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白雪姫には死んでもらう の商品レビュー

4.2

42件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    6

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2016/08/26

主人公も被害者も加害者も、男性が魅力的。イケメンで適度にヘタレなところがセクシー(私好み)。ちなみに女性は元気でカワイイ傾向。 それほど特異な話運びではないけれど、なんとなく先が気になるのは登場人物たちの行く末が気になるからなのだろう。 テーマのわりにドロドロしていません。

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2015/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

真犯人は誰だ?て部分はもう人多すぎだし読み終わってからあんまり余韻がないんだけどそこは置いといて。 前作もラストで同じ気分になったんだけど。初っ端にすごく気の毒な登場人物作るのはいいとして、最後にその人は大金持ちになったからこれでハッピーエンドでしょ!?て言われても困る。なんというかこの作家さんて、爵位とか土地持ってることとかを持ち上げすぎるきらいがある。自分の手で切り拓かせろよ。小説の中でまで生まれ持っての美貌と地位と金しか世間でもの言わないですよー、てラストにされると味気ないわ。

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2015/08/25

一気読みの面白さ。閉鎖的な寒村を舞台にした群像劇にどこか横溝正史の世界に共通する懐かしさを感じる。が、犯罪に関わる人物たちの心象描写は今一つ物足りないかな。そう思うのも主人公の刑事コンビ、ピアとオリヴァーがあまりにも魅力的だからだろう。このシリーズの更なる邦訳・出版を望む。

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2015/08/10

まず翻訳がよい タイトルも好き (SCHNEEITTCHEN MUSS STERBEN) とても複雑な事件や内面が書かれているけれど、とても現実的でいつ起こってもおかしくない事件だと思った 46ページ ピアはトースター2枚ともバターとヌッテラを塗ってサンドにした バターの塩味と...

まず翻訳がよい タイトルも好き (SCHNEEITTCHEN MUSS STERBEN) とても複雑な事件や内面が書かれているけれど、とても現実的でいつ起こってもおかしくない事件だと思った 46ページ ピアはトースター2枚ともバターとヌッテラを塗ってサンドにした バターの塩味とヌッテラの甘みが混ざった独特な味の中毒になっていた 344ページ コーヒーを飲みながら、フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙を読んでいた Frankfulter Allgemeinen Zeitung

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2014/12/18

オリヴァー&ピアコンビの第2弾。1作目より、こっちの方が登場人物がごっちゃにならなくて、読みやすかった。今回は、事件の捜査と並行してそれぞれのプライベートの事が描かれていたり、警察内部にも一悶着あったりで話の幅が広くて面白い!出だしから面白い小説ってあんまりないけど、これ...

オリヴァー&ピアコンビの第2弾。1作目より、こっちの方が登場人物がごっちゃにならなくて、読みやすかった。今回は、事件の捜査と並行してそれぞれのプライベートの事が描かれていたり、警察内部にも一悶着あったりで話の幅が広くて面白い!出だしから面白い小説ってあんまりないけど、これはその数少ないなかの1つ。

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2014/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった。 主人公のオリヴァー主席警部がコージマと別れてしまったのは残念だが、 一応立ち直ったようなので良かった。 ミステリーとしても、人間ドラマとしても とても面白い。 もうひとりの主人公トビアスの出所後の人生に、 ぐいぐい引き込まれる。 前作に引き続き、 お願いだから、このシリーズの一作目と二作目を 翻訳してほしい。

Posted byブクログ

2014/10/05

「深い疵」で知った作者の2冊目。面白く読みましたが、登場人物が多かったり、時系列がわからなくなったりなので、自分でカレンダー的にメモを取りながら読みました。 オチは容易にわかるのですが、この小さな村の人物相関図を理解する面白さはありました。

Posted byブクログ

2014/09/23

確かに人間のおぞましさが紛々としている感じ。加害者も被害者も事件の現場も関係者もすべてが同じ輪の中で、それゆえいろんなものが凝縮されてしまっているような。それにしても、一作目から読みたい!

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2014/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

刑期を満了した青年が殺人事件の現場の故郷に帰ってきたことから、田舎の集落の平穏が崩されていく。 「鉄壁の自制心と上品な振る舞いを教え込まれてきた」というオリヴァーに惹かれた。ドイツにも貴族が今もいることに、驚いた。しかも警察に勤めているとか。ドイツの文化は、あまり馴染みがない。 楽しんで読める小説で触れることができるなんて、一石二鳥。 前作の「深い疵」は暗そうで読むのをやめようと思っていたけど、読んでみよう。人間関係がこの話で破綻してる人もいるので、遡ると辛いかもしれへんけど。

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2014/07/19

ミヒャエル・ハネケ監督の映画「白いリボン」を彷彿とさせる、小さな村に渦巻く悪意。警察サイドの恋愛モードエピソードが鬱陶しさに拍車をかける。怖い怖い。

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