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土蛍 の商品レビュー

3.5

32件のお客様レビュー

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2013/07/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猿若町捕物帳シリーズ第五弾 今回、巴之丞や梅が枝が大人しかった気がします。 代わりに、お駒・おたつ母娘が前に出た感じですかね。 次巻も待ち遠しいです~。 因みに、四話目「はずれくじ」のオチ(?)には、“そっちか!”と思ってしまいました。

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2013/07/09

+++ 業の深い男たち。見捨てることも、許すこともできぬ女たち。 長屋の差配人の殺し。芝居小屋で見つかった変死体。そして、青柳屋の遊女・梅が枝も巻きこまれた吉原の火事……。 背後にある男女の相剋を、同心・玉島千蔭はどう解きほぐすのか? 好評シリーズ最新作! +++ 表題作のほ...

+++ 業の深い男たち。見捨てることも、許すこともできぬ女たち。 長屋の差配人の殺し。芝居小屋で見つかった変死体。そして、青柳屋の遊女・梅が枝も巻きこまれた吉原の火事……。 背後にある男女の相剋を、同心・玉島千蔭はどう解きほぐすのか? 好評シリーズ最新作! +++ 表題作のほか、「むじな菊」 「だんまり」 「はずれくじ」 +++ 玉島千蔭のシリーズである。千蔭をはじめとして、父の後添いのお駒、小者の八十吉、役者の巴之丞、遊女の梅が枝など、みな一様に情が厚い。そしてどこか頑固であるので、時に伝わるものも伝わらなかったりするのが歯がゆくもある。だが、そのおかげで、救われる者がいたりもするので興味深い。人と人というものは、むずかしくも面白いものだと思わされる一冊である。

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