こころ の商品レビュー
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「でも私はひとりで決めたい いちばん欲しいものはなんなのか いちばん大切な人は誰なのか 一番星のような気持ちで」好きな物や大切なものを苦しんでまで捨てたくなってしまう、本当に必要なものだけに囲まれていたい、ひとりで確かめたい、決めたい、そう思っている私が救われた詩の一部分。
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言葉 p79 哀しみゆえに深まる 五時 p86 恋人には言わなかった 夫にも言ってない 問いに答えて p90 悲しいときに悲しい詩は書けません 涙こらえるだけで精一杯 楽しいときに楽しい詩は書きません 他のことして遊んでいます 普遍的な言葉でわかりやすくも独特なリズム。正直、谷川俊太郎という詩人のことをちゃんとは理解できていなくて、良いのかも悪いのかも特にわからない。でも、その普遍性に、今まで当たり前のように見ていたものに違う角度から光を当てられるような気持ちよさがあって新鮮。未来の古典のよう。
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大好きな詩人、谷川俊太郎さんの詩集。 ぽろぽろと読んだことがない詩集がでてくるのが不思議。 「こころ」に主眼を向けた詩が続き、その言葉はいつも以上に日常に根付いた言葉を選んでいるように感じた。
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「手と心」という詩が良かった。 手と心は仲がいい。本当にその通り、この手で息子に沢山の愛情を伝えていきたい。
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情景が浮かんでくる。 周りの景色を見よう、 しっかり目に焼き付けたいと思った 「散歩」 芯にはいったい何があるのか、 自分にも問いたくなった 「心の皺」 どこか懐かしい感じ、そして かすかな潮風の香りがする 「旋律」 なんだかなー歩んできたこと 忘れていくものとか、 うーんなんだかなーという気持ちになった 「白髪」「シミ」「買い物」 すらすら読めて、 1つの詩に入り込んでは 景色をたくさん見せてくれた。 今はありがとうの感謝のこころ
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この詩が、なんか良かった 「そのあとがある」 そのあとがある 大切なひとを失ったあと もうあとはないと思ったあと すべて終わったと知ったあとにも 終わらないそのあとがある そのあとは一筋に 霧の中へ消えている そのあとは限りなく 青くひろがっている そのあとがある 世界に そして ひとりひとりの心に
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特に好きだと思った詩は、『彼女を代弁すると』 『アタマとココロ』『白髪』『シミ』『心の居場所』『孤独』『腑に落ちる』『絶対』『そのあと』です!谷川俊太郎さんの詩集の中でこころが1番好きだと思いました。(と言ってもまだまだ3冊目。)
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「心は、どこにいるのだろう」。帯の文句にもあるけれど、実体のないこころをどう伝えればいいのか。。 震災前後の詩がまた胸を打つ。。 「こころ2」 「散歩」 「道」 「言葉」 「ありがとうの深度」 「心の居場所」 「絶望」 「そのあと」 ですかね。
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じっと見ているしかない いやじっと見ているだけにしたい 手も指も動かさずふんわりと 目であなたを抱きしめたい 目だけで愛したい
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心が疲弊したりどこかにいってしまったときに読む。 大人になっても上手く心が扱えないことに悩んでいたけど、扱えない時間は詩を楽しめるいい機会になった。
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