香彩七色 の商品レビュー
「初恋」 残っていた想い。 もし何事もなく手紙を渡していたとしても、本文は何もなく香りだけの特別な一枚だっただろうな。 「勝れる宝」 渡したい香りは。 自分で決めれないから頼ったのは本当だったとしても、それが香である意味は特になかったのかも。 「君を想う」 友人だったから。 ...
「初恋」 残っていた想い。 もし何事もなく手紙を渡していたとしても、本文は何もなく香りだけの特別な一枚だっただろうな。 「勝れる宝」 渡したい香りは。 自分で決めれないから頼ったのは本当だったとしても、それが香である意味は特になかったのかも。 「君を想う」 友人だったから。 変わらざる得なかったとはいえ、そんな姿を見られたことなどが耐えきれないから拒絶したのだろ。
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香りにまつわる3篇の連作短編。 『目に見えるものだけが、この世のすべてじゃない』 香りを聴くというのは綺麗だな
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香りをテーマにしたミステリー。ミステリーにからめた愛情あふれるドラマが繰り広げられる。 香りをテーマに、というのが真新しく、またあまりメジャーではない香道の文化にも触れられる面白い物語。 作中、香りを表現する際に風景に例えられる、しかもその風景描写が精緻なもので目の前に...
香りをテーマにしたミステリー。ミステリーにからめた愛情あふれるドラマが繰り広げられる。 香りをテーマに、というのが真新しく、またあまりメジャーではない香道の文化にも触れられる面白い物語。 作中、香りを表現する際に風景に例えられる、しかもその風景描写が精緻なもので目の前にその光景が広がっているかのように感じることができた。 香りを風景で捉える新鮮さ、そして豊かな文章表現。興味を惹かれる心安らぐ作品。
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異常なほどの嗅覚を持つ女子大生が香道家の跡取り息子と”香り”を鍵に謎を明らかにしていくライトミステリー。 3つのエピソードが語られるが、どれも結構切ない。 とくに最初の話は他の話がハッピーエンドに落ち着くのに対して、この話はもはや手放しのハッピーエンドにはなりえない喪失感があって...
異常なほどの嗅覚を持つ女子大生が香道家の跡取り息子と”香り”を鍵に謎を明らかにしていくライトミステリー。 3つのエピソードが語られるが、どれも結構切ない。 とくに最初の話は他の話がハッピーエンドに落ち着くのに対して、この話はもはや手放しのハッピーエンドにはなりえない喪失感があって胸が痛い。けれどそれだけに個人的には一番好きなお話。 これは作者の作品としてはかなり初期のものなので、伏線の貼り方とか語り口が少し弱い気がする。 あと主人公と御曹司との間に恋愛要素がほとんどないのは個人的には残念だ^^ 続巻があれば、そういう展開もあったのかな?
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新しめの作品かと思いきや、そうでも無かったみたい。ということは、続編は出てないのかな? 主要人物や街の情景など、これで舞台設定が整ったかな、ここから本編開始かな、という読後の印象だったので、続編出てないならちょっと惜しいなぁ。 香りっていうテーマ、興味深いのだけど。
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試香 一炉:初恋 秋山結月 啓太 神門千尋 二炉:勝れる宝 結月 神門千尋 隆平 東水寺海棠 三炉:君を想う 結月 神門千尋 隆平 愛美 杏奈 香、満ちる
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全体的に香りにまつわるミステリーなので、読んでいる最中、「これってどんな香りだったっけ?」となる。そこも楽しめると、この本は物語としても、香りとしても楽しめると思う。 香りに詳しくなくても、結月は食べ物が好きなひとなので食べ物にたとえたりしてくれるため、ある程度は楽しめる作品。
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(内容) 犬並みの嗅覚をもちながら今までその能力を美味しいものを食べることにしか使ってこなかった秋山結月。 そんな彼女が大学で出会ったのは、古今東西の香りに精通する香道宗家跡取り・神門千尋(家出中)だった。 人嫌いの千尋に邪険にされつつも、結月は次第に香りの世界に魅了されてい...
(内容) 犬並みの嗅覚をもちながら今までその能力を美味しいものを食べることにしか使ってこなかった秋山結月。 そんな彼女が大学で出会ったのは、古今東西の香りに精通する香道宗家跡取り・神門千尋(家出中)だった。 人嫌いの千尋に邪険にされつつも、結月は次第に香りの世界に魅了されていく。香水、精油、そして香木……。初めて耳を傾けた香りは、何より饒舌に秘密を語っていた。 「目に見えるものだけが、この世のすべてじゃない」──人々が香りに託した様々な想いを読み解いていく、ほのかなアロマミステリー!
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記憶に繋がる香りって結構あります。 思い出と一緒によみがえる香りが多いほどいろんな経験してきたのだと気付かされます。 ただ想像してみたけど群青色の香りが素敵なイメージだけしかわからないのが悔しい。 これからその域に達していける経験したいなぁ。
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