正義の他者 新装版 の商品レビュー
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[ 内容 ] 実践哲学の相違する領域において何が正義の「他者」と言われうるのか。 社会哲学・道徳哲学・政治哲学それぞれの体系的課題を独自の承認論を展開させて分析、正義の原理とその「他者」との関わりに新たな照明を当てる。 [ 目次 ] 1 社会哲学の課題(社会的なものの病理―社会哲学の伝統とアクチュアリティ;世界の意味地平を切り開く批判の可能性―社会批判をめぐる現在の論争地平での『啓蒙の弁証法』;“存在を否認されること”が持つ社会的な力―批判的社会理論のトポロジーについて ほか) 2 道徳と承認(正義の他者―ハーバーマスとポストモダニズムの倫理学的挑戦;アリストテレスとカントの間―承認の道徳についてのスケッチ;正義と愛情による結びつきとの間―道徳的論争の焦点としての家族 ほか) 3 政治哲学の問題(道徳的な罠としての普遍主義?―人権政治の条件と限界;反省的協働活動としての民主主義―ジョン・デューイと現代の民主主義理論;手続き主義と目的論の間―ジョン・デューイの道徳理論における未解決問題としての道徳的コンフリクト ほか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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