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撲撲少年 の商品レビュー

2.8

12件のお客様レビュー

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2015/05/13

昔のゲームで、殴る効果音が、撲って感じだった。スパーンってなる感じではなくて、撲って重い音。撲撲ってのはそんな感じだろうか。 男ならだいたいにおいて格闘ものなんかちょっとは好きなもので、でもやっぱ最後にはスパーンと勝ってほしいと思うわけだけど、これがタックルで寝かしてとか、地味に...

昔のゲームで、殴る効果音が、撲って感じだった。スパーンってなる感じではなくて、撲って重い音。撲撲ってのはそんな感じだろうか。 男ならだいたいにおいて格闘ものなんかちょっとは好きなもので、でもやっぱ最後にはスパーンと勝ってほしいと思うわけだけど、これがタックルで寝かしてとか、地味に勝負するとか、なにしろ格好悪いんだけども、でも誰かが言っていたように、格好悪い事とはなんて格好良いんだろうかって事で、胸熱なのでした。

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2014/06/17

僕僕先生と全く関係なかった(笑)何で僕僕? 主人公の成長っぷりは面白かったけど、幼馴染3人の関係がイマイチ納得いかず…。

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2014/03/11

著者には珍しく現代の、それも総合格闘技に出会った少年の成長物語。水準以上のお話ではあるんですけど、このジャンルには百田尚樹の「BOX!」があるわけで、これを越えるのはなかなか難しそうです。

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2013/12/07
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※このレビューにはネタバレを含みます

なんだか、主人公が総合格闘技が大好きだー! という感じで終わるのかと思ったのですが、そうでもなかったのが残念。 もともと自分の不備でダブったのに、親の紹介で住ところもすんなり決まってうまくいきすぎな感じも。 湊が鉄也とくっついても、それはそれでよかったと思ったのですが、フラれても格闘技に出会えたみたいな感じなので。 でも、ライバル鉄也が最後に後味の悪い感じのキャラになってしまったのがおしかったです。

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2013/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

総合格闘技は全く遠い存在だった大学生が、するすると格闘技の世界へはまっていく姿を爽やかに書き上げた一冊でした。

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2013/10/16

僕僕先生とは無関係で,騙された感じがする~勇吾は大学生だが卒業するのに必要な単位を計算し間違えて留年決定となった。父に相談しても無駄だとは分かっていたが報告せざるを得ない。家電の営業で転勤を繰り返した父は松本にいるが,学費は出さない,アルバイトに精を出して,無事に4年になったら,...

僕僕先生とは無関係で,騙された感じがする~勇吾は大学生だが卒業するのに必要な単位を計算し間違えて留年決定となった。父に相談しても無駄だとは分かっていたが報告せざるを得ない。家電の営業で転勤を繰り返した父は松本にいるが,学費は出さない,アルバイトに精を出して,無事に4年になったら,学費援助すると言うが,貯金は30万しかなく,生活費にも足りない。メールで報せてきたのは,知り合いの中村を病院に見舞えと言うないようだったが,登山家は事故で両足を失い,時々見舞いに来てくれれば,乃木坂のマンションを使わせると提案し,更に吉祥寺のタイカレー店でのアルバイトも用意してくれていた。カレー店の取材に来た雑誌記者は松本時代の幼馴染み,湊だった。三人組のもう一人に再会させると連れて行かれたのは赤坂の総合格闘技ジム,いきなりスパーリングを申し込まれ,チビの鉄也になら負けないと受けるが,こてんぱんにやっつけられた。悩んだ末に入門したジムでは,それほど真剣でもないのにプロの練習に加えられ,最強の先輩が試合で負けたのも目の前にする。合宿では他の道場と一緒になり,その中には鉄也も含まれていた。有明の試合が催され,先輩二人が出場するが前座試合への出場を打診され,何となく承諾したのは,練習スパーでもの足りなさと,鉄也への闘志が燃えたからだった。DVDを持って研究に協力してくれた湊に恋心を抱き,夜中に遭いたくなって市川まで出掛けていくが,公園で鉄也といちゃつく姿を見せつけられ,何もかも嫌になってしまう。試合を断る気力もなく日々を過ごすが,病院から一歩も外に出ない中村さんが試合を見に来ると知り,会場までやっとの思いで出掛け,慌てて準備しても,やれることは限られている。肩の力を抜くことができたのは,1ラウンドで鉄也に好きなようにあしらわれた2ラウンド目からだった~原題はMMA boysだったが,単行本化するのに,人気に肖って撲撲に変えたらしい。出版社に説得されちゃったんだろう,気の毒に。大学4年だとしても,同級生の湊も22歳,出版社に勤めて一人で取材できる経験はないだろうに・・・。山仲間の結束力は固い・・・。納得できないことが多いぞ

