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香彩七色 の商品レビュー

3.2

27件のお客様レビュー

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2014/05/07

20140427 香道家が出てくるなんて珍しいなと思って手に取りました。 うーん、好きな話なのになー、なんだか。 続きありきの話なのかな。 ならば続きも読みたいところ。 呆然、愕然という言葉が多くて、ちょっと閉口。 とてもショック受けたってことはわかるんだけれども。 会話の装...

20140427 香道家が出てくるなんて珍しいなと思って手に取りました。 うーん、好きな話なのになー、なんだか。 続きありきの話なのかな。 ならば続きも読みたいところ。 呆然、愕然という言葉が多くて、ちょっと閉口。 とてもショック受けたってことはわかるんだけれども。 会話の装飾は綺麗で素敵だったし、食べ物は美味しそうだったし、登場人物も書き分けがわかりやすくて、それは良かった。背景設定はイマイチ、かな。 香道って武家もめっちゃやってたけど、そこは”お話”だから、公家のものとしてある、ってことなのかな。それはちょっとうーん、どうとらえていいかわからないけど、私の好みではなかったのかも。 しかし、主人公の嗅覚の凄さをメインにすればよかったのになぁなんて。いかに香りを表現するかの話になってしまったような。難しいねー、蘊蓄と共存させるのは。いっそのこと捨て置けたらよかったのかもしれない。 個人的に。 一話目、主人公の友人の幼なじみの話、は謎解きにおいてもすごく良いのに、なんだか微妙。 二話目、結婚祝いにふさわしいお寺の香木を決める話、は、解決の切り口はいいんだけど、結論?みたいなのが微妙。 三話目、主人公の年下の友人がトラブルになった話、は、友情ってなんなんだろうって別の意味で考えた。

Posted byブクログ

2014/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

香道に触れたことのある身としては、香道を扱ったお話って珍しいな~と思わず手に取った一冊。 遺された香りのメッセージを紐解き、目に見えない真実へと誘う、、、というコンセプトはとても面白いアプローチだと思うのですけれど、人物や背景等些かちぐはぐ感は否めない。 続編ありきなのかな? ただ、作中で語られる香りについてのあれこれは、香道に関しては勿論のこと、アロマや香水等身近にある様々な香りを分かりやすい語り口で扱っているので楽しめます。 余談ですが、作中にチラッと出てきた日曜家族ドラマ『野菜デカ』が少々気になります(笑)

Posted byブクログ

2013/10/22

 香りの描写が豊かで読んでいて心地よい。香道とミステリがうまいこと連動している。続編が出るなら読みたいなー。

Posted byブクログ

2013/07/16

ジャケ買いだったけど、なかなかに。 香りの表現は難しいよなあと思った。私が気にするのは、「におい」は嫌なもの、「かおり」は好きなものに使いたいなあってことくらい。 自分は嗅覚を働かせていたかなあと思った。ちょっと日常の香りを気にしてみようかと思う。

Posted byブクログ

2013/07/08

香りを聞く。香りから連想した風景や色を言葉にする。きっと自分でやったら難しい。でも、この本では、文字として読んでいるだけでなんとなくだけど、香ってくる様な気がする。 香りっていろんな表現ができて、素材が植物だからこそ、花言葉などとも紐づける事ができる。 香りが楽しいと思えるライト...

香りを聞く。香りから連想した風景や色を言葉にする。きっと自分でやったら難しい。でも、この本では、文字として読んでいるだけでなんとなくだけど、香ってくる様な気がする。 香りっていろんな表現ができて、素材が植物だからこそ、花言葉などとも紐づける事ができる。 香りが楽しいと思えるライトな小説。

Posted byブクログ

2013/07/25

■ほのかに香る謎を紐解くアロマミステリー 犬並みの嗅覚をもちながら今までその能力を美味しいものを食べることにしか使ってこなかった秋山結月。そんな彼女が大学で出会ったのは、古今東西の香りに精通する香道宗家跡取り・神門千尋(家出中)だった。人嫌いの千尋に邪険にされつつも、結月は次第...

■ほのかに香る謎を紐解くアロマミステリー 犬並みの嗅覚をもちながら今までその能力を美味しいものを食べることにしか使ってこなかった秋山結月。そんな彼女が大学で出会ったのは、古今東西の香りに精通する香道宗家跡取り・神門千尋(家出中)だった。人嫌いの千尋に邪険にされつつも、結月は次第に香りの世界に魅了されていく。香水、精油、そして香木……。初めて耳を傾けた香りは、何より饒舌に秘密を語っていた。「目に見えるものだけが、この世のすべてじゃない」──人々が香りに託した様々な想いを読み解いていく、ほのかなアロマミステリー!

Posted byブクログ

2013/06/30

香りの話をからめつつ、日常の謎を解くタイプの ストーリーだった。3個の話は、それぞれ独立の謎が 絡んでいるけど、それぞれが温かみのある話に なっていて、そのあたりが良かった。 続編があったら、読んでみたいかと思う。

Posted byブクログ