こころ の商品レビュー
大好きな詩人、谷川俊太郎さんの詩集。 ぽろぽろと読んだことがない詩集がでてくるのが不思議。 「こころ」に主眼を向けた詩が続き、その言葉はいつも以上に日常に根付いた言葉を選んでいるように感じた。
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「手と心」という詩が良かった。 手と心は仲がいい。本当にその通り、この手で息子に沢山の愛情を伝えていきたい。
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情景が浮かんでくる。 周りの景色を見よう、 しっかり目に焼き付けたいと思った 「散歩」 芯にはいったい何があるのか、 自分にも問いたくなった 「心の皺」 どこか懐かしい感じ、そして かすかな潮風の香りがする 「旋律」 なんだかなー歩んできたこと 忘れていくものとか、 うーんなんだかなーという気持ちになった 「白髪」「シミ」「買い物」 すらすら読めて、 1つの詩に入り込んでは 景色をたくさん見せてくれた。 今はありがとうの感謝のこころ
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この詩が、なんか良かった 「そのあとがある」 そのあとがある 大切なひとを失ったあと もうあとはないと思ったあと すべて終わったと知ったあとにも 終わらないそのあとがある そのあとは一筋に 霧の中へ消えている そのあとは限りなく 青くひろがっている そのあとがある 世界に そして ひとりひとりの心に
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特に好きだと思った詩は、『彼女を代弁すると』 『アタマとココロ』『白髪』『シミ』『心の居場所』『孤独』『腑に落ちる』『絶対』『そのあと』です!谷川俊太郎さんの詩集の中でこころが1番好きだと思いました。(と言ってもまだまだ3冊目。)
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「心は、どこにいるのだろう」。帯の文句にもあるけれど、実体のないこころをどう伝えればいいのか。。 震災前後の詩がまた胸を打つ。。 「こころ2」 「散歩」 「道」 「言葉」 「ありがとうの深度」 「心の居場所」 「絶望」 「そのあと」 ですかね。
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じっと見ているしかない いやじっと見ているだけにしたい 手も指も動かさずふんわりと 目であなたを抱きしめたい 目だけで愛したい
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心が疲弊したりどこかにいってしまったときに読む。 大人になっても上手く心が扱えないことに悩んでいたけど、扱えない時間は詩を楽しめるいい機会になった。
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2013年刊。 朝日新聞に、「今月の詩」として、2008年4月から2011年3月、および2011年5月から2013年3月まで連載された60篇の詩。 「水のたとえ」 「捨てたい」 「丘の音楽」 「五時」 「記憶と記録」 「そのあと」 がよかったです。 そのあとがある 大切な人を失ったあと もうあとはないないと思ったあと すべて終わったと知ったあとにも 終わらないそのあとがある
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「こころ」がテーマの詩集。言葉の選び方が素敵。読むとほっとする。「問いに答えて」〈美〉にひそむ〈真善〉を信じて/遠慮がちに言葉を置きます/あなたが読んでくだされば/心が活字の群れを〈詩〉に変える 「そのあと」そのあとがある/世界に そして/ひとりひとりの心に
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