。...

これは良いファンタジィ! とわくわく読んでいたのですが、やっぱり乙一さんでした。期待を裏切るところまでが期待通りの乙一さんです。 自分の心の中の怪物。どんなに怖ろしい姿を、性格をしているのかと思うと、心底ぞっとするけれど、そんな自分も含めて好きになれたら、一歩前に進めそうですね。 次巻も楽しみです。

Posted byブクログ