1,800円以上の注文で送料無料

もっと暗い場所へ の商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/07/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

PTSD、強迫神経症をわずらいながらも克服に向かう現在と、サイコパス的な恋人に追い詰められていく過去とが交互に語られていきます。 後味悪くないですし、過去の経過も読んでるこちらが辛くなるほどではなく、ヒロインが傷を徐々にいやし立ち向かっていくさまにはカタルシスがありました。その分、ややドラマチックさは薄れているかも。 自分の趣味どんぴしゃという感じではなく星3.5~4くらい。

Posted byブクログ

2014/07/01

かなり最初の段階で、これは触っちゃいけない男や!って分かる感じなのに、なぜこのヒロインはハマっちゃったかなあ。ヒロインの描写を見るに、ドメ男を選ぶタイプでもなさそうなのに(だからこそ生き残れたのかなとも思う)。 ヒロインの女トモダチは、女同士の本当に嫌な感じのリアリティー有りすぎ...

かなり最初の段階で、これは触っちゃいけない男や!って分かる感じなのに、なぜこのヒロインはハマっちゃったかなあ。ヒロインの描写を見るに、ドメ男を選ぶタイプでもなさそうなのに(だからこそ生き残れたのかなとも思う)。 ヒロインの女トモダチは、女同士の本当に嫌な感じのリアリティー有りすぎてツラwww

Posted byブクログ

2013/06/30

淡々とした中に、少しずつ追い詰められるゾッとした怖さがある。 むしろラストの動きがある場面はもの足りず、中盤が一番面白かった。 女性作家らしい、女友達のいやらしさもよかった。

Posted byブクログ

2013/06/05

理想的な男性と出会い恋に落ちるが、その男が日に日にDV男になっていく、サスペンス。 長編だけど、書き方がうまく、久しぶりにページをめくるてが止まらなかった。過去の回想と現在をクロスさせて書かれており、恐怖感があおられて良かった。

Posted byブクログ

2013/05/21

Into the Darkest Cornerというのが原題。 帯に煽られたなと言うのが正直な感想。 ・世界29カ国で刊行決定 ・Amazon UK 2011年