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生ける屍 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2025/07/05

んー、訳の分からない世界観で、精神に来る感じ? 最後は地に足着いたけど、それまでの異次元漂う感じがちょっと苦手…

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2021/11/18

ビブリア古書堂の事件手帖で希少本として登場し、魅かれるものがあったので復刻版を読んでみました。島や人々の独特な雰囲気は好きなのですが、面白いかと問われると少々困ってしまいます。

Posted byブクログ

2019/02/16

嫌いじゃないのよねえ。作品に流れる静かな不気味さとか人物達のテンションとかも丁度いい。でも話の内容が頭に入ってこないのよねえ。気が付くと話が進んでいて、( ゚д゚)ハッ!いつの間にか置いてきぼりにされてる!という状態に。10ページに1か所程の割合でお気に入りの表現が出てくるし、そ...

嫌いじゃないのよねえ。作品に流れる静かな不気味さとか人物達のテンションとかも丁度いい。でも話の内容が頭に入ってこないのよねえ。気が付くと話が進んでいて、( ゚д゚)ハッ!いつの間にか置いてきぼりにされてる!という状態に。10ページに1か所程の割合でお気に入りの表現が出てくるし、その表現は作者がうまいのか訳者のセンスなのか、よくわからない作品だ。しかし、作者のテンションの低さが際立っていると思う。無理矢理ドラマチックにしろとは言わんが。地味な作品なんだが話題作と言うねー。何だか調子の出ない読書だったな。

Posted byブクログ

2019/01/31

医薬品会社の研究員で 実験薬理学者のデビッド・フォックス32歳は、 旧イギリス植民地であるカリブ海の「サウスウォード諸島国」へ。 ホッグ島の研究所所長ドライザーが、 学習能力増進剤と噂される物質の、 ネズミを使った薬効の検証を行う人材を求めているというのだった。 「サウスウォード...

医薬品会社の研究員で 実験薬理学者のデビッド・フォックス32歳は、 旧イギリス植民地であるカリブ海の「サウスウォード諸島国」へ。 ホッグ島の研究所所長ドライザーが、 学習能力増進剤と噂される物質の、 ネズミを使った薬効の検証を行う人材を求めているというのだった。 「サウスウォード諸島国」は トロッター一族が支配権を握る独裁国家で、 島民は近代文明を受け入れつつ、昔ながらの呪術を信仰していた。 デビッドは首相の命令で、投獄された政治犯を被験者として 新薬の効果を試す実験を行わされたが……。 タイトル「生ける屍(walking dead)」は、 島に生息する植物の猛毒を食らわされた者が、 束の間「生きながら死んでいる」状態に陥った様を表現すると共に、 優秀な仕事人だが、 人間としての奥行きや深みに欠けると評される主人公の 自虐的な自己像の比喩。 そんな彼が、 生きながら死んでいるに等しい囚われの状況から脱出するため、 イチかバチかの大勝負に出る。 その、ドタバタに突入してからラストまで一気に読ませるところが凄い。 伏線も回収されるし、 読者としてはカタルシスも得られて、素晴らしく面白いのだが、 面白くなるまでの前段階が長い(笑)! とはいえ、頭がよくて仕事はバリバリ出来るが、 どこか四角四面で柔軟性に欠け、 退屈な男呼ばわりされていたデビッドが、 死線を越えて一皮剥けた姿に拍手を送りたくなった。 いや、本人は無我夢中で、ほとんど頭の中が真っ白 みたいな状況が続くため、 却って淡々と事に当たっているようにしか見えないところが、 ちょっと笑えるのだけど。 原著は1977年の作品だが、古さは感じなかった。 仮に舞台を現代に置き換えても、 通信機器を取り上げられて外部との連絡が出来なくなれば 同じことだと思ったからだし、 政治や人権の問題は、 あらゆる地域で解決済ではない現在進行形の話だから―― でもある。

Posted byブクログ

2014/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

サンリオSF文庫版の異様な価格高騰が独り歩きして有名になってしまった本だが、この度復刻されたということで手に取ってみた。 雰囲気はあるが、例によって日本語訳がとても読み辛いという、翻訳ものにありがちな障壁は付きまとう。 おそらくはハイチをモデルにしたであろう、土着の呪術信仰が根付く島国が舞台となっており、タイトルにもなっている"生ける屍"(原題は"Walking Dead")という隠喩が、ヴードゥーのイメージと巧く絡められている。 特に、フォックスらが逃亡した後の展開は、スピーディーで色彩感も豊か、かつ幻想文学としての魅力も持ち合わせている。 また、いろいろな意味合いにおいて、第2次大戦後の20世紀を網羅的に体現した小説、とも言える。 惜しむらくは繰り返すが、訳文の拙さ。 本筋とは関係ないが、ティーンエイジャーの頃に観た「ゾンビ伝説」という映画を思い出して懐かしくなった。

Posted byブクログ

2014/04/18

作中で今まで一体どのようなことが起こっていたのかが明らかにされるラストの爽快さ 突然目が覚めたような心地になり、非常に清々しい気分になった しかし、私が何かしらの感触を得ることが出来たのは、そういった作者が主題として据えたものを効果的に表現するための副次的な装置の部分からのみであ...

作中で今まで一体どのようなことが起こっていたのかが明らかにされるラストの爽快さ 突然目が覚めたような心地になり、非常に清々しい気分になった しかし、私が何かしらの感触を得ることが出来たのは、そういった作者が主題として据えたものを効果的に表現するための副次的な装置の部分からのみであった 作者が本作でテーマとしたところの、共同体において権力を有したものが内包しうる狂気と暴力、について自分がどれほど深く掘り下げて読み、感じ取り、考えることが出来たのか疑問が残る 再度読み直し、主題に対しての自分の感想を持てるようにしたい 

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2013/07/24

タイトルから想像するゾンビ的な話ではなく、全く意図しないところから政治的陰謀と人体実験と土着の魔術信仰に呑み込まれ翻弄される男の話だった。 現実世界から、魔術的な世界に自分の意思と関係なく引きずられて行くフォックスは、あくまで世界の「傍観者」であるところが、読者の目線と近いなと思...

タイトルから想像するゾンビ的な話ではなく、全く意図しないところから政治的陰謀と人体実験と土着の魔術信仰に呑み込まれ翻弄される男の話だった。 現実世界から、魔術的な世界に自分の意思と関係なく引きずられて行くフォックスは、あくまで世界の「傍観者」であるところが、読者の目線と近いなと思った。

Posted byブクログ

2013/07/05

旧版がAmazonで異様な高値をつけていたので、違う意味で有名になってしまった1冊。 主人公の傍観者っぷりが凄い。確かにここまでいくと『生ける屍』かも……。

Posted byブクログ

2013/06/19

ありがとう筑摩!!ただもうそれだけ(笑)「キングとジョーカー」の作家の、怪作。色々てんこ盛りなんだけれども、すらすら入る。旅先に持っていた頭の疲れなさそうな小説たちが全て外れだったので、とてもありがたかった。

Posted byブクログ