記憶の海 の商品レビュー
おいコー、second season第7巻。勝利がオーストラリアにいる時の日本の様子が丈の視点で描かれている。新年を迎える時、かれんが勝利に電話 『逢いたい』。しかし勝利は答えない。勝利とかれん、どうなる???
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「Tears In Heaven」 待たされる側の気持ち。 どちらの言い分が正しいのかなんて二人以外には分からなくとも、各々思うことは沢山あっただろうな。
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ずっと途中まで読んで放置してたシリーズ。完結したので続きから読み始めることにした。 辛い話の途中でまだそこから抜けきれてないけど、一応ちょっと前に進めたような。登場人物の心情が丁寧に書かれてて自然と泣けてしまう。
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おいしいコーヒーの入れ方シリーズ久しぶりに読んだ。Second Season6 を飛ばしてしまったから読まないと! 登場人物全員がお互いを思いやる温かい関係で優しい気持ちになれる。 村山由佳の爽やかで温かい作風がやはり好き。
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Secondseason7巻。 勝利がオーストラリアにいる間に、日本にいる面々で何が起きていたのかを、丈の目線で語られています。前巻で既に爆上がりだった丈の評価がさらに上がる7巻です。 いつの間にか、こんなに周囲の人々のことを思いやりことができる男になっていたのか。自分が未熟であ...
Secondseason7巻。 勝利がオーストラリアにいる間に、日本にいる面々で何が起きていたのかを、丈の目線で語られています。前巻で既に爆上がりだった丈の評価がさらに上がる7巻です。 いつの間にか、こんなに周囲の人々のことを思いやりことができる男になっていたのか。自分が未熟であることを知りながらも、現在の自分に出来ることを丁寧にやる、というのはなかなかの仕事です。 あの事件の関係者の中では、なんとも微妙な距離にいる丈。当事者のマスターや由里子さん、マスターと兄妹のかれん、加害者の勝利。全員との関係が、誰よりも強いというわけでないし、離れた距離から見ているというほど遠いというわけでもない。 むしろ、そんなどうにも踏み込めない、踏み込みすぎてしまうかもしれない、という距離感でありながら、必要な時に踏み込んでいける丈の心の機微は、なんという感覚なんだろうか。 マスターや勝利たちとのこれまでの繋がりが、丈を成長させたのでしょうね。それは、マスターや勝利も影響されているはずです。 自分に置き換えてみると、マスターの立場だったら、怒りに任せてしまうし許すことはできないだろうと思う。許す態度の裏に、いつまでも忘れられずに、些細なことで爆発してしまうという感じになってしまうと思う。 勝利の立場なら、逃げ出すしかない。逃げに逃げて、風見鶏のコミュニティーには関わらない。自分のしたことに向き合わず、逃げ出したまま。 丈の立場なら、時間が経つことを待つだけ。傷つけずに慰めているような、それっぽいことを言って、自分の身を守りそうだ。 どの立場でも、あんな事件があったなら仕方がないよ、という免罪符を利用して、自分のことだけを考えて生きてゆくと思う。なんと卑怯で惰弱な生き物であることか。
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勝利がオーストラリアで苦しんでいた頃、日本でも何人もの人がその胸を痛めていたのでした。その優しさがまた、痛くもあったりするわけで。大切な人を思いやることの難しさと、近付く終劇の時を感じるのでした。
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丈(ジョー)目線で語られるというのが新鮮な感じ。これまでは自分の事で精一杯だったジョーの印象がすっかり大人になったなと感慨深い。彼が勝利とかれんの橋渡し的活躍が今後の2人の未来に影響があるに違いない。起きてしまったことを思うと勝利が立ち直るには時間がかかるのは致し方ないけれどゆっ...
丈(ジョー)目線で語られるというのが新鮮な感じ。これまでは自分の事で精一杯だったジョーの印象がすっかり大人になったなと感慨深い。彼が勝利とかれんの橋渡し的活躍が今後の2人の未来に影響があるに違いない。起きてしまったことを思うと勝利が立ち直るには時間がかかるのは致し方ないけれどゆっくりでもいいから必ずかれんの元に戻って欲しい。
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セカンドシーズン7作目。シリーズ17作目。 いよいよ佳境に入ってきた感。今回は、勝利がオーストラリアにいる間の日本の様子が丈の目線で書かれている。主人公の勝利が登場しないっていうのも斬新で、他の人たちの現在の本音などが知ることが出来たのが良かった。 登場人物が人間的に素晴らしい人...
セカンドシーズン7作目。シリーズ17作目。 いよいよ佳境に入ってきた感。今回は、勝利がオーストラリアにいる間の日本の様子が丈の目線で書かれている。主人公の勝利が登場しないっていうのも斬新で、他の人たちの現在の本音などが知ることが出来たのが良かった。 登場人物が人間的に素晴らしい人たちしかいないというのはこのシリーズの大きな魅力。丈もかれんもマスターも由里子さんも、それぞれ周りの人のことをとても大切に思った上で自分の本音も表明して、それがまた関係を深め合っていて羨ましいくらい素敵。 マスターがかれんの家に来て、果たして次巻でどうなるかドキドキ。 あとがきの「何かを強く願うとき、ただ『望む』のでは不充分だ。『信じる』のでなければね」という言葉も印象に残った。
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今回は、勝利のいなくなった日本での、かれんやマスター、由里子さんたちのその後が、丈の視点から語られています。 たいせつなものをうしなった悲しみを乗り越えて、かれんたちはすこしずつ前へと動き出そうとします。由里子さんはかれんの協力を得て自分の店を立ち上げることを決意し、マスターは...
今回は、勝利のいなくなった日本での、かれんやマスター、由里子さんたちのその後が、丈の視点から語られています。 たいせつなものをうしなった悲しみを乗り越えて、かれんたちはすこしずつ前へと動き出そうとします。由里子さんはかれんの協力を得て自分の店を立ち上げることを決意し、マスターは鴨川のホームからおばあちゃんを引き取ることを考えはじめます。 ようやくクライマックスが見えはじめたようで、つづきが気になってきます。
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夏がきたなとこの作品が出ると感じる。 足かけ19年間、読み続けており、今も毎年文庫になるのを楽しみにしている。 セカンドシーズンの第7弾 今作は、日本を舞台に、丈の視点から物語が進行する。 小さな命が失われ、勝利は、オーストラリアへ・・ まだ、自分を責め、殻に閉じこもって...
夏がきたなとこの作品が出ると感じる。 足かけ19年間、読み続けており、今も毎年文庫になるのを楽しみにしている。 セカンドシーズンの第7弾 今作は、日本を舞台に、丈の視点から物語が進行する。 小さな命が失われ、勝利は、オーストラリアへ・・ まだ、自分を責め、殻に閉じこもっている・・ 丈は根気よく、勝利との連絡をとり、それを、自分の姉であり、勝利の恋人でもある、かれんに少しづつ 伝える。 2人の距離はどうなるのか、花村家とマスターと由里子さんとの関係に一夫踏み込んで出来事が・・・
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