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不格好経営 の商品レビュー

4.2

446件のお客様レビュー

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2024/08/05

一目で読みいってしまいました。新しいタイプの本で、創業、自身の生い立ち、そして、実際に起こった会社の危機を赤裸々に語っている。そして、本人の飾らない正直な語り口も面白い。経営とは、実践と言われているがそれが良く分かる内容。個人的には、第七章の「人と組織」が興味深かった。

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2024/08/04

南場さんのリアルな起業物語。 心身ともにとてつもなくハードだと感じる一方、だからこそその先に大きな感動が待っていると感じた。

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2024/07/21

面白かった! 知り合いの家にあったのをたまたま借りただけだったのが、思わぬ感動の時間となりました。 とっても有名なDeNA元社長の本と聞き、経営や人事のヒントになるかなと思って読んだけど、南場さんとDeNAのストーリーが語られていて、社長としての大変さはもちろんだけど、どれだけビ...

面白かった! 知り合いの家にあったのをたまたま借りただけだったのが、思わぬ感動の時間となりました。 とっても有名なDeNA元社長の本と聞き、経営や人事のヒントになるかなと思って読んだけど、南場さんとDeNAのストーリーが語られていて、社長としての大変さはもちろんだけど、どれだけビジネスに情熱を注いでいたか、仲間と真剣に向き合っていたか、どれだけ会社と社員を愛しているかがストレートに伝わってきた。 自身の仕事観、人生観にカツを入れられた気がし、やる気スイッチを押すのは自分自身だとすっきりとした青空が見えました。(最近だらだらしてたので

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2024/07/09

起業に関するノウハウ本を読むより本書を読む方がよっぽどタメになる。国内最高の起業のバイブルと言っていい。 DeNAを起業した南場さん。これまで思っていた人物像をひっくり返された。マッキンゼーのパートナーにまでなり、ハーバードビジネススクールMBAといった肩書から想像されるのは日...

起業に関するノウハウ本を読むより本書を読む方がよっぽどタメになる。国内最高の起業のバイブルと言っていい。 DeNAを起業した南場さん。これまで思っていた人物像をひっくり返された。マッキンゼーのパートナーにまでなり、ハーバードビジネススクールMBAといった肩書から想像されるのは日本トップクラスの秀才だが、本書で書かれているエピソードはそうしたイメージを覆すような泥臭さ、そして胆力に富んだ優れた実業家という実像である。 書中、経営をアドバイスするコンサルタントと実際の経営の違いについて事ある毎に書かれているが、その両方を知る著者だからこそ書ける内容である。タイトルにもあるように、実際の起業と経営は決してスマートなものではなく予期せぬ事態に幾度となく直面する。賢いコンサル出身の著者ですら創業当初からそうした波乱続きであり、何度と無く訪れる危機を何とか乗り越えてきた事が描かれている。通常はこうした自伝は成功談が中心となり自慢話のような本になりがちだが、そうした要素は殆ど書かれておらず、冒頭の序文に書かれている「失敗のフルコース」という言葉がしっくりくるドタバタ劇が赤裸々に綴られている。こうした話は普通はなかなか世に出ることがないので、起業を志す人であれば絶対に読んだほうがいいだろう。 印象的だったのは、起業当初に外部に委託したプログラムが全く制作されていなかった事態に直面した話。著者も自身の経営者としての責任を早々に認めているが、このような詐欺のような業者にあたることはスタートアップでは珍しい話ではない事は評者も経験しているのでよく分かる。大企業であれば見抜けるような簡単な嘘やデマカセもリソースが限られている中小企業をカモにする会社は沢山存在するものである。 また、起業当初からパートナーとなってくれたソニーからも手痛い仕打ちを受けている。資金繰りを何とかするために南場さんが個人で会社に融資をした事がデューデリジェンスに書かれている事と反するなどと先方の法務担当者に言いがかりをつけられたという。よくある話で、大枠の合意がなされたあとは大企業の社員があとからやってきて事務作業に取り掛かるが、面倒な言いがかりをつけてきて合意そのものを破たんに追いやろうとするような動きも出てくる。同じく評者にも身に覚えのある話である。世の中、ウソを付くやつや足を引っ張るやつで溢れているのが実情であり、スタートアップはそうした勢力に対抗するには非力なのである。 また、南場さんから社長を引き継いだ守安氏が何かのパーティーのスピーチで上場準備をしていた時期の金融機関のレン中は皆クソだと言っていた事が紹介されていたが、これも大いに分かるし共感する。

