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大相撲の見かた の商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2018/11/18

これまでありそうでなかった相撲本、と言える一冊。 「おっつけ」「かちあげ」といった相撲の基礎用語の解説から始まって、「四つから攻めるときは自分の差し手の側へ」という相撲の定石、現役力士の取り口と勝負の見どころ、そして昭和・平成の名勝負の攻防を連続写真で解説、と続く内容は相撲ファン...

これまでありそうでなかった相撲本、と言える一冊。 「おっつけ」「かちあげ」といった相撲の基礎用語の解説から始まって、「四つから攻めるときは自分の差し手の側へ」という相撲の定石、現役力士の取り口と勝負の見どころ、そして昭和・平成の名勝負の攻防を連続写真で解説、と続く内容は相撲ファンにはたまらない構成。ワタシには、用語の解説は復習ではあったが、どのページを開いても飽きることがなく、相撲ファンには強力にお勧めできる一冊だ。 そして、忘れていけないのが巻末に載っている戦後の歴代優勝力士の一覧。ライブでは見ることのなかった大鵬の偉大さに思いを馳せたり、自分の記憶がどの辺りからあるかを確認したり、あるいは記憶違いを見つけたり。時を忘れてこんなものを眺めることができる幸せを感謝しよう。

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2018/09/14

いなす 上手・下手 かいな腕を返す決める殺す かち上げ がぶり寄り 差す 蹲踞の姿勢 額上部の髪の毛の生え際あたりで当たる のど輪 物言い 脇が甘い うっちゃり 小手投げ:相手の腕の差し手を腕で抱え込んで、まわしは取らずに投げる技。まわしを取っていると「上手投げ」になる。 下手投...

いなす 上手・下手 かいな腕を返す決める殺す かち上げ がぶり寄り 差す 蹲踞の姿勢 額上部の髪の毛の生え際あたりで当たる のど輪 物言い 脇が甘い うっちゃり 小手投げ:相手の腕の差し手を腕で抱え込んで、まわしは取らずに投げる技。まわしを取っていると「上手投げ」になる。 下手投げ:差し手(下手)でまわしを掴んで投げる技。まわしを取っていないと「掬い投げ」になる。 公認された87の技(決まり手82+非技5) 網打ち ずぶねり頭捻り ハッキヨイ=発気揚揚 立合いで勝敗の9割方が決まる お互いに相手のやりたいことをやらせない 重圧に負けず腰を入れて下手投げが打てる下半身の強さがあった 琴奨菊のまわしがきつく締められ 前相撲→序ノ口→序二段→三段目→幕下→十両→幕内(前頭→小結→関脇→大関→横綱) 立合いで力士が体に受ける力は1トンを超える

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2017/04/05

<目次> はじめに 第1章  相撲用語を知る 第2章  取組の攻防を見抜く 第3章  現役力士の取り口と勝負の見どころ 第4章  相撲史に残る「昭和・平成の名勝負」 <内容> 本人が豪語するように、相撲の入門新書としては嚆矢かも…。といっても、相撲用語の説明にまた相撲用語を使っ...

<目次> はじめに 第1章  相撲用語を知る 第2章  取組の攻防を見抜く 第3章  現役力士の取り口と勝負の見どころ 第4章  相撲史に残る「昭和・平成の名勝負」 <内容> 本人が豪語するように、相撲の入門新書としては嚆矢かも…。といっても、相撲用語の説明にまた相撲用語を使っているので、その辺がね。 各力士の取組中の努力についてはよくわかった。

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2017/01/27

先程稀勢の里の奉納土俵入りを見たところであります。今日はどのチャンネルを見てもキセノンキセノンキセノンですな。お前暇人だなと思ふかも知れませんが、偶々今日は午後時間が空いたのです。 まあそれはいい。 これほど期待を裏切り続けてきた力士も珍しいのですが、初場所前は特に「綱とり場所...

先程稀勢の里の奉納土俵入りを見たところであります。今日はどのチャンネルを見てもキセノンキセノンキセノンですな。お前暇人だなと思ふかも知れませんが、偶々今日は午後時間が空いたのです。 まあそれはいい。 これほど期待を裏切り続けてきた力士も珍しいのですが、初場所前は特に「綱とり場所」として認識されてゐなかつた事が幸ひしたのではないでせうか。その実力については衆目の見る通りでありましたが、精神面が弱いのか、ここ一番で優勝を逃し続けてきました。若嶋津みたいに悲劇の大関で終るのかな、と考へてゐたら突然優勝したので吃驚しました。 しかし今場所は上位陣の休場が重なり、不戦勝も含まれたりとラッキイな面も有つて、綱とり場所は春場所になるのだらうと認識してゐたのです。 ところが一気に横綱昇進への動きが。今場所で昇進させるのは甘いとの非難もあります。「日本人横綱」が欲しいばかりに、昇進ありきの議論が進んでゐると。 まあその通りでせうね。自分も甘いとは思ひますが、問題は「二場所連続優勝、、またはそれに準ずる成績」といふ曖昧な昇進基準ですね。優勝に準ずる成績を、単に優勝力士の次の成績を挙げた力士とみるか、本割では優勝同点で、本割外の優勝決定戦に持ち込んだケースを差すのか。わたくしは後者だらうと思ふのですが、実際は前者の条件で昇進する人も多いやうです。特に物議を醸したのは、柏戸が直前三場所を10勝・11勝・12勝で昇進した時です。無論優勝は含まれてゐません。まるで関脇から大関に昇進する時の成績ですね。これは大鵬と同時昇進させたかつた協会の意向らしい。 稀勢の里の場合は、この一年の安定感が評価された面もあります。その点、今回は吉葉山のケースに近いか。吉葉山は実力は認められながら、あと一歩で優勝を逃し中中横綱に届かなかつたのですが、遂に15戦全勝で初優勝、前場所は11勝止まりながら、安定感を買はれて「涙の横綱昇進」となり、優勝パレードは「雪の全勝行進」などと言はれました。 しかし吉葉山は横綱昇進が相撲人生のゴールとなつた感があり、横綱としては満足な成績を残せずわづか17場所(うち皆勤は9場所のみ)で引退となりました。キセノンにはまだまだ頑張つていただきたい。千代の富士は30歳を過ぎてから19回優勝してをります。 さて稀勢の里のお陰で俄ファンになつた方も、以前からのファンの方も楽しめる一冊『大相撲の見かた』であります。 第一章では相撲用語の解説。イラスト付きで分かりやすい。TVの実況や解説ではよく聞く言葉ながら、具体的にそれはどんな動作なの? といふこともあるでせう。こつそり本書を覗き、「ああさういふ事だつたのか!」と納得したら、得意気に友人との会話にさりげなく用語を駆使してみませう。 第二章では、実際の取組の攻防について解説します。漫然と大相撲中継を見てゐるだけでは気付かぬ、勝負のポイント、戦術の駆け引きなどを教へてくれます。 第三章は現役力士(ただし平成25年時点)の取り口などを紹介。対戦カード別の見所も解説。 第四章は「昭和・平成の名勝負」を連続写真で紹介。「千代の富士×隆の里」が無いぞー。 著者は学生時代、自ら相撲部に所属し学生相撲で活躍した人。肌で相撲を知る人だけに、その描写も説得力があります。立ち合ひで頭と頭がガーンと当る時、素人は「うわー痛さう」と思ふが、実は当り方により、それほど痛くはないとかね。 個人的には、第一章と第二章のみに特化して、より詳しい一冊を書いていただきたいと考へます。 デハまたお会ひしませう。 http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-687.html

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2016/12/25

相撲は、素人でも分かりやすいものだが、さらにこの本で細かな所を図解入りで、技や用語も説明しているので有難い。

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2015/04/08

大相撲の中継でアナウンサーと解説の方が話している内容を理解できるようになりたいと思って読みました。「上手下手」「四つ」などの基本的な用語から、白鵬と日馬富士の取り組みの見どころなどが書かれていて初心者にわかりやすかったです。次からは相撲をもう少し深く見ることができそうです。

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2014/09/08

今までなんとなく見ていた相撲だったが基本的な知識を得ることで今後より深く見ていくことができそうで楽しみ。決まり手の解説には少し分かりづらい部分があったが特に上手・下手についての解説は分かりやすかった。各力士の得意な形を知るだけでもかなり違うなと感じた。

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2014/01/23

こういった相撲観戦者目線の本はこれまでなかったので、ものすごくうれしく、わくわくしながら読み進めた。相撲用語が少しわかったが、自分には物足りなく、別冊で出してほしいくらいだ。 まわしをとって動かない状態は、強い力でひきつけているそうだ。いろんな駆け引きが繰り広げられている。立ち合...

こういった相撲観戦者目線の本はこれまでなかったので、ものすごくうれしく、わくわくしながら読み進めた。相撲用語が少しわかったが、自分には物足りなく、別冊で出してほしいくらいだ。 まわしをとって動かない状態は、強い力でひきつけているそうだ。いろんな駆け引きが繰り広げられている。立ち合いの位置や姿勢にも注目だ。 最後の補論はさすが大学の先生。いつの日か土俵がおおきくなるのかなあと興味深く読んだ。 相撲自体もちろん面白いが、私は実況と解説がすごく好き。この本から得た知識をいかして、実況・解説をより理解していければ、もっともっと相撲がおもしろくなること間違いなしだ。今回、稀勢の里の綱とりがあっけなく終わってしまったことは残念だけど、著書のおかげで観戦の視点が増えたから楽しい。

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2013/12/26

終了日:2013・12・25 相撲が見たくなった。いつも見たいけど更に見たくなった。 早速得た知識を応用したい!もっと相撲観戦が楽しくなる!!!! わかりやすくて、light readで、サクッと(とっても)楽しめた!

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2013/09/23

良書。参考になった。 良く聞くが、相撲用語の解説はなかなか無く、この本で解ったことが多い。 現役力士の対戦解説は素晴らしい。相撲が観たくなる。

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