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2013/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学の進級に必要な単位がふたつ足りない。厳格な父親にそれを報告した主人公・勇吾は、父の知人に部屋を借りて自ら学費を溜めることに。アルバイト先のカレー屋で偶然出会った昔馴染みの湊を通じ、現在は総合格闘技に入れ込んでいるというかつての友人・鉄也に出会う。安易に鉄也との勝負に挑んだ勇吾はしかし、彼によってこてんぱんにのされてしまい――。 といういきさつから始まる物語。それから勇吾は悔しさに押されて総合格闘技のジムに通い始めるけれど、徐々に純粋に楽しさを感じるようになり、やがて強さを求めていくようになる姿は見ていてとても清々しかったです。始まりは負けん気と湊への想いだったけれど、彼を支えていたのは教義そのものを楽しむ心だったのかな、と。ラストの展開には最初うーん? と首をひねってしまったんですが、そう考えてみると納得できるような気もします。 ジム「アライアンス」の人々も、皆個性に富んだ青年たちでした。特に妻と娘を持ちながら強くなることに誠心する孝さん。勇吾に総合格闘技の基本を教えるときの娘さん・琴音ちゃんとのやりとりには頬が緩んでしまいました。「こと、ぱんちぱんちするぞ」が心に残っています。和む親子だ……。小さい子がミットをつけてしっかりしたジャブを繰り出すのがとても可愛らしくて好きでした。 誰もが自分自身のやり方で、それでも強くなろうとしている。終盤で口に出される、“他人のために”だなんて言葉は信用できない、というような台詞が、この一冊を表しているようでした。始まりは他人でも、自分自身のために、皆、戦っていくんだろうな。

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2013/09/11

MMA Boys を改題したのはどうしてでしょう? くるすの残光の登場人物のように、やるべきこと、やらねばならないことを持って生きている人だけじゃない。 僕僕先生の王弁のように、何のためなのか自分でも分らずにそれでもなぜかそうしてしまう。 そこが僕僕少年との共通点なのでしょうか...

MMA Boys を改題したのはどうしてでしょう? くるすの残光の登場人物のように、やるべきこと、やらねばならないことを持って生きている人だけじゃない。 僕僕先生の王弁のように、何のためなのか自分でも分らずにそれでもなぜかそうしてしまう。 そこが僕僕少年との共通点なのでしょうか?

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2013/09/05

僕僕先生から、本人がぱくって、撲撲、なんてひねりが無いんだと思い、読んでみたら、タイトル以上にひねりが無くて全く興ざめ。兎に角、主人公とその幼馴染との因縁ということで話の骨格を作っているが、その因縁も全く響かず、何をもってしても、この3人に全く魅力が無いので、感情移入ができない。...

僕僕先生から、本人がぱくって、撲撲、なんてひねりが無いんだと思い、読んでみたら、タイトル以上にひねりが無くて全く興ざめ。兎に角、主人公とその幼馴染との因縁ということで話の骨格を作っているが、その因縁も全く響かず、何をもってしても、この3人に全く魅力が無いので、感情移入ができない。主人公が留年を機に、その生き方を変えるというのはない話ではないが、その変え方が余りにご都合主義的に周りの人々に恵まれすぎるぐらい恵まれ、本人の努力も何も感じられずに、何故にここまで優遇されるという話が、本当に独りよがりで全く詰らない。格闘家とかカレー屋の女主人とか脇役にはキャラがたった人々がいるだけあって、非常に残念な作品である。お勧めできない。

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2013/08/30

うーーーん。 主人公と、ジムやバイト先の人たちとの交流はおもしろかったんだけど、肝心の幼なじみ二人との関係性がいまひとつ理解できなかった。 なんで彼はあんなに主人公に勝つことに執着したのか、彼女はどんな気持ちで主人公を応援したりしていたのか???

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