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2024/05/24

立ち上げ当初の雰囲気が伝わってきて、胸がとても熱くなった。 失敗を赤裸々に語れる人は本当に強い人だと思う。

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2024/05/12

かの有名な南場さんの著書。何か経営について学びがあるというよりは、エピソードの語り口が単純に面白いのが印象的。経営ってこんななんだなーという生々しい温度感や南場さんの人柄がわかる良書。

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2024/03/04

面白かった!横浜DeNAベイスターズオーナーの姿しか知らなかった私にとって、南場さんの生い立ちや経営者としての実像を知ることができました。ものすごい実績を持ちながら、失敗の経験を詳細に語ってくれる誠実さがとても良かったです。

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2024/02/22

今や球団を持つまでに成長したDeNAが設立されたのが1999年。創業25年で今の規模まで成長した会社の創業期の生々しい話が描かれています。 南場さん曰く、会社をコンサルする側だった頃は好き勝手言っていたけど、自分で会社を経営してみたらやってみたらとんでもなかったそうです。 &qu...

今や球団を持つまでに成長したDeNAが設立されたのが1999年。創業25年で今の規模まで成長した会社の創業期の生々しい話が描かれています。 南場さん曰く、会社をコンサルする側だった頃は好き勝手言っていたけど、自分で会社を経営してみたらやってみたらとんでもなかったそうです。 "知っている""わかっている"と"できる"ことには大きな隔たりがあることを、体験を持って伝えてくださってくれる、起業する時には読んだ方が良い本です。

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2024/01/28

DNAの創業者の自伝。 フィクション小説めいた感じで、入り口は敷居低く読んだ。 もともと手に取ったきっかけは、「プロジェクトを外注したはいいが、実際は全く進んでいなかったので気づけなかった」と言うエピソードから。 読み始めるまで、創業者の南場氏はもともと戦略系コンサル出身で...

DNAの創業者の自伝。 フィクション小説めいた感じで、入り口は敷居低く読んだ。 もともと手に取ったきっかけは、「プロジェクトを外注したはいいが、実際は全く進んでいなかったので気づけなかった」と言うエピソードから。 読み始めるまで、創業者の南場氏はもともと戦略系コンサル出身で、そこから創業したいうことを知らなかった。 このような経験がある方だったが、コンサル時代の経験が足かせになったエピソードが出てきて興味深い。 例えば、どの選択肢を取るべきかと考える時に、比較表を作ったがばっかりに、後から出てくる壁にあたったときに、あっちのほうにしとけばよかったかなぁと気持ちが揺らいでしまうこと。 ひとにすすめるときの考え方と、自分が決断出すときの考え方が全く違うということ。 キャッシュフローの重要さ、特に自分の財布になってしまったかばっかりに判断基準がこれまた変わってしまう。また大企業の時の感覚とは違う。 など。 共感できるところは多々あるのだが、簡単にまねできる生き方でもないなと。 ただまた読み直したい。

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2024/01/21

南場さん執筆のDeNAの創業からこれまで、そしてこれからについてを赤裸々に綴った本書。 南場さんの使う言葉の表現や言い回しがすごく好きだなと率直に。やはり、すざらしい起業家の方は人を惹きつける力がある。 最後の星の例えからの一節はとても良い終わり方だった。すごく好きな表現で、自...

南場さん執筆のDeNAの創業からこれまで、そしてこれからについてを赤裸々に綴った本書。 南場さんの使う言葉の表現や言い回しがすごく好きだなと率直に。やはり、すざらしい起業家の方は人を惹きつける力がある。 最後の星の例えからの一節はとても良い終わり方だった。すごく好きな表現で、自分もこんな人をワクワクさせられるような文を綴ってみたいなという気持ちにさせられると同時に、こんな素晴らしい想いを持って働くことの大切さを感じた。 DeNAのストーリーは非常に面白かったが、個人的には第7章の「人と組織」についての章は、学びという面では、非常に多くあったように思う。 ある種あたりまえだよね、ということも南場さんから綴られるとやっぱりそうかと自分の中で答え合わせができる部分も多くあったし、DeNAの強みである人材の質の所以についてが、よく分かる章なのではないだろうか。 いずれにせよ、人生で大切にしておきたい本の一つになった。 折に触れてまた読み返せたらなと思う。

Posted byブクログ