1,800円以上の注文で送料無料

ロマの血脈(下) の商品レビュー

4.1

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/09/19

歴史は繰り返すといわれますが、繰り返してはいけない歴史もありますよね。 自分たちの手に負えない科学の力。手を出してしまった以上、発生する業も背負い続けなければならなくなる。 権利・責任・対価ですね……

Posted byブクログ

2019/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ロマって聞いたことありますか? ロマ民族! いわゆる、 ジプシーのことです! 放浪する民な! ジプシーが差別用語らしく、 現在はロマといわれるようです。 これ、 デルポイの巫女から、 インドに移り、 カースト制度から逃げるために定住場所を探してそのまま放浪するロマになった説! 結局、 霊能力というか、 予言する力は血なんですかねー。 と、 いうことですかね? 占い師的にこの辺を詳しく知りたかったんですね。 もしくは、 サヴァンとして生まれるとかしないと、 得られないのか!? だがしかし、 人間は3秒先のことはわかるようにできてるらしいよ! これを鍛えていけば、 占い師的に飛躍的に能力開発できるのではないかと思うのですがどうだろう? 予知予言とは別に、 エンパシーの能力もでてきてますが、 エンパシーってなんか諸刃の刃って感じがしませんか? 欲しようないらないようなそんな能力。 クールなグレイと、 おちゃらけてるモンクのコンビだったんですが、 前回、 モンクが行方不明になって。 グレイの新しいパートナーにコワルスキ参戦! つか、 この時点でコワルスキはあまり好きじゃないが、 後々にありかな? と、 思うようになる。 で、 生き別れたグレイとモンクの再会がありますが、 記憶喪失ですよね? 完璧に戻るのかな?かな? と、 思いつつ読み進めていくと・・・。 内緒! と、 コワルスキに彼女ができてるのですが、 いつの間にか別れてるのよ! これ、 短編?外伝? スピンオフなやつで詳細が書かれているらしいので、 そちらも読みたい! それとは別に、 タッカーとだっけ? と、 わんちゃんのコンビのスピンオフもあるらしいけど、 そっちは今のところ読む気はない。 最後に、 予言されてるグレイがいる。 殺されるって! 現在、 10巻まで読んでますがグレイ生きてる! そのうち死ぬのかな?

Posted byブクログ

2018/10/28

"最後は、悲しみの涙と喜びの涙で終りました。 今回の作品で著者が紹介している科学的事実は、脳の操作や自閉症とサヴァン症候群、人間は未来を見ることができることなど。 手に汗握る展開で楽しめることは、これまでの作品から継続的に変わりない。 著者が紹介してくれている参考文献か...

"最後は、悲しみの涙と喜びの涙で終りました。 今回の作品で著者が紹介している科学的事実は、脳の操作や自閉症とサヴァン症候群、人間は未来を見ることができることなど。 手に汗握る展開で楽しめることは、これまでの作品から継続的に変わりない。 著者が紹介してくれている参考文献から気になるものをメモしておく。 ・The Jasons:The Secret History of Science's Elite ・脳は奇跡を起こすThe Brain That Changes Itself ・Intuition:Knowing Beyond Logic ・Thinking in Pictures:My Life with Autism ・Born on a Blue Monday:Inside the Extraordinary Mind of an Autistic Savant"

Posted byブクログ

2017/07/14

読書録「ロマの血脈(下)」4 著者 ジェームズ・ロリンズ 訳 桑田健 出版 竹書房文庫 p62より引用 “この男は自分が世の中のために必要なこと をしていると強く信じており、間違った行い は何一つしていないと確信している。相手の 意見を聞き入れようとしない、狂信的なまで の信...

読書録「ロマの血脈(下)」4 著者 ジェームズ・ロリンズ 訳 桑田健 出版 竹書房文庫 p62より引用 “この男は自分が世の中のために必要なこと をしていると強く信じており、間違った行い は何一つしていないと確信している。相手の 意見を聞き入れようとしない、狂信的なまで の信念だ。”  機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、 長編アクション小説。シリーズ第四弾下巻。  亡くなった科学者の同僚と合流し、インド 北部へと向かったシグマメンバー。彼の研究 の足跡を追いかけた先にあったのは…。  上記の引用は、米国の情報局部局長につい ての一節。自信を持つのは大切かもしれませ んが、周囲が困るほどとなると問題ですね。 そういう人には、どんな細かな雑用でも、全 て一人でしてもらうようにすれば良いのでは ないでしょうか。  巻末の事実解説を読んでいると、取材にも しっかりと金を掛けていそうだなと思われま す。  解決しきれないかもしれない問題ばかりが 増えるのならば、もう少し落ち着いて考えた 方がいいかもしれないなと思わせる話です。 ーーーーー

Posted byブクログ

2017/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

モンクと再会したときのグレイの喜びようには、目頭が熱くなるものがあったが、ピョートルの自己犠牲の方がぐっと心に応えた。 それにしてもロシアの放射性物質の管理はひどいなあ…恐ろしや。

