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本当はこんな歌 の商品レビュー

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20件のお客様レビュー

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2023/03/31

音楽好きでなくても、社会に不満がある人は意外に共感を得るかもしれない歌詞の説明でした。 差別、貧困、戦争、虐待、コンプレックス、うつ病、嫉妬、LGBTQ、サイコ、エゴ、麻薬、障害など、メディアでは取り上げにくい内容で、メロディーが良かったり、観た目がカッコよかったり、美しい声だっ...

音楽好きでなくても、社会に不満がある人は意外に共感を得るかもしれない歌詞の説明でした。 差別、貧困、戦争、虐待、コンプレックス、うつ病、嫉妬、LGBTQ、サイコ、エゴ、麻薬、障害など、メディアでは取り上げにくい内容で、メロディーが良かったり、観た目がカッコよかったり、美しい声だったりしても、歌詞とのギャップにやられます。 話しを面白く盛ってると思う人もいるかもしれませんが、町山さんが編集し掲載されたアーティストをさらにネットや古本などで調べても、本当のことばかりでさらに怖くなります。 R指定したほうがよいですね。 町山さん、第二弾をお待ちしてます。

Posted byブクログ

2022/12/14

グリーン・デイ、R.E.M.、エミネム、パール・ジャム、ビースティ・ボーイズ… 意味もわからず歌っていた洋楽ロック歌詞の本当の意味や、アーティストが作詞作曲に至った背景を解説。40曲を取り上げる。 週刊アスキーで掲載していた町山智浩の連載を書籍化。 「映画の見方がわかる本」で「...

グリーン・デイ、R.E.M.、エミネム、パール・ジャム、ビースティ・ボーイズ… 意味もわからず歌っていた洋楽ロック歌詞の本当の意味や、アーティストが作詞作曲に至った背景を解説。40曲を取り上げる。 週刊アスキーで掲載していた町山智浩の連載を書籍化。 「映画の見方がわかる本」で「タクシードライバー」などの名作を資料を基に読み解いた町山智浩が、誤解されやすい洋楽の歌詞を読み解いた本です。 スマッシング・パンプキンズの「ディスアーム」は「あなたが僕の中の幼子を切り捨てさせたように」という歌詞が人工中絶を意味していると誤解されたが、実際はボーカルのビリー・コーガンが自分を虐待した父親に対する憎悪を吐き出した歌であること。 パールジャムの「ジェレミー」は、実際にテキサスで授業中に自殺したジェレミー・ウェイド・デルのことを歌ったこと。 フィル・コリンズの「夜の囁き」は溺れている人を助けられなかった人の歌ではなく、離婚した妻に対する憎悪を歌った歌であること。 エアロスミスの「ウォーク・ディス・ウェイ」は、スティーブン・タイラーの思春期の経験を歌ったこと。 パティ・スミスの「グローリア」と映画「プラダを着た悪魔」の挿入歌「サドゥンリー・アイ・シー」の、意外な関係。 ブルース・スプリングスティーンの代表曲「グローリー・デイズ」には、幻の3番があった。 ローリング・ストーンズの「ブラウン・シュガー」は、黒人女性への欲望を歌った歌であること。などの知られざる洋楽の歌詞に秘められた秘話や意味が、面白い洋楽本です。

Posted byブクログ

2020/12/26

ロックのトリビアが好きな方には是非読んで欲しい本! いやいや面白かった! スマパンの「Disarm」が両親への憎しみを歌った曲だったり、パール・ジャムの「ジェレミー」が自殺した少年の歌だったり、ピンク・フロイドの「ようこそマシーンへ」のレコード会社への皮肉もすごかった。ピンク...

ロックのトリビアが好きな方には是非読んで欲しい本! いやいや面白かった! スマパンの「Disarm」が両親への憎しみを歌った曲だったり、パール・ジャムの「ジェレミー」が自殺した少年の歌だったり、ピンク・フロイドの「ようこそマシーンへ」のレコード会社への皮肉もすごかった。ピンク・フロイドは相当骨のある人々なのだと知った。 ビースティーボーイズの「シュア・ショット」が出直し宣言だったのも良かった。 自分は基本的に輸入盤を買ってしまうので、こうゆう歌詞を解説した本がもっとあったら嬉しいです。

Posted byブクログ

2020/11/04

映画評論家の町山さんの本。 洋楽の歌詞が普通に受け取られているのと違い、実はこういう歌詞だったという本。 私は洋楽の歌詞をあまり理解しようとしないタイプなので、なるほど~と知らない事ばかりで面白かった。 映画評論では、メジャーなものもマニアックなものも幅広く、鋭く批評してい...

映画評論家の町山さんの本。 洋楽の歌詞が普通に受け取られているのと違い、実はこういう歌詞だったという本。 私は洋楽の歌詞をあまり理解しようとしないタイプなので、なるほど~と知らない事ばかりで面白かった。 映画評論では、メジャーなものもマニアックなものも幅広く、鋭く批評しているイメージだが、この本に紹介されている曲は、割とメジャーな有名曲が多く、町山さんのイメージからは意外だった。 印象に残ったのは以下。 Pearl Jam  Jeremy この曲は知っているけど、こんなに大変な悲劇を書いていたのは知らなかった。それを知って改めて聞くと数段かっこよく聞こえる。 OzzyOsbourne CrazyTrain 亡くなったギタリストのランディーローズを追悼するイメージばかりだったけど、戦争反対のニュアンスもあったとは。 ブラックサバスのWarPigsも反戦なんですね。 ジョンレノンを敬愛する平和主義というのも私の考えるOzzyのイメージと違って、より好感が持てました。 BeastieBoys SureShot もともと好きなアルバムの曲だけど、いままでの悪ガキ路線を改める、マジモードの宣言だったんですね。 System Of a Dawn B.Y.O.B メンバー全員がアルメニア難民というのは知らなかった。 イラク戦争への反対のメッセージだったのも。 政治的なイメージがあまりなかったのだけど、勉強不足でした。 NeilYoung Cortez the Killer 聞いたことなかった曲で、ギターがとってもかっこいい。 これは歌詞ではなく、曲を紹介してもらったことに感謝。

