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オー!ファーザー の商品レビュー

3.9

632件のお客様レビュー

  1. 5つ

    143

  2. 4つ

    265

  3. 3つ

    148

  4. 2つ

    24

  5. 1つ

    2

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父親4人????

伊坂さんの作品は私には向き不向きがあるのですが、これは上位3位に入ります!いつも就寝前に30分程読書をするのですが、止められないほど面白ろかった!保存版にして繰り返し読みたい!と思える作品でした。

alohamaiko

2024/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

4人の父親という設定一本で突っ走る本作。設定ありきで描き切った内容は、娯楽として見ると好感。設定が面白いから書いた!という潔さは、ストーリー性とか現実目線とか、細かい指摘を排除させるだけのパワーを感じさせる。内容はともかく、好感は持てます。

Posted byブクログ

2024/10/24

読み終わってすぐに あぁ、私はきっとまた由紀夫と4人の父親たちに空いたくなると確信 出てくる登場人物がみんなどこか抜けていて 愛すべきキャラクター 物々しい出来事もたくさんあったはずなのに 何故だか大丈夫と信じて読み進められる心地よさ 嫌に冷静でクールな由紀夫のキャラも良いん...

読み終わってすぐに あぁ、私はきっとまた由紀夫と4人の父親たちに空いたくなると確信 出てくる登場人物がみんなどこか抜けていて 愛すべきキャラクター 物々しい出来事もたくさんあったはずなのに 何故だか大丈夫と信じて読み進められる心地よさ 嫌に冷静でクールな由紀夫のキャラも良いんだよな

Posted byブクログ

2024/10/22

 主人公は高校生の由紀夫。なんと、彼には4人の父親がいます! 過去にではなく、今現在、同時多発的に4人いて、母親とともに6人で生活しているんです。え、どゆこと?と困惑する設定で始まる本作ですが、初期の頃の伊坂節全開の面白さでした。  気になるのが、由紀夫の本当の父親は4人のうち...

 主人公は高校生の由紀夫。なんと、彼には4人の父親がいます! 過去にではなく、今現在、同時多発的に4人いて、母親とともに6人で生活しているんです。え、どゆこと?と困惑する設定で始まる本作ですが、初期の頃の伊坂節全開の面白さでした。  気になるのが、由紀夫の本当の父親は4人のうちの誰?母親はどんな人?ですが、作中では明かされません。母親も全く前面に出て来ず‥。  でも、それでいいんです。読み進めるほどに、そんな瑣末なことはどうでもよくなってきます。  個性あふれる父親たち①ギャンブル好きな鷹 ②冷静沈着で聡明な悟 ③スポーツ万能の勲 ④女好きでもてる葵の4人は、バラバラ好き勝手ですがなぜか仲がよく、由紀夫をこよなく愛してます。  由紀夫も4人の血を引き(んな訳あるか!)、成績優秀で運動神経がよく、麻雀上手。さらに女子人気も高く、ちょっとめんどくさいガール・フレンドもいます。こんな由紀夫が事件に巻き込まれていきます。  詳細は避けますが、個性が際立つ登場人物が多いこと、軽妙ハイセンスな会話の楽しさ、さりげなく散りばめられた金言や戒め、無関係にみえる事件や事象が見事につながる巧みな伏線回収等々、伊坂さんの面白さが全部詰まってます。  ミステリー要素を追うよりも、ファミリー、とりわけ父と子の関係性に注目することで、伊坂さんのエンタメ性が伝わる気がします。  現実の高校生の息子と父親って、ぎくしゃくしたものが普通と思われますが、父親の過干渉へ辟易しながらも、心では信頼しつながっている、というのは理想ですね。

Posted byブクログ

2024/10/21

どうも、この本は私に合わなかった! この母親はえ~っという感じ。 二股どころか、四股で未婚のまま、式は 五人仲良く写真に収まっている。 ――設定が凄いと思った。 しかし展開が、イマイチとしか言えない。 もっと母親の登場があっても良かったと思う。喧嘩をしろとは言わないが、もう少し...

どうも、この本は私に合わなかった! この母親はえ~っという感じ。 二股どころか、四股で未婚のまま、式は 五人仲良く写真に収まっている。 ――設定が凄いと思った。 しかし展開が、イマイチとしか言えない。 もっと母親の登場があっても良かったと思う。喧嘩をしろとは言わないが、もう少しすったもんだがあってもいい。 今、短歌に片寄っている! 読書と短歌の双方を、は難しい時がある。例えば、短歌の締切前だ。でも、 NHK短歌テキストへの投稿が掲載されました。 そのことについては、11月号レビューに書きます! 2024、10、20

Posted byブクログ

2024/09/25

#34奈良県立図書情報館ビブリオバトル「ホーム」で紹介された本です。 2013.10.19 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-1055.html?sp

Posted byブクログ

2024/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

伊坂ワールド!ページをめくるたびに「一体どこに向かっているのか?」細かなエピソードが全て伏線じゃないかと、じれったい様なもどかしい様な…少し疲れて来たな(笑)と感じ始めた所で大事件が勃発!「ミステリー来た!」と興奮がピークに。そこからページを捲る手が止まらなかった。 この家族は足し算ではない掛け算の関係性。父親が四人て、もう嫉妬やら何やらで大変な事になりそうだけど、そこはやっぱり一人にはしぼれなかった夫達。四人共に魅力的で素敵な人達だからこそ、素晴らしい家族になっている。 こんな人達に出会ったら、そりゃ選べませんよ笑 こんな男達を惹きつけて止まない女性であり、また息子もしかり。 結果しっかりと四人の父親の背を見て育ってしまった。 母親よ、あなたの大切な夫たちはしっかりと息子を守ってますよ!

Posted byブクログ

2024/09/01

父親全員みんな違って個性的すぎて面白い でも母親と息子に対してはみんな同じ感じなのも良い 母親も凄い人や

Posted byブクログ

2024/08/04

少し物足りなさは否めませんが、それでも伊坂さんワールド全開で楽しめました!! ギャングもそうでしたが、4人という設定は伊坂さんは好きなんのでしょうか?

Posted byブクログ

2024/07/06

カオス!カオス!カオス!と叫びながら読了。由紀夫と4人の父親の、親子でありつつ友達みたいな関係性が羨ましく感じられます。最初の方は正直淡々と読み進めていましたが、ラストに向けた展開の捻り上がり、最後30ページの伏線回収が見事。

Posted byブクログ