4522敗の記憶 の商品レビュー
懐かしい。中途半端に懐かしい。。。それにしても横浜はいつまで経っても変わらないのだな。たぶん変わりようが無いのだろうし、変わることが求められていないのだろうし、だから変わろうとしないのだろう。勝つことを求めるのなら他球団のファンになれば簡単に得られる。しかし敢えて勝たない横浜のフ...
懐かしい。中途半端に懐かしい。。。それにしても横浜はいつまで経っても変わらないのだな。たぶん変わりようが無いのだろうし、変わることが求められていないのだろうし、だから変わろうとしないのだろう。勝つことを求めるのなら他球団のファンになれば簡単に得られる。しかし敢えて勝たない横浜のファンを選んだ者にとっては、勝たないことこそが価値なのかもしれない。野球ファンが野球に何を求めるか、それは決して一律ではないのだろう。
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本書帯のコピー。 12球団最多4522敗、5年連続最下位。 でも、応援するんだよ!!! →そうなんです、病気かもしれません(笑) 38年に1回しか優勝できない、優勝以外の年は最下位かBクラス、どのチームより暗黒時代が長い。 理不尽な解雇にトレード、功労者に対する球団の対応・・・...
本書帯のコピー。 12球団最多4522敗、5年連続最下位。 でも、応援するんだよ!!! →そうなんです、病気かもしれません(笑) 38年に1回しか優勝できない、優勝以外の年は最下位かBクラス、どのチームより暗黒時代が長い。 理不尽な解雇にトレード、功労者に対する球団の対応・・・etc。試合以外でも悪いとこは散々観たし、何百回と落胆もさせられた。・・・でも、応援するんだよ!!! 筆者とは同世代ということもあり、大洋~横浜ベイスターズ~横浜DeNAベイスターズの記憶に残る出来事も全て共感できる作品、もちろん知らなかった事実や出版するにあたり取材したOBや移籍した選手の今だから語れる想いなど盛り沢山。 長年応援してきた誰もが想う、98年戦士による監督コーチ陣。 特に、琢朗・進藤・尚典・谷繁・佐伯・三浦のDNAは必ず継承しなくてはならない! 遠藤の引退試合のリリーフに当時19歳の三浦大輔が横浜魂を引き継いだように、98年戦士のDNAは時間が経っても色褪せることはない。 30年間何度も何度も足を運んだけど、未だに関内駅南口を出て横断歩道の信号が変わると、自然と早歩きになり、熱い胸騒ぎが起こり、スタジアムに吸い込まれていく。
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横浜ベイスターズの悲しいまでの敗北にまみれた日々と、突如として湧いて来た98年の感動。 その歴史を振り返りながら、なぜ横浜がダメなのか、なぜこのような現実に陥ってしまったのか。 主観混じりに語り、分析されたこの本は、横浜ファンにとって心揺さぶられる名著。 膨大なインタビューの数...
横浜ベイスターズの悲しいまでの敗北にまみれた日々と、突如として湧いて来た98年の感動。 その歴史を振り返りながら、なぜ横浜がダメなのか、なぜこのような現実に陥ってしまったのか。 主観混じりに語り、分析されたこの本は、横浜ファンにとって心揺さぶられる名著。 膨大なインタビューの数々と親会社の歴史からの考察まで、著者の物の見事なファンっぷりに、さらにさらに横浜ベイスターズを愛してしまう事、間違いない。 横浜ファンならもちろん、野球好きの皆様には是非読んで頂きたい名著。まさか双葉社とは…
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