Posted byブクログ

2020/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

先日帰省した際に、高速バスの中で読んだ本の一冊。 奇しくも、洋楽の歌詞についての本を二冊立て続けに読んだので、両者を比較しつつ楽しむことができた。 ちなみに、もう一冊はこちら。 https://booklog.jp/users/rapiya/archives/1/4845633310 本書は著作権の関係で、英詞は掲載されておらず、町山氏翻訳の歌詞が掲載されている。 紹介されている楽曲は主にロックであるが、およそ幅広く取り上げられている印象。 自分としては、社会派バンドとして知られるRage Against The Machineや、 System Of A Downなどの部分は特に興味深く読んだ。 こういった曲が受け入れられる欧米リスナーの懐の深さを少し羨みつつ。 以下はこの書で取り上げられたRage Against The MachineのPV。 バンドがニューヨーク証券取引所でゲリラライヴを行い、警官に連行される場面をマイケル・ムーアが撮影したもので、非常に刺激的。 よければ視聴してみてほしい。 Rage Against The Machine - Sleep Now in the Fire (Official Music Video) https://www.youtube.com/watch?v=kl4wkIPiTcY ※リンク切れにつき差し替え(201214)

Posted byブクログ

2018/10/27

何気に耳に入ってくる英米のロックやポップの楽曲。 実際に翻訳したその歌詞と意味、背景を詳細に説明している。 本文(歌詞と解釈、背景)・その曲の概要(ヒットチャート等)・ ミュージシャンの情報での構成。 主にロックで、オルタナティブ、グランジ、ラップ、ヘビメタ、 パンク、ヒップポッ...

何気に耳に入ってくる英米のロックやポップの楽曲。 実際に翻訳したその歌詞と意味、背景を詳細に説明している。 本文(歌詞と解釈、背景)・その曲の概要(ヒットチャート等)・ ミュージシャンの情報での構成。 主にロックで、オルタナティブ、グランジ、ラップ、ヘビメタ、 パンク、ヒップポップ等々、様々な年代の曲が紹介されています。 レコードやCDに挿入された歌詞カード。 読んでも意味不明なこと、ありました。 ましてや、解釈や背景が書かれてないものがある。 そんな曲のメロディーライン、 キレイだなぁと惑わされてはいけない。 実は歌詞には本当の意味、とんでもない事実が! 政治批判・人種差別・戦争・無差別殺人・嫉妬・恨み・・・など。 愛の歌と思っていたのはストーカーですって? 歌詞に込められた本当の意味がわかって、面白かったです。

Posted byブクログ

2017/05/15

まぁ、面白かった。ためしにニールヤングのZUMAを図書館で借りたらすこぶるよい。あと、表紙のせいで電車で読むのは気が引けた。

Posted byブクログ

2015/05/26

映画批評で有名な町山氏の洋楽解説。歌詞から見えるその曲の背景を紹介。発表された時期と合わせて考えると時代性も読み取れて面白い。

Posted byブクログ

2014/12/01

町山智浩が独自の視点で選んだ洋楽の歌詞の和訳とその解説。知っている曲が少なかったので、これから知らなかった曲を聴いてみようと思う。知っている曲も和訳まではわからず、わかったところでその背景を知らないので、このように解説してもらうと非常にわかる。第2弾、3弾と出版してほしいシリーズ...

町山智浩が独自の視点で選んだ洋楽の歌詞の和訳とその解説。知っている曲が少なかったので、これから知らなかった曲を聴いてみようと思う。知っている曲も和訳まではわからず、わかったところでその背景を知らないので、このように解説してもらうと非常にわかる。第2弾、3弾と出版してほしいシリーズである。

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2014/10/09

洋楽好きなんですけど何につけてもミーハーの域を出ないもんであまり知ってる曲がなくて。でも面白かったです。 歌詞力は、時代そのものが消失したもんで難しいかなあ…物語は自分で生産できそうですが。なんて思います。 それと最近になって、日本人歌手が欧米式?歌唱力を手に入れてきたなあっ...

洋楽好きなんですけど何につけてもミーハーの域を出ないもんであまり知ってる曲がなくて。でも面白かったです。 歌詞力は、時代そのものが消失したもんで難しいかなあ…物語は自分で生産できそうですが。なんて思います。 それと最近になって、日本人歌手が欧米式?歌唱力を手に入れてきたなあって風潮があるかと思うんですが、確かに声は出るようになったけどこの下手だと感じるのはなんなんだ!?とずっと思ってて。で、アナ雪流行で英語版と日本語版を両方耳にして、ああそうか、いわゆる「表情」ってやつなんだと気づきました。芝居が下手なんですねえ… 普通に歌っても泣かせられないもんなあと、音楽の世界は深いなあと。もちろん日本人歌手にも表情豊かに歌い上げる人はいらっしゃいます!

Posted byブクログ