Posted byブクログ

2016/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

決して面白くなかったわけではなく、むしろ面白かったのだけれども、なんだかなかなか読み進まずものすごく時間がかかってしまった。サヴァン症候群の話とか興味深いものがあった。 そして何よりモンクが……どんな形であれ生きていてくれて(まぁなんとなく生きてるかなという感はあったが)嬉しかった。 あと、個人的にコワルスキ嫌いじゃないので今回も楽しかった。他の人たち割と生真面目だから、こういう人の存在が微笑ましい。

Posted byブクログ

2015/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作三編も面白く、シグマフォースシリーズ大好きです。 今回は、私の興味のある予知能力とか、占いとか、ワクワクする内容でした。 私の回りにもそういう類いの人いるし。 また、放射性物質の汚染問題は、我が国でも抱えている問題でもあります。 もうね、ワクワクドキドキしながら読みましたよ。 終盤は悲しくて、切なくて、愛おしくて、寝ながら読んでいたので、枕がビショビショに・・・・・・・ いやぁ子供が絡んで来ると弱いですわ。 ラストはびっくり、やっぱりそうなんだぁー それにしても、ここに書かれているものが、かなり事実であったりすると、我が国は大丈夫なのかと不安に思ってしまうね。

Posted byブクログ

2015/05/15

今回の舞台はインドとロシア。地理的には世界的なトレンドに乗ってみた感があるが、扱う脅威は核という前世紀から続く最大の懸念事項。 ギリシアのデルポイの巫女がロマの先祖だったという仮説のもと、その血筋を引くサヴァン症候群の子ども達を利用して現状世界の破壊を企む悪者と戦うΣの奮闘。この...

今回の舞台はインドとロシア。地理的には世界的なトレンドに乗ってみた感があるが、扱う脅威は核という前世紀から続く最大の懸念事項。 ギリシアのデルポイの巫女がロマの先祖だったという仮説のもと、その血筋を引くサヴァン症候群の子ども達を利用して現状世界の破壊を企む悪者と戦うΣの奮闘。このシリーズは回を追うごとにストーリーの要素が多く、複雑になってる。 もっとも、寄せ集め要素を都合よく繋ぎ合わせてエンターテインメントにしており、それぞれを深く掘り下げずにいるので、辛くはない。ただドタバタの描写はついていけない部分がある。社会問題の提示というのもお約束、自閉症だったりカースト制度だったり。私のような浅学の知ったかぶりには丁度いい。今回はセイチャンが登場せずに、モンクが大活躍、生きてて良かった!全体としては、超能力で世界を救うストーリーかな…。

Posted byブクログ

2015/01/18

Σシリーズの第四作目。 今作のシグマフォースの戦いは、ロシアの議員による地球規模の放射能攻撃を阻止するための戦い。デルポイの巫女やチェルノブイリなど、大昔と最近の歴史的な史実をもとに組み立てられた、スピード感あるストーリー展開はさすが。 多少、強引な理由ではあったが、モンクが生き...

Σシリーズの第四作目。 今作のシグマフォースの戦いは、ロシアの議員による地球規模の放射能攻撃を阻止するための戦い。デルポイの巫女やチェルノブイリなど、大昔と最近の歴史的な史実をもとに組み立てられた、スピード感あるストーリー展開はさすが。 多少、強引な理由ではあったが、モンクが生きていたのは本当に安心して、感動の涙も流してしまった。 もし、自閉症がなかったら、人類は未だに洞窟生活を送っていただろうという言葉が興味深かった。

Posted byブクログ

2014/12/03

シグマフォースシリーズ、4作目。 前作で生死不明だったモンクが復活。生きていたことは本当に嬉しかったし、メンバーたちと再会できた場面はなかなかの感動モノだったけれど、今回のストーリーに組み込むにはちょっと強引だったかな、、、。実際、サヴァン症候群の方には何らかの特異な能力がある...

シグマフォースシリーズ、4作目。 前作で生死不明だったモンクが復活。生きていたことは本当に嬉しかったし、メンバーたちと再会できた場面はなかなかの感動モノだったけれど、今回のストーリーに組み込むにはちょっと強引だったかな、、、。実際、サヴァン症候群の方には何らかの特異な能力があるのだろうが、まだまだSFの域でピンとこなかったのが難点。その分、チェルノブイリなどのソ連時代の放射能汚染問題はリアルで、脅威はひしひしと感じられた。 それにしても、このシリーズのキャラには恋愛モノが必須なのだろうか。カップル率が高すぎ。一切、ドロドロしていなくて、お似合いばかりだからいいけど。だからか、余計に独り者のグレイが気の毒。早く、レイチェルとよりを戻すか、新しい彼女を付けてあげてクダサイ。

Posted byブクログ