本日は、お日柄もよく の商品レビュー
ラストで感動する小説は、ままある。しかし、出だしの方から、こんなに何度も、ぐっとくる小説は、なかなかないのでは? このまま行ったら、ラストはどうなっちゃうんだろう!?と心配しつつ読み進める・・・いやー、面白かったです!でも、個人的な好みからいえば、前半の方が面白かったw 「終わり...
ラストで感動する小説は、ままある。しかし、出だしの方から、こんなに何度も、ぐっとくる小説は、なかなかないのでは? このまま行ったら、ラストはどうなっちゃうんだろう!?と心配しつつ読み進める・・・いやー、面白かったです!でも、個人的な好みからいえば、前半の方が面白かったw 「終わり良ければすべて良し」というのが人情、というわけで、今回は厳しめの★4つでw いや、でも、超おススメです!ホント、未読の方、ぜひぜひ読んでくださいね~~!!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
スピーチライターの仕事の内容に圧倒されるも こと葉のまわりの出来過ぎの環境に、ちょっと覚めながら読みました それでも、結婚式のスピーチ、政治家のスピーチ、政権交代 出来事が身近でリアル感があり、サクサクと読み勧められました
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なにこのさわやか暖かい読了感は。 最初はある意味でお仕事小説なのかと思いきや、なんと深い良い話なのだろう。 言葉がスピーチがどれだけ人の心を揺さぶり寄り添いまっすぐなものなのか。 泣きそうになった。 ラストもとてもよく、気持ちの良い本だった。
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原田さん、相変わらず気持ちの良い話です。 若い主人公のOLが伝説のスピーチライターに見出され、野党候補者のスピーチライターとして活躍する話。 主人公の頑張る姿、幼馴染の野党候補者の真っ直ぐさ、ライバルの与党側ライターの清々しさ。どれも心地よく。 しかしね、どうも背景が民主党の政権...
原田さん、相変わらず気持ちの良い話です。 若い主人公のOLが伝説のスピーチライターに見出され、野党候補者のスピーチライターとして活躍する話。 主人公の頑張る姿、幼馴染の野党候補者の真っ直ぐさ、ライバルの与党側ライターの清々しさ。どれも心地よく。 しかしね、どうも背景が民主党の政権交代そのもので、どうも今のグズグズさが思い浮かんでしまうのが難点です。 『キネマの神様』もそうでしたが、言葉を紡ぐ人が主人公です。こういう設定では、主人公の言葉で読者を唸らせなければならないので大変なはずです。しかし、この作品の中のスピーチもどれも見事で、流石です。
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人に気持ちを贈る、伝えるツールには「身振り」「言葉(音)」「文字」があり、それらが統合されひとつの表現としてかたちになったものが「スピーチ」である。この作品では「文字」でスピーチを支えるライターのテクニックや心理戦の攻防もとても楽しめるが、やはりオーディエンスの心を強く捉えるのは...
人に気持ちを贈る、伝えるツールには「身振り」「言葉(音)」「文字」があり、それらが統合されひとつの表現としてかたちになったものが「スピーチ」である。この作品では「文字」でスピーチを支えるライターのテクニックや心理戦の攻防もとても楽しめるが、やはりオーディエンスの心を強く捉えるのは、その言葉を表現するスピーカーの真摯な心持ちであることがわかる。
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これといって取り柄もない普通のOL、こと葉が主人公。 密かに想いを寄せていた幼馴染の結婚式に出席している際、 あまりにも退屈なお祝いの挨拶を聞いているうちに居眠りをし すでにテーブルに配られていたスープ皿に顔を突っ込んでしまう という大失態を演じてしまったこと葉。。。 そんな...
これといって取り柄もない普通のOL、こと葉が主人公。 密かに想いを寄せていた幼馴染の結婚式に出席している際、 あまりにも退屈なお祝いの挨拶を聞いているうちに居眠りをし すでにテーブルに配られていたスープ皿に顔を突っ込んでしまう という大失態を演じてしまったこと葉。。。 そんな彼女だったが、その後の別の人のスピーチにとても感銘を受け、 その人のところに弟子入りすることに。 久遠久美。彼女の師匠は業界ではよく知られたスピーチライターだった。 「言葉」の持つ可能性にどんどん興味を惹かれ、勉強していくこと葉。 そんな彼女にまた大きな転機が訪れて・・・というお話。 「言葉」の力については、いつもその強さを感じているし、 普段から言葉そのものや言葉の使い方操り方に気を配っているつもりなので とっても興味を持って物語を読み進めた。 だけど、ちょっと残念だったのは中盤以降、政治の話が中心になること。 それも民主党が政権交代する直前の状況をそのまま描写したかのような内容。 やっぱり・・・つまんないね。政治って。あ、いや、政治の話って。 それに、政治が絡んでいる箇所、なんだか中途半端に感じた。 もっと深く描くか、あるいは政治の話なんて全く持ち込まずに、 結婚式や企業代表の挨拶に特化した内容にした方がよかったのでは? と思ってしまった。
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楽園のカンヴァスの著者によるスマッシュヒット。余り知らないスピーチライターの世界を題材にしていて見事に引き込まれてしまった。現実の政治動向をかなり参照していたけど。
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わりと最初にがつんとやられたので、最後の師匠がいなくなってからの展開は急すぎて無理にまとめた感じになってしまったのが少し残念。 結局最後はこと葉はフリーで仕事してたのかな? ワガタマとの成り行きとかももう少し細かく感動的に書いて欲しかっった気がしたが、スピーチライターという仕事に...
わりと最初にがつんとやられたので、最後の師匠がいなくなってからの展開は急すぎて無理にまとめた感じになってしまったのが少し残念。 結局最後はこと葉はフリーで仕事してたのかな? ワガタマとの成り行きとかももう少し細かく感動的に書いて欲しかっった気がしたが、スピーチライターという仕事にスポットを当てたお仕事小説だと思うことにした。 これはスピーチが好きになる、特に自分がスピーチをするのに参考になる事は結構あった。 3つの理由を述べるテクも何度も出てきたので、それもスピーチが映えるコツの一つみたいだね。
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