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子供をゲーム依存症から救う精神科医の治療法 の商品レビュー

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2020/01/06

 ゲーム依存の根源に現実社会の生きにくさを挙げ、家庭で親が子どもにどう接するべきかが述べられている。ゲーム依存の子どもに困っている人にはおすすめである。自治体ごとの相談先の電話番号も掲載されている。  しかしその病理について医学的な観点から知見を得たいと思う人向きではないと思う。...

 ゲーム依存の根源に現実社会の生きにくさを挙げ、家庭で親が子どもにどう接するべきかが述べられている。ゲーム依存の子どもに困っている人にはおすすめである。自治体ごとの相談先の電話番号も掲載されている。  しかしその病理について医学的な観点から知見を得たいと思う人向きではないと思う。私はICD11にゲーム依存が明記されると聞いて読んでみたが、もっと新しい本を読むべきだったかもしれない。

Posted byブクログ

2019/03/07

ゲーム依存症の段階に応じた症例とその対策がしっかり書かれている。ゲーム依存症の例が作り物っぽく、教科書のような感じになっている。後半は、家族崩壊や社会問題まで話を展開して、ゲーム依存症に潜む問題点を広い視点から記述している。

Posted byブクログ

2013/12/25

電車に乗れば、携帯ゲーム機で遊ぶ大人に子供。一心不乱に携帯電話をさわる人々。 何がそうさせるのか。 高校大学の頃、アーケードゲームにハマったことがあるが、今の状況は理解できず、本書を手に取った。 ゲーム依存症にならないように、コミュニケーションをとることだけは怠ってはいけない。

Posted byブクログ

2013/08/29

あとがきに、欠点を抱える生身の親の姿を見せることが子供へのエールだと書かれて、この言葉が心に残った。

Posted byブクログ

2013/06/29

「依存症」という観点から、子どもとゲームの関係について考察された一冊。 子どもの頃、ゲームにハマっていて、ゲーム好きの友だちも多くて、家庭用ゲームにもアーケードゲームにもハマっていた私には、ところどころ首を傾げる部分もありました。(オンラインゲームや携帯ゲームには関心が持てなか...

「依存症」という観点から、子どもとゲームの関係について考察された一冊。 子どもの頃、ゲームにハマっていて、ゲーム好きの友だちも多くて、家庭用ゲームにもアーケードゲームにもハマっていた私には、ところどころ首を傾げる部分もありました。(オンラインゲームや携帯ゲームには関心が持てなかったので、その方面のゲーマーの方のことはよくわからないです。) 「専門機関につながった」ゲームにハマった子どもたちのこと、と考えるとすっきりします。 この本を読みながら、その子の生育環境や、その子の特性を、もっと知りたいと思いました。 本文でも触れられていますが、なぜ、その子がゲームにハマるのか、ハマらざるを得なかったのか、そこをもっと深めたいと思いました。 私が10代の頃、ゲームセンターで出会い、深夜までそこに入り浸っていた10代の子たちと話をした時、その子の家庭環境の複雑さに、胸が痛くなったのを覚えています。ハマるというよりも、ハマらざるを得ない。そうすることで身を守ろうとしている、そんな子どもたちがそこにいました。(我が家は門限厳守だったので、深夜のことは話を聞くことでしかわかりませんでしたが。) ゲーム依存の問題は、この本でいいきっかけをいただいたので、もう少しじっくり考えていきたいと思います。

Posted byブクログ