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恋の聖地 の商品レビュー

3.4

42件のお客様レビュー

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2013/09/03

雑誌「小説新潮」の企画から生まれた文庫オリジナルのアンソロジー集。 『そこは、最後の恋に出会う場所。』という気恥ずかしい副題が付けられていて、カバーもせずに電車の中で読むには勇気がいる。(案の定、何だこのオッサンは? という視線を座っている人から浴びてしまった。) なんでも『恋...

雑誌「小説新潮」の企画から生まれた文庫オリジナルのアンソロジー集。 『そこは、最後の恋に出会う場所。』という気恥ずかしい副題が付けられていて、カバーもせずに電車の中で読むには勇気がいる。(案の定、何だこのオッサンは? という視線を座っている人から浴びてしまった。) なんでも『恋人の聖地』なる場所が日本全国に100カ所以上も選定されているらしい。どこかの橋やメモリアムにカップルがやって来ては鍵を取りつけていくなんて言うローカルなニュースをTVで見たことがあったけど、そんな年頃でもないのであんまり意識していなかった。 そんな聖地を売れっ子の女性作家7人が実際に訪れて、もしかしたらという構想を練った作品集がこれ。 いいなと思ったのは、窪さんの「やゆたうひかり」と原田さんの「幸福駅 二月一日」。各作家それぞれの持ち味が出ているけれど、やはりお仕着せの舞台では想像力に限界があるんだろう。 その中で、この二人の作家は長い時間軸を持ち込んで読ませる作品に仕上げている。

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2013/08/31

最後の恋に出会う場所というサブタイトルから、べた甘の話を想像していたけれど、切ない話が多く、最後に一筋の明かりがともるような感じのものが多かった。三浦しをんさんと窪美澄さん、大沼紀子さんの作品がよかった。

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2013/08/25

久しぶりにキュンキュンしたいなぁと思って題名だけで借りて読んだけれど、切ない話が多かった(^^;それでも、恋の聖地に纏わる話は心にじんわりしみて、スッキリと読み終えた(^^)名古屋テレビ塔にしか行ったことないけれど(しかも恋の聖地と知らずに)、機会があれば旅してみたいな♪

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2013/08/24

恋の聖地って、誰かが集客目的で つくりあげた感じがして、訪れたい、 とはあまり思わないけれど。 原田マハさんの小説が読みたくて 手にとって、実際に気に入ったのは、 大沼紀子さんの「たわいもない祈り」と 窪美澄さんの「たゆたうひかり」、 そして、三浦しをんさんの「聖域の火」。 ...

恋の聖地って、誰かが集客目的で つくりあげた感じがして、訪れたい、 とはあまり思わないけれど。 原田マハさんの小説が読みたくて 手にとって、実際に気に入ったのは、 大沼紀子さんの「たわいもない祈り」と 窪美澄さんの「たゆたうひかり」、 そして、三浦しをんさんの「聖域の火」。 なんだか心があったかくなりました。

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2013/07/31

のっけから、埼玉県が県であることを知らない女(少女ではない。13歳の娘を持つ母親)がヒロインで、引きまくりました。 地理は苦手だけど、恋愛小説でならちょっとだけ地理の勉強ができるかも。趣味と教養(←大げさ)の二兎狙いだ!と思ってたんですけど。 最初の短編は「なんだかなあ」だったけ...

のっけから、埼玉県が県であることを知らない女(少女ではない。13歳の娘を持つ母親)がヒロインで、引きまくりました。 地理は苦手だけど、恋愛小説でならちょっとだけ地理の勉強ができるかも。趣味と教養(←大げさ)の二兎狙いだ!と思ってたんですけど。 最初の短編は「なんだかなあ」だったけれど、他はいい感じでした。特に三浦しをんと瀧羽麻子。 柴門ふみが24ページのまんがで参加しているのもいいけど、直前の小説と設定(編集部員である女が妻または婚約者がいる編集長とつきあっている)がかぶっていて、ソース焼きそばと塩焼そばを続けて出されたような感じ。つまり食傷しました。

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2013/07/21

恋の聖地を舞台に描かれた恋愛アンソロジー。 豪華作家陣で外れなし、安定感あるお話ばかりでした。きゅんとしたりほんわかしたりと甘い恋愛からは程遠いお話が多く、どちらかというと苦しさを伴う恋愛が多かったけれど、それもまたよし。甘いだけが恋愛じゃなく、辛い恋だってスパイスで、乗り越えて...

恋の聖地を舞台に描かれた恋愛アンソロジー。 豪華作家陣で外れなし、安定感あるお話ばかりでした。きゅんとしたりほんわかしたりと甘い恋愛からは程遠いお話が多く、どちらかというと苦しさを伴う恋愛が多かったけれど、それもまたよし。甘いだけが恋愛じゃなく、辛い恋だってスパイスで、乗り越えてまた新しい恋を手に入れていけばいいじゃないと思える作品たち。 中でも、三浦しをんさんはやっぱり好きだなぁ。一番よいなと思ったのは窪さん。初読みだけど、ずっと気になっていた方なので、もっと読んでみたいと思いました。

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2014/03/10

恋人の聖地といわれるスポットを舞台にした 7人の作家さんによるアンソロジー 短編ではもったいないような 名だたる作家さんばかりの豪華なアンソロジー 三浦しおんさんのお話が 好きでした。

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2013/07/10

大好きな作者ばかりでハズレるはずがないです。瀧羽先生の作品は初めてでしたが一番好きでした。三浦先生の作品をよんで弥山に行ってみたくなりました。動画で検索したら余計に登りたくなりました。

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2013/06/30

このシリーズは新刊が出ると必ず買ってます!色んな作家さんの色んな ラブストーリーが読めるのは楽しいです。短編集ですが、どの作品も、深い。ゆっくりゆっくり味わって、どっぷり浸って読みたい本です。

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2013/06/16

漫画が入っていることに買ってから気づいた。 久々に漫画も良いものだ。 知っている作家が数人、ただ、どの作家も読むのは初めてだった。

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