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晴れた日は図書館へいこう の商品レビュー

3.4

122件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

    55

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2013/09/30

実は第2弾の方から先に読みました。 元は10年前くらいの児童書として始まった物語ですが、 最近第2弾と一緒に文庫に落ちてきたようです。 図書館を舞台にした日常系のミステリーとなります。 時代を感じさせないのは、本がテーマだからでしょうか。 主人公は小学校5年生の女の子と、そ...

実は第2弾の方から先に読みました。 元は10年前くらいの児童書として始まった物語ですが、 最近第2弾と一緒に文庫に落ちてきたようです。 図書館を舞台にした日常系のミステリーとなります。 時代を感じさせないのは、本がテーマだからでしょうか。 主人公は小学校5年生の女の子と、それを取りまく本たち。 個人的には図書館の“仕組み”についてのTIPSも興味深く。 ん、『初恋』の描写が初々しくて、ちょっとだけくすぐったいような。 なんとなく、『耳をすませば』を思い出したりも。 あとは、、綺麗な「司書の」お姉さんはいいですね、なんて。

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2013/09/18

読書好きの小学5年生が主人公の児童書だったのね。表紙の人物は若い男性かと思い込んでました^^; それは置いといて、大人にも子供にもお勧め出来るとても気持ちの良いストーリーでありました。 210ページの「言葉はわたしたちの剣であり、盾であり……。」という一説は抜書きしておきたフレー...

読書好きの小学5年生が主人公の児童書だったのね。表紙の人物は若い男性かと思い込んでました^^; それは置いといて、大人にも子供にもお勧め出来るとても気持ちの良いストーリーでありました。 210ページの「言葉はわたしたちの剣であり、盾であり……。」という一説は抜書きしておきたフレーズです。

Posted byブクログ

2013/09/12

ほのぼのしすぎの感がある ~小学校5年の茅野しおりは,両親が幼い頃に離婚しているため,編集者の母と地方小都市に暮らしている。母が不在の時は従姉が司書として勤める図書館で過ごすの好きだ。ある日も児童書を手にしていると,一人で来ている幼い女の子に「私の本,カナの本」と言われて戸惑う。...

ほのぼのしすぎの感がある ~小学校5年の茅野しおりは,両親が幼い頃に離婚しているため,編集者の母と地方小都市に暮らしている。母が不在の時は従姉が司書として勤める図書館で過ごすの好きだ。ある日も児童書を手にしていると,一人で来ている幼い女の子に「私の本,カナの本」と言われて戸惑う。作家の母親が入院し,祖父母が可哀想だと真実を告げなかったので,カナは母が度々訪れていた図書館に捜しに来て,母が娘の名を混じらせた,著作のかな入りタイトルを幼い娘は憶えていたのだった。同級生の男子・安川君から,60年以上延滞している本を返すと罰金は幾らか聞かれ,司書の美弥子に訊ねると,罰金はないと言う。祖父が借りて疎開の為に越して返せなくなったチェーホフの初恋を返しに来たのは祖父の亡くなった後だった。同級生の茜ちゃんが「名もない花はない」と教えてくれて,母に話すと有名な話らしい。図書館の返却ポストが使えなくなったのは,悪戯で水浸しになったからだという。茜が持っていた「本の名前」を手に取ると,中のページが濡れて汚れていた。安川君は,水辺に落としたのを誤魔化すために,幼馴染みの竹沢君が工作したのだと見破った。児童書が次々に不明本になる。同じイラストレーターが装画を手掛けていることに気が付き,そのキャラクターをポスターに使用すると,名乗り出てきたのは小3の男子。ファンタジーを借りるのを同級生に見られるのは嫌だと,無断で持ち出していたのだが,美弥子にその作家が男だと告げられて,図書館祭りのポスターを描くことで協力してくれた。楽しみにしていた祭に騒いでいる子を注意しない母親に腹を立てると,それを褒めてくれたのは中年の男性だった。その男は土地の出身の作家として講演し,しおりは自分の父親だと直感を働かせていた。美弥子は雨の中で図書館から借りた本を声を出して読む女性の真意を小5の同級生の男の子と共につきとめる~2003年10月に小峰書店から出た単行本に最後の短編を加えて文庫化。その短編だけ語り手を替えてアクセントをつけた。世の中,こんなに穏やかだった平和で良いけど,離婚問題だけは取り上げて,現代らしい陰を与えている

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2013/09/11

息抜きにちょうど良い感じ。図書館への愛が伝わってきて読んでいて楽しかった。児童書を最近読んでないので懐かしくなってきた。図書館の利用方法は人それぞれだが、せっかく来たのなら本を手にとって欲しい。

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2013/09/09

ミステリ求めて買ったら拍子抜けかも。 基本、ジュブナイルなので、ほのぼのした謎です。 図書館とそこに集う人たちが、生き生きとしていて、読み終わったあと、図書館に行きたくなった。

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2013/09/01

タイトルに惹かれて読みました。これは児童文学なのか…でも少し児童向けにしては難しい気が。対象年齢がよく分からないなあと思いました。内容はとてもさわやか。読んでるとほんと図書館に行きたくなる。ほんわかしてサクッと読めたけど、続編はいいかな…という感じ。

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2013/09/01
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本好き、図書館好きは思わず手に取るだろう作品。 「日常の謎」を謳ってはいるけど、児童書ベースだからミステリとは呼べない部分も多々あるけれど、優しい物語で読みやすい。

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2013/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 『2013年 7月 5日 初版 発行』版、読了。  読書が好きで、図書館が好きな、小学5年生の女の子が主人公の、馴染みの図書館で発生する連作短編日常ミステリー。  読み終わったとき「なんとまあ、かわいい話なんだろうか・:*:・。゚(゚*´∀`゚*)゚。・:*:・」と、楽しく感じました。  この作者の作品を読むのは初めてでしたが、非常に読みやすかったです☆  そして図書館に対する愛情も強く感じられた一冊でしたっ☆  この文庫化にあたって、追加エピソードが収録されておりましたが…それまでの話の「流れ」で、テッキリ主人公は「彼女」と思ったのですが…作者の仕掛けた(であろう)構成にしてやられましたwww  続巻も刊行されているので、機会を見つけてそちらも読んでみようと思いましたっ♪

Posted byブクログ

2013/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館にまつわるプチミステリ。 子供向けとは思えません。 まったりできます。 「晴れた日は図書館へ行こう」 いいフレーズだと思いますよ。 (本文とは関係ありませんが)

Posted byブクログ

2013/08/19

すっと読めて読後もさわやか。 子供の叱り方にはほんとに共感。 しおりちゃんのモヤモヤした気持ち、わかるよ…

Posted byブクログ