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冬のフロスト(下) の商品レビュー

4.2

35件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

    6

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2019/03/21

相変わらずの面白さだが流石にワンパターンになってきた感があり。マンネリ=安定感であり、自分としては肯定的ですけど。フロストは署長の理不尽な叱責にもめげず諦めない責任感・正義感があるが、一方で捜査手法は適当でそのギャップがシリーズを追うごとに大きくなっている。ユーモア小説ではなくユ...

相変わらずの面白さだが流石にワンパターンになってきた感があり。マンネリ=安定感であり、自分としては肯定的ですけど。フロストは署長の理不尽な叱責にもめげず諦めない責任感・正義感があるが、一方で捜査手法は適当でそのギャップがシリーズを追うごとに大きくなっている。ユーモア小説ではなくユーモアのある主人公がハードでシリアスな事件に翻弄されるハードボイルド小説として読み終えました。

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2019/01/02

ある論文によると、落ち込んだとき気分転換に最適な余暇の過ごし方は、何よりも読書だそうです。個人的には納得の感。このフロスト警部シリーズは、ラヴゼイのダイアモンド警視シリーズと並んで、お気に入り。純粋な推理ものではなく、フロストの武器はあくまでヤマカン。推理小説としては変化球だけど...

ある論文によると、落ち込んだとき気分転換に最適な余暇の過ごし方は、何よりも読書だそうです。個人的には納得の感。このフロスト警部シリーズは、ラヴゼイのダイアモンド警視シリーズと並んで、お気に入り。純粋な推理ものではなく、フロストの武器はあくまでヤマカン。推理小説としては変化球だけど、これが面白い。今回は事件がてんこ盛り過ぎて、正直、完全解決にはほど遠い。周りの警官も無能過ぎ、科学捜査のカの字もない。それでもやっぱり面白い。よい読書の時間でした。

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2018/12/21

危機一髪から始まった下巻。最後まで大忙しのフロスト警部ですが、本編は本当に最後の最後まで引っ張ります。フロストの、身内に見せる優しさや情も見どころ。

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2018/05/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

相変わらず、ドタバタしながら直感を頼りに捜査を進め、運が良ければ犯人逮捕、悪ければ訴えられないようぎりぎりの交換条件をちらつかせ釈放という垂れ流しの捜査絵巻であるのだが、何故かおもしろい。 フロストの根は真面目で正義感が強いところ、でもとにかく下品で皮肉を言わせたら天下一品であるところ、周囲の部下からはとにかく親しまれているところがじわじわと滲み出ているところ、などなど、あったかストーリーで肩肘張らずに読めるところが良いのだと思う。 タフィーが何かどでかい仕事をしてくれるのかと思っていたが最後までただのぼんくらだったのが、残念なような、これがフロストシリーズだと思うような。

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2015/05/15

フロスト警部シリーズ。忙しすぎるのは変わりない。児童誘拐殺人事件、娼婦殺人事件、白骨死体事件、、といくつも同時に事件を抱え、どたばた捜査しながら解決していく話。署長にいらつき、無能な部下にあきれながら読み進めた。フロスト警部の会話や冗談のおもしろさは半端ない。誰にも聞かれてなくて...

フロスト警部シリーズ。忙しすぎるのは変わりない。児童誘拐殺人事件、娼婦殺人事件、白骨死体事件、、といくつも同時に事件を抱え、どたばた捜査しながら解決していく話。署長にいらつき、無能な部下にあきれながら読み進めた。フロスト警部の会話や冗談のおもしろさは半端ない。誰にも聞かれてなくても一人でつぶやくところもいい。明るく楽しく読める警察小説。

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2014/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お気に入りのフロスト警部シリーズの今のところ最新の邦訳版。本を読んで思わず笑ってしまうことは、めったにないが今回は笑わしてもらいました。ただ、描かれる事件は笑えるような事件ではなく、それも同時進行で、多発するのだが、最後は全て解決してしまうという、作者はどうやって書いているのかと不思議に思う。これがイギリスの良質のミステリー。

Posted byブクログ

2014/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よくもこんなに事件が起きるな、と思います。 それにしてもこのシリーズは、日本語の表現が多彩です。横紙破り、業腹、身空などは普段使わないので勉強になりました。また「掛り合いになりたくない」はずっと「かかわり合いになりたくない」と思ってました。。。訳も秀逸で楽しめるミステリーだと思います。 あと1シリーズで終わりとは残念すぎます。

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2014/08/10

下品な冗談も勘頼みの捜査も芋兄ちゃんのダメっぷりも何もかもパワーアップして、分厚さを感じさせない面白さて一気読み。読み終わってから、あれ終わっちゃったと寂しくなる始末。覚えきれない数の事件を並行捜査し、それを全部解決するフロストは、実は凄腕刑事なのではなかろうか。なによりそれをし...

下品な冗談も勘頼みの捜査も芋兄ちゃんのダメっぷりも何もかもパワーアップして、分厚さを感じさせない面白さて一気読み。読み終わってから、あれ終わっちゃったと寂しくなる始末。覚えきれない数の事件を並行捜査し、それを全部解決するフロストは、実は凄腕刑事なのではなかろうか。なによりそれをししっかり書ききる作者の腕と訳者の技量が際立つシリーズも、あと一作。心して待とう。

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2014/06/25

後半になってもドタバタ続き。それがなんとなく終息していくのが面白い。怪盗マクラカヴァーはちょっとあっさりすぎだけど。結局モード警部代行の病欠は何か意味があったのだろうか。初め思わせぶりだったけど、結局そのままだったような。

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2014/04/27

私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ ...

私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ つまらない もしくは趣味が合わない 2014.4.26読了 上巻に合わせて記載

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