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史記 武帝紀(二) の商品レビュー

4.2

19件のお客様レビュー

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2022/09/03

俄然、面白くなってきた。 敵味方問わず各々のキャラクターの描き方が見事で、生き生きと躍動、否が応でも3巻への期待が膨らむ。

Posted byブクログ

2019/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新しい世代が新しい時代を彩っていく。 世代の交代は寂しい気もするけれど、世代の移り変わりの中で、昔栄華を極めた人が、少しずつ変わっていく様が面白い。 がむしゃらに取り組めたことが、オトナの事情にがんじがらめになって守りに入ってしまう。 老いとともに鈍る判断力。 ずっと前線で活躍し続けると言うのは、どんな立場の人でも難しいことなんだなあ。

Posted byブクログ

2019/01/26

全7巻のうちの2冊目ということもあり、徐々に舞台が固まって物語が動き始める様相を呈してきた。だからこそ手に汗握る盛り上がり、ってシーンはまだ多くはないけれど、引き込まれるように読み終えてしまった。 簡潔で短く、さらりと読みやすい文章なのに重厚感を感じさせられるのが、歴史小説に疎い...

全7巻のうちの2冊目ということもあり、徐々に舞台が固まって物語が動き始める様相を呈してきた。だからこそ手に汗握る盛り上がり、ってシーンはまだ多くはないけれど、引き込まれるように読み終えてしまった。 簡潔で短く、さらりと読みやすい文章なのに重厚感を感じさせられるのが、歴史小説に疎い自分でも名前は知っていた北方謙三先生の筆力なんだろうな、と。3巻行きます。

Posted byブクログ

2018/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第2巻。衛青の快進撃は続き、ついに大将軍にまで昇り詰める。劉徹はますますリーダーとしての風格が増してきた様子。 本当に、北方さんの描く人物像は個性豊かで生き生きとしています。リーダーとはいかにあるべきかつについても、多くのことを教えてくれるシリーズになりそう。

Posted byブクログ

2017/05/08

第二巻。 司馬遷が登場(結構偏屈です)。 そして衛青が大将軍となり、その甥の霍去病がグイグイ来ています。 匈奴側も新たな直轄軍が編成されて、有望な若者が育っている模様。 衛青が匈奴の頭屠に斬られて、霍去病に「俺を斬ったのは、おまえぐらいの若い男だったぞ」とつげる場面は、衛青自身...

第二巻。 司馬遷が登場(結構偏屈です)。 そして衛青が大将軍となり、その甥の霍去病がグイグイ来ています。 匈奴側も新たな直轄軍が編成されて、有望な若者が育っている模様。 衛青が匈奴の頭屠に斬られて、霍去病に「俺を斬ったのは、おまえぐらいの若い男だったぞ」とつげる場面は、衛青自身も世代交代を感じているのかも、と切なくなりました。

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2017/02/05

霍去病が頭角を現してきましたね! おじの衛青は若いわりにどこか老成していて、 主人公としてはなかなか素顔が見えない所があったのですが、 霍去病は屈託なく笑うようなまだ18歳の青年。 戦の才は非凡なものがあるけれど、人の好き嫌いを桑弘羊に見抜かれていたり、突っ走って後悔していた...

霍去病が頭角を現してきましたね! おじの衛青は若いわりにどこか老成していて、 主人公としてはなかなか素顔が見えない所があったのですが、 霍去病は屈託なく笑うようなまだ18歳の青年。 戦の才は非凡なものがあるけれど、人の好き嫌いを桑弘羊に見抜かれていたり、突っ走って後悔していたり、何かと憎めない人物ですね(笑) そしてライバルとなる匈奴の頭屠もまた、伸びしろのある少年なので、 これから2人がどう戦っていくのか楽しみでもあり怖くもある。 ちょっとクセのある司馬遷も登場。 扱いが難しそうな青年だが霍去病とのやり取りに笑う。

Posted byブクログ

2016/12/25

水滸伝に比べるとどうも迫力に劣る部分は否めない。が、北方謙三らしく、敵味方両方をしっかり描くスタイルによって、ドキドキ感や期待感は増していく。そろそろ衛青が死にそうだけど、霍去病も死にそうだ〜。漢はどうなる??

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2014/12/24

一巻の段階では『ちょっと暗いかも…』という印象があったのだが、だんだん面白くなってきた。 年を重ねるごとに戦のやり方も変わるのだろうか。 霍去病や頭屠は近い世代なので、肩入れしたくなる。

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2014/01/09

人生熱く生きたい漢にオススメ 水滸伝、三国志とはまた違った漢達が登場する。 心熱くなる北方謙三シリーズ

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2013/12/29

勝ち続ける衛青。 物足りなくなる帝。 それでも大きな敗北を喫せずにしのぎ続ける衛青。 期待され、重圧に苦しみながらも跳ね除ける強さと、少しずつ政治を自分の思い描く通りに動かせるようになっていった帝。 静と動。 天賦の才。 運命。 自分が為すべきことを為す。 決めた男の強...

勝ち続ける衛青。 物足りなくなる帝。 それでも大きな敗北を喫せずにしのぎ続ける衛青。 期待され、重圧に苦しみながらも跳ね除ける強さと、少しずつ政治を自分の思い描く通りに動かせるようになっていった帝。 静と動。 天賦の才。 運命。 自分が為すべきことを為す。 決めた男の強さ、清々しさが気持ちがいい。

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