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若者の取扱説明書 の商品レビュー

3.7

22件のお客様レビュー

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2024/08/06

「ゆとり世代」はそれより前の世代とは明らかに違っている。ただ、私自身は共感できるとこともあり「ゆとり世代」に似ているかもと思う点もある。章扉に書かれている、扱いに困っている若者への対応策が参考になりそう。

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2023/12/29

少し前の本だが、自分に当てはまることが多く面白かった。大学の授業でも文中で取り上げられているようなことを行なっているため、教授たちもこういった本を読んで授業をしているのかなと思った。

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2020/01/19

若者の取説 出された宿題は必ずやってくる 問題は情熱はない 物足りなさを感じてしまう世代 大学30人のクラス 誰か発表して アイデアのある人は? 君はどう思う?ときくと立派に答える 突出して恥をかきたくない心理 何頑張ってるの?と、冷やかし 人が通った道でないと危なくて通れ...

若者の取説 出された宿題は必ずやってくる 問題は情熱はない 物足りなさを感じてしまう世代 大学30人のクラス 誰か発表して アイデアのある人は? 君はどう思う?ときくと立派に答える 突出して恥をかきたくない心理 何頑張ってるの?と、冷やかし 人が通った道でないと危なくて通れないという慎重さ 今は小動物さえ恐れる動物 昔は猪

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2018/07/24

現役の大学教授でもある齊藤孝が、自身の経験も踏まえて、今どきの若者との付き合い方について解説した一冊。 実際に触れてるだけあって説得力があった。

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2014/11/14

時代は移ろい今や自分が上の世代からされたことを下の世代にしていけばいいというものではなくなってきている。本書はゆとり世代にいかに向き合うかの指南書である。目立つのを嫌う。折角必死に準備してきたものもそれをひけらかさない奥ゆかしさがある。最大の喜びは自分の存在やエネルギーをかけた部...

時代は移ろい今や自分が上の世代からされたことを下の世代にしていけばいいというものではなくなってきている。本書はゆとり世代にいかに向き合うかの指南書である。目立つのを嫌う。折角必死に準備してきたものもそれをひけらかさない奥ゆかしさがある。最大の喜びは自分の存在やエネルギーをかけた部分の価値を認めてもらうこと。今の若者はかまってもらいたいという願望を強く持っている。放っておいてくれという独立独歩的な者は減り細かく丁寧に指導されるのを待っている場合が多い。重要なのはいい部分を褒めること。但し嘘やお世辞は必要ない。かえって逆効果。リーダーが客観的評価の眼を持っていると思ってもらえないとコメントの効力がなくなる。潤滑油をさすように会話の中にひとこと織り込めばよい。何度も膝を打った。

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2014/11/22

 図書館より  明治大学の教授の齋藤さんの著作だけあり、自身の講義での体験や教育法を通じて最近の若者(特に大学生)の傾向や付き合い方について書かれています。  よく「最近の若者は何考えてるかわからない」だとか「自分から動こうとしない」などといった若者批判に対し齋藤さんは、 「...

 図書館より  明治大学の教授の齋藤さんの著作だけあり、自身の講義での体験や教育法を通じて最近の若者(特に大学生)の傾向や付き合い方について書かれています。  よく「最近の若者は何考えてるかわからない」だとか「自分から動こうとしない」などといった若者批判に対し齋藤さんは、 「彼らは彼らなりに考えてるし、それをいかに引き出し、聞きだすかを考えなければならない」というスタンスで自身の若者との付き合い方を紹介されています。  僕はゆとり世代の若者の部類に入りますが、この本で書かれていることは結構当たっているな、という印象を受けました。縦の関係より横の関係を重視して、その関係の中で目立ちたくないと思ってしまう思考や、(授業で発言をせずに周りの反応をうかがう生徒たちなど) 怒られるとものすごくダメージを受けてしまったり、といったことなどです。  以前とあるバイトをしていた時、「その話し方気持ち悪いぞ」とか「二十歳になってこんなんもできんなんて恥ずかしいと思わんか?」など社員の方に結構きついことを言われそれが嫌で辞めてしまったことがあります。  叱られることはありがたいことだとは頭では分かってるつもりなのですが、それでも言葉尻とかはある程度考えてもらわないとやっぱりしんどいんですよね…。甘えと言われればそれまでですが…  本の内容的には、若者が分からないという中高年層に向けられた内容だという印象を受けたのですが、 若い世代も今の自分たちはどうとらえられているのか、ということを考える上で読んでみてもいい本だと思います。  自分もこの本を読んで、こう思われているのか、ということやこういう側面や考え方が相手を困らせているのか、ということを考えることができたので、今後はできる限りそこを改善していけたらな、と思いました。

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2014/11/04

2013年6月初版 齊藤孝 著 == 「大人しくて真面目は最大の武器になる」 近年日本の未来については、少子高齢化の進展や、経済成長の停滞、国際競争力も新興国に押され気味とネガティブに語られることが多かった。しかし、この気質をベースとすれば、平和で安全、安定的で、創意工夫に満ちた...

2013年6月初版 齊藤孝 著 == 「大人しくて真面目は最大の武器になる」 近年日本の未来については、少子高齢化の進展や、経済成長の停滞、国際競争力も新興国に押され気味とネガティブに語られることが多かった。しかし、この気質をベースとすれば、平和で安全、安定的で、創意工夫に満ちた社会が成り立つだろうと考える(驚くほど成長するポテンシャルを彼らは持っている)。問題は、彼らを伸ばすための環境をどれだけ整えることができるか、ということに限る。 そんな内容。 本質的に若者を考察する、というよりも少し対処療法的な印象でした。それはそれでニーズがあることだと思うのですが、ここまで現場で日々若者に晒されている人が、もう少しひきの目線でこの現状をどう語るのかも知りたくなりました。

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2014/08/25

★☆★【 読 了 】★☆★ 齊藤孝『若者の取扱説明書』 いわゆる「ゆとり世代」を想定とした、若者との接し方の解説書。 著者の経験と取り組みを紹介しつつ、若者の特徴、どうすれば彼らを成長に導けるのかということを分かりやすく解説している。 考え方がわからないとかダメだとかいって諦...

★☆★【 読 了 】★☆★ 齊藤孝『若者の取扱説明書』 いわゆる「ゆとり世代」を想定とした、若者との接し方の解説書。 著者の経験と取り組みを紹介しつつ、若者の特徴、どうすれば彼らを成長に導けるのかということを分かりやすく解説している。 考え方がわからないとかダメだとかいって諦めるのではなくて、よく理解して「若者」に接すれば予想以上の能力を発揮するようだ。 著者の想定する若者の心理についても、なにも「ゆとり世代」や「若者」に限ったことではないなと感じた。 自分自身にも「ゆとり世代」要素は当てはまることもあると感じた。 「最近の若者は」というのは古代より延々と脈々と言われてきていることなのだ。 他者に対する見方を変える必要があると感じた。 ---------------- 【内容(「BOOK」データベースより)】 真面目だが消極的で反応がうすく、「どうにか無難にやり過したい」という考え方が主流。ゆとり教育を受けた、1980年代後半から200年代前半生まれの「ゆとり世代」にはそんな傾向が見られる。若者の教育に20年以上携わってきた著者も、彼らを目の当たりにした当初は失望しかけたこともあった。しかし彼らの「自分だけ取り残されたくない」という感情をうまく使って力を引き出す「逆手指導ステップ」を編み出したことで、失望は希望に転換した。本書はそのメソッドのほか、「注意する時は『肯定→アドバイス→肯定』」「本音を知りたければ紙に書かせる」などのコツを伝授する。 ———————— 【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】 齋藤/孝 1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社文庫、毎日出版文化賞特別賞受賞)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞受賞)など多数 ———————— 【目次】 第1章 コツを掴めば、今の若者は驚くほど伸びる 第2章 若者たちは意外にがんばれる 第3章 日本の組織には、「褒めコメ」が足りない 第4章 若者との“異文化”コミュニケーション術 第5章 タイプ別・「困った若者」の処方箋 第6章 若者たち自身が考える、「若者のトリセツ」 ----------------

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2018/06/11

手前味噌になるが、自分自身が教員として日々実践していることを端的にわかりやすくまとめてくれているというのが率直な感想。 著者の根本的な考え方(そうでもないかも知れないが)に共感できない部分は正直あるものの、組織を円滑に運営することに重点を置くならば、組織のリーダー格ほどこの本を...

手前味噌になるが、自分自身が教員として日々実践していることを端的にわかりやすくまとめてくれているというのが率直な感想。 著者の根本的な考え方(そうでもないかも知れないが)に共感できない部分は正直あるものの、組織を円滑に運営することに重点を置くならば、組織のリーダー格ほどこの本を読むことが有効に作用すると確信できる1冊でもある。 2018.06.11 再読

Posted byブクログ

2013/11/30

これは非常に役立ちます。学生集団と仕事で一緒になる方や新人社員教育をする方に最適。一律に課題を与えて成果を褒めまくるという接し方は私の経験と同じ!納得の星4つ

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