赤ペンチェック自民党憲法改正草案 の商品レビュー
自民党の憲法改正草案のどこが問題なのかを、弁護士の視点で解説した1冊。草案の問題点だけでなく、現行憲法が何を重視しているのかをわかりやすく説明してくれており、憲法の理解が深まった。書籍というより、ブックレットという感じ。惜しむらくは、構成のまとまりが悪く、せっかく学習参考書の体裁...
自民党の憲法改正草案のどこが問題なのかを、弁護士の視点で解説した1冊。草案の問題点だけでなく、現行憲法が何を重視しているのかをわかりやすく説明してくれており、憲法の理解が深まった。書籍というより、ブックレットという感じ。惜しむらくは、構成のまとまりが悪く、せっかく学習参考書の体裁をとっているのに、それを活かす読み方をする為にはページを行ったり来たりせねばならず集中が削がれてしまう。私は結局面倒になって、第二章以降は普通に読み下してしまった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
著者の見解は概ね把握しているので、本書で叙述される内容に個人的には特記すべき事項はない。というよりも、ごく当たり前のことを当たり前に書いたら、本書に記述するような帰結になりましたというだけ、としか述べようがないところ。 しかしながら、その当たり前のことが広く認識されていないというのは残念至極である。
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自民党憲法改正草案、現行憲法、自民党による改正理由の説明、著者による解説、という流れで、約20程度の論点について書かれた本。 著者の意見だけでなく、自民党の説明が併記されているので、バランスがとれている感じ。 改正案と現行法を比べれば、全体として「国家権力を制限する憲法」から...
自民党憲法改正草案、現行憲法、自民党による改正理由の説明、著者による解説、という流れで、約20程度の論点について書かれた本。 著者の意見だけでなく、自民党の説明が併記されているので、バランスがとれている感じ。 改正案と現行法を比べれば、全体として「国家権力を制限する憲法」から「国家が国民を支配・制限する憲法」に明らかに変わっているのが良く分かる。
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