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土蛍 の商品レビュー

3.5

32件のお客様レビュー

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2013/10/08

義母は無事子供を産み、主人公は年の離れた兄へとランクアップ。 そんな真面目な人のお仕事短編集。 などと表現すると、確実に内容が誤解されるかと(笑) しかし無事子供産まれてよかった、のですが 正直男でも女でも大丈夫だったような気がしますが。 今回意外な相手が犯人でした、が多かっ...

義母は無事子供を産み、主人公は年の離れた兄へとランクアップ。 そんな真面目な人のお仕事短編集。 などと表現すると、確実に内容が誤解されるかと(笑) しかし無事子供産まれてよかった、のですが 正直男でも女でも大丈夫だったような気がしますが。 今回意外な相手が犯人でした、が多かったです。 むしろ想像できない悲壮な脳内なのが問題ありでしょうか? 女の嫉妬と意地は怖い、という、多分確実に違う認識。 人の物が欲しい女はいますけど、そこに胡坐をかいて だらだらしている男なんぞ、もう意地以外ではいりません。 ついでに言えば、美味しい所だけを持って行こうとする男も それ以外はいらない所だとしか認識してないので 幸せなんて気づくはずもなく…。 かと言って、人を当てにしている男もどうかと思います。 救われたから次も、と考えるのは頭が足りないというか 楽観的というか、刹那人? と、つらつら考えていくと、どうしようもない男ばかり。 人間どうしようもない所は多々ありますが 品評会のように大量、ですw そして今回も嫁の来てはなく…。 そういえば、最初の話のとっかかり(?)だった痛みは 結局気のせいだったのでしょうか?

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2013/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このシリーズもともと好きですが、短編でも読み応えがあります。 千蔭様の周りは色々と変化があるのですが、ご本人はなかなかご縁がないですねぇw

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2013/09/07

図書館で借りる。結構世知辛いと思った江戸時代。特に「はずれくじ」なんて底辺に生きている故の物悲しさが、いっそ滑稽なくらいに感じた。

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2013/08/30

『サクリファイス』などの他にこんなシリーズものが出ていたとは。 同心の玉島千蔭と人気女形の巴之丞、花魁の梅が枝が主要人物。 さらりと読んだ。

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2013/08/23

江戸の奉行所を舞台とした、猿若町捕物帳シリーズ。宮部みゆきにも似た小気味よい短篇集で、脇を固めるキャラクターが魅力的なため、新刊が出たら取りあえず手に取る。 シリーズ最初の頃に比べると、個別の事件が中心で、メインのストーリーには進展がない。シリーズとして引っ張るつもりなのか、やや...

江戸の奉行所を舞台とした、猿若町捕物帳シリーズ。宮部みゆきにも似た小気味よい短篇集で、脇を固めるキャラクターが魅力的なため、新刊が出たら取りあえず手に取る。 シリーズ最初の頃に比べると、個別の事件が中心で、メインのストーリーには進展がない。シリーズとして引っ張るつもりなのか、ややネタ切れの感があり、残念。

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2013/08/21

同心・玉島千蔭の猿若町シリーズ。 時代小説ではあるけども、どっちかというとキャラものっぽい読みやすさ。話もあんまり込み入ってないし。割と好きなシリーズなんですが。。。 ちょっと今回はあっさりしすぎな印象。 特に最後の一本とか。ベタベタすぎるトリックでもってごく短い話を一本書いちゃ...

同心・玉島千蔭の猿若町シリーズ。 時代小説ではあるけども、どっちかというとキャラものっぽい読みやすさ。話もあんまり込み入ってないし。割と好きなシリーズなんですが。。。 ちょっと今回はあっさりしすぎな印象。 特に最後の一本とか。ベタベタすぎるトリックでもってごく短い話を一本書いちゃいました的な。 キャラもののシリーズとしても今回特に人物の相関図に変化もたいしてなかったし。。閑話休題的な一冊なんでしょうか。

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2021/07/11

猿若町捕物帳の第5弾! 続ききたー! このシリーズ好きです。相変わらずぞくっとする感じですね。 救いがあったりなかったりするんですけど、それも良い。 --- 再読。うーん・・・面白い・・・。

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2013/08/10

堅物同心・玉島千蔭が好きで読んでいるシリーズ。もう5作目になったんですね。千蔭のお嫁さん候補だったはずのじゃじゃ馬が義理の母になり、彼の弟まで生まれてしまう、という展開も可笑しいです。. このシリーズは、千蔭と、人気女形の巴之丞、美貌の花魁・梅が枝の三人が織りなす江戸の町の人...

堅物同心・玉島千蔭が好きで読んでいるシリーズ。もう5作目になったんですね。千蔭のお嫁さん候補だったはずのじゃじゃ馬が義理の母になり、彼の弟まで生まれてしまう、という展開も可笑しいです。. このシリーズは、千蔭と、人気女形の巴之丞、美貌の花魁・梅が枝の三人が織りなす江戸の町の人間模様が売りなんだろうけど、今回は、巴之丞も梅が枝も今ひとつ。 私は、役宅での千蔭と義理の母・お駒とのやり取りを楽しんで読みました。(#^.^#) 物語の中心は当然、事件の解明なのですが、それも動機や探索の内容ともに、ちょっと弱かったかなぁ。 千蔭の小者である八十吉の目線から物語が語られている、というのが大きな趣向なのだけど、それもなんか中途半端。長年、千蔭の父親の代から仕えてきた彼から見た千蔭という男、お役目、事件から炙り出される人間模様など、もっといくらでも面白くなっただろうに、なんでだろ、物足りない・・・。 せっかくいいキャラが揃っているのだから、もっと奥深くまで人間というものをエグって、読者を楽しませてほしいなぁ、と思った次第です。 すみません、エラそうで。 千蔭が好きだから新作が出たらまた読まずにはいられないんだろうけど。(#^.^#)

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2013/07/30

短編4作品収録。 シリーズ5冊目の安定感で一気読み。 決して派手ではないが、心の奥底に渦巻く情念にゾクッとした。 でも今回は千蔭、巴之丞、梅が枝があまり前面に出ず、ちょっと寂しかったかも。

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2013/07/23

L 猿若町捕物帳5 八十吉の痛え痛えは結局蟻なのか!とツッコミたくなるくらい何かの伏線かと思ってしまった…反省。 お駒に女の子誕生で俄かに明るみが増す玉島家。昔はもっとじめっとしていたな。今回も?嫉妬や妬みが発端の事件ばかり。相変わらず巴之丞の周りには騒動が。梅が枝はおとなし...

L 猿若町捕物帳5 八十吉の痛え痛えは結局蟻なのか!とツッコミたくなるくらい何かの伏線かと思ってしまった…反省。 お駒に女の子誕生で俄かに明るみが増す玉島家。昔はもっとじめっとしていたな。今回も?嫉妬や妬みが発端の事件ばかり。相変わらず巴之丞の周りには騒動が。梅が枝はおとなしめ。 梅が枝といえば前作で年季も残り二年と言っていたような?今回は全く触れられてなかったようだけど。 最終書き下ろしの「はずれくじ」。冒頭のはる坊に騙された。途中、あれ?あれ?とは思ったけどさ。

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