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晴れた日は図書館へいこう の商品レビュー

3.4

122件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    34

  3. 3つ

    55

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    1

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2017/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 茅野しおりの日課は、憧れのいとこ、美弥子さんが司書をしている雲峰市立図書館へ通うこと。そこでは、日々、本にまつわるちょっと変わった事件が起きている。六十年前に貸し出された本を返しにきた少年、次々と行方不明になる本に隠された秘密…本と図書館を愛するすべての人に贈る、とっておきの“日常の謎”。知る人ぞ知るミステリーの名作が、書き下ろし短編を加えて待望の文庫化。 【感想】

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2017/08/09
  • ネタバレ

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図書館が身近な人には、あるあるで共感できる出来事ばかりだと思う。盗難や汚れ、騒ぐ子、注意しない親。誰にでも開かれた場所だからこそ、マナーは大事。

Posted byブクログ

2017/02/04

児童書だからか、さらっと簡単に読めた。たちのかなちゃんのお話が好きだった。しおりちゃんは小学5年生にしては、考え方や行動が大人だなと感じました。読み終わった後すぐに図書館へ行きたくなる…笑

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2017/01/30

小学生が主人公の話を久しぶりに読んだので、とても新鮮。大人にとってはちょっとした事件でも、子供にとっては世界が終わるに等しい事件にみえるんだなぁ。と小学生の時を思い出しながら懐かしく思った。

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2016/12/08

図書館を舞台にした小学5年生の女の子が主人公の日常系ミステリ 児童文学だからなのか、かなりさくさくっと読める 僕は本を買って読む派なので、図書館にはあまり行かない というか、本を読む目的では行かないなぁ なんでだろうね?行けばお得だし便利なのはわかってるんだけど どうしても買っ...

図書館を舞台にした小学5年生の女の子が主人公の日常系ミステリ 児童文学だからなのか、かなりさくさくっと読める 僕は本を買って読む派なので、図書館にはあまり行かない というか、本を読む目的では行かないなぁ なんでだろうね?行けばお得だし便利なのはわかってるんだけど どうしても買って読みたい、所有したいという感覚 作中の児童文学は完全に創作なのかな? 実在するなら読んでみたい設定がいくつか エピローグはプロローグはまさにタイトル通り まぁ、それを言ってしまえばこの本自体がプロローグなんだろうけどね そんなわけで、続巻読み途中です

Posted byブクログ

2016/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

巻末についている同出版社から出される、新刊や別作家の案内なんかを見るのがかなり好き。 あれを見ていると 「あ、この本も面白そうやな」 などと興味を惹かれるよね。 と、いうわけで、興味を惹かれたので借りてみた本。 著者の名前は聞いたことがあるような、ないような、とりあえずどきどきしつつ読みかけたら、 主人公が五年生て!!!! 若っ しかもご両親が離婚してはるて!!!!! 重っ!!! 予想外のスタートでした・・・。 主人公が若すぎることは若干テンションがさがったのだけど、またこの五年生のしおりちゃんの全然五年生ぽくないことったら・・・。 家庭環境云々の問題ちゃうよ。 図書館で働く従姉妹に近所の喫茶店へ連れて行ってもらうんやけど、従姉妹はランチを食べるのにしおりちゃんは(ごはんをすませたからって)お茶だけオーダーするのね! 大人か!!! (小学生なら、お腹いっぱいでもそこは食べ物を頼まへんか!?) しかもそのときに注文するお茶がアップルティて!!! 黄金桂て!!!!! OLさんか!! あまつさえ、その従姉妹のご自宅へ行ってカモミールティを振舞ってもらって心を落ち着けたりするんやけど、なんやろうもう、おされママ友のランチか!? ほんまにこの子、五年生か!? 大丈夫か。 「図書館にまつわるちょっとした不思議」は、第一話こそ 「うーん、さすがにちょっと、エンターテイメントとしてはパンチにかけるかな・・・?」 と、思ったけど、だんだん深く、深くなっていったと思う。 あの調子でいくと飽きたかもしれへんけど、そこはいい意味で裏切られました。 第五話とか、すごい! 終わり方もまたすごい。早く続きが読みたくてしょうがないです。 番外編も、うまいなあと思った。 それこそ、しおりちゃんや従姉妹の美弥子さん、お友だちの安川くんとの距離感がじょじょに変わっていく具合がすごくいい。 じんわり、じんわりと動いていくさまがより「日常」ぽくて、しおりちゃんみたいな五年生になりたいなあと思った。 あんなに落ち着いて、現状を受け入れていて、なおかつ自分をしっかり持っている五年生ってなかなかいないよ!? 関根さんの詩は、どんと討たれました。 (2015.04.20)

Posted byブクログ

2016/02/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小学校の高学年の女子生徒である「私」が、図書館、本、図書館で働くいとこの女性、小学校の友達と触れ合っていく物語。文章のやわらかさから、ほんのり心暖かくなれる小説です。 この小説の登場人物には、本を愛する人たちが多く出てきます。それぞれ、立場や環境は違いながらも、本と一緒に生きている・・・。自分も、現実の世界で、本と一緒に生きていけたらなんてことを思いました。

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2016/02/10

小学5年生のしおりちゃんとその友達、そしていとこの美弥子さんが図書館でおこった謎を解いていくというお話。謎が軽い感じで、さくさく読めました。小学5年生かわいいですね。文体とかがあんまり好きな方じゃないけど、続きも少し気になる…

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2015/11/08

軽やかで爽やかな気持ちになりました。本が好きな子って、いいね。愛らしく思いながら、ふんわりした気持ちで読めました。休日に読むのにぴったりだね。作中の言葉、 『言葉はわたしたちの、剣であり、盾であり、食事であり、恋人である。 言葉は時に、剣を防ぎ、盾を壊し、食事を隠し、恋人を奪う。...

軽やかで爽やかな気持ちになりました。本が好きな子って、いいね。愛らしく思いながら、ふんわりした気持ちで読めました。休日に読むのにぴったりだね。作中の言葉、 『言葉はわたしたちの、剣であり、盾であり、食事であり、恋人である。 言葉は時に、剣を防ぎ、盾を壊し、食事を隠し、恋人を奪う。 あなたが言葉の海に漕ぎ出す時には、言葉は船にもなるだろう。 あなたが言葉の空に飛び出す時には、言葉は羽にもなるだろう。 そして、いつかあなたが新しい世界に旅立つなら、 言葉の川を言葉の端で渡り、 言葉でつくられた扉を、言葉の鍵で開けるだろう。』 本は新たな世界への扉で、考えることがその扉を開ける鍵なんだろうな。いい言葉だ。

Posted byブクログ

2015/08/31

この本は本当に大好きな本。 ハードカバーに親しみを持っていたから単行本として読むのに違和感があった。 大切だなと思う言葉があちこちにちりばめられていると思う。 図書館の司書になりたいと強く思ったのもこの本を読んで。何よりも私は主人公のしおりが好きだ

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