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レヴォリューションNo.0 の商品レビュー

3.6

29件のお客様レビュー

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2016/06/19

久しぶりの金城さん。 ザ・ゾンビーズシリーズ完結編。もっとも完結編と言いながら、ゾンビーズ結成前夜の話なのですが。 異常な暴力教師と落ちこぼれ高校生たち。暴力シーン満載の話なのですが、何故か爽やかに意気軒昂となれる話です。 南方・舜臣・萱野・ヒロシ・山下。懐かしい面々が何時ものよ...

久しぶりの金城さん。 ザ・ゾンビーズシリーズ完結編。もっとも完結編と言いながら、ゾンビーズ結成前夜の話なのですが。 異常な暴力教師と落ちこぼれ高校生たち。暴力シーン満載の話なのですが、何故か爽やかに意気軒昂となれる話です。 南方・舜臣・萱野・ヒロシ・山下。懐かしい面々が何時ものように出て来ます。それにしても山下のキャラは秀逸ですねぇ。 僅か150ページほどの短編。行き帰りの電車の中で読了(と言うより帰りは時間を持て余したほど)。内容的にも予定調和的と言われても仕方なし。でも、私はこのシリーズは好きですね。 それにしても金城さん、作品数が少ないのが残念です。 .南方・舜臣・萱野・ヒロシ・山下が、「ザ・ゾンビーズ」になる切っ掛け。 他巻で強烈なカラーを発している面々が、まだ無知で怠惰な存在だった頃。

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2013/07/13

薄い文庫本で大丈夫かと思ったけど、読後は満足感。表紙のデザインが今回統一されて既に古い版を持ってる身にしたら酷なことをしてくれるわの思い…。

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2013/07/13

自分は今までずっと「いい子」でやってきたから、 たまにこの小説のような友情に憧れます。 全てをゼロに戻して、また頑張れるようなガッツが自分にあるのか・・・ とても爽快な気分になりました。

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2013/07/10

 金城一紀の大好きなシリーズ完結篇ということで楽しみに読みはじめたが、既にハードカバー買って読んでいたことに途中で気付く。つまりその程度の印象の作品だったのだ。とはいえ大した分量もないので最後まで再読。やはりインパクトは小さい。感動も他作品に比べて薄い。  ゾンビーズのシリーズは...

 金城一紀の大好きなシリーズ完結篇ということで楽しみに読みはじめたが、既にハードカバー買って読んでいたことに途中で気付く。つまりその程度の印象の作品だったのだ。とはいえ大した分量もないので最後まで再読。やはりインパクトは小さい。感動も他作品に比べて薄い。  ゾンビーズのシリーズは、『レヴォリューションNo.3』→『フライ、ダディ、フライ』→『SPEED』そして『レヴォリューションNo.0』と尻すぼみにつまらなくなっていく印象です。  だけどこれを小説世界の時間軸順に並べ替えると、『レヴォリューションNo.0』→『フライ、ダディ、フライ』→『レヴォリューションNo.3』→『SPEED』となるわけで、この事を考慮すると『No.0』はこれぐらいの盛り上がりで丁度いいような気もしてきた。超名作青春小説の『No.3』にテンションの最高潮をもってきて、後日談も少しあるよと。シリーズを一本の作品として見るならば文句のつけようがないです。

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2013/07/09

ゾンビーズシリーズこれで完結なの!? やだー物足りないーずっと続いてほしいーーーーー(泣) 結成前夜だからか、いつもの読ませる勢いと眩しさが足りないけど それでもやっぱりあいしてる、ゾンビーズ。 ほんとにこれで完結篇? 一回でいいから分厚いの書いてよ金城さん… あーゾンビーズと...

ゾンビーズシリーズこれで完結なの!? やだー物足りないーずっと続いてほしいーーーーー(泣) 結成前夜だからか、いつもの読ませる勢いと眩しさが足りないけど それでもやっぱりあいしてる、ゾンビーズ。 ほんとにこれで完結篇? 一回でいいから分厚いの書いてよ金城さん… あーゾンビーズと一緒になってわくわくしたいなあ。

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2013/07/02

ゾンビーズ結成前、入学直前のお話。 閉塞感や不満を感じている「僕」たち。でもなんとなく生活している。 しかし、生徒を自主退学させるための合宿で、世の中に対抗するため、自分たちのため、脱走することを企てる。

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2015/11/03

裏表紙に曰く“ザ・ゾンビーズ”結成前夜を描くシリーズ完結編とな。 いつもの調子でシンプルに野蛮でファンタスティックなシゴキ合宿の数日間を描く。 映画「大脱走」を思い起こさせるクライマックスは、マックイーンには程遠いけど、奴らは奴らでやっぱりカッコいい。 短すぎてちょっと物足りない...

裏表紙に曰く“ザ・ゾンビーズ”結成前夜を描くシリーズ完結編とな。 いつもの調子でシンプルに野蛮でファンタスティックなシゴキ合宿の数日間を描く。 映画「大脱走」を思い起こさせるクライマックスは、マックイーンには程遠いけど、奴らは奴らでやっぱりカッコいい。 短すぎてちょっと物足りないや。

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2013/06/25

「生物の進化は常に危険とともにある」 「人は誰でも天からギフトを授かってる。早くそのことに気づいて使い方を覚えないと、一生泥とアザを体につけて生きてくことになるぞ」 『舜臣が独り言のように、言った。 「生物の進化は常に危険とともにある」 みんなは驚いたように舜臣を見た。 そし...

「生物の進化は常に危険とともにある」 「人は誰でも天からギフトを授かってる。早くそのことに気づいて使い方を覚えないと、一生泥とアザを体につけて生きてくことになるぞ」 『舜臣が独り言のように、言った。 「生物の進化は常に危険とともにある」 みんなは驚いたように舜臣を見た。 そして、あれは幻聴じゃなかったんだ、といった感じでへらへらと笑った。 さぁ、進化の時間だ。』 『そして、数秒後に米倉の口から発せられた言葉を聞き、僕たちはやっと気づく。 この世界には、僕たちを再びグレイトエスケイプへと導く要素と兆候が満ち溢れていることに。 足りないのは、それらを見つけ出す目と、聞き取る耳と、感じ取るセンスだけなのだ。 退屈なのは、世界の責任じゃない。 怠惰な僕たちの創り出している世界が、退屈なだけなのだ。』 『すべてを捨て去れ。 リセットボタンを押し続けろ。 何度でも、ゼロに、戻れ。』 「君たち、世界を変えてみたくはないか?」

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2013/06/22

今までのゾンビーズシリーズの方が面白かった。 これで完結かと思うと少し寂しい。 デカい力に立ち向かうところは毎度のことながらカッコいい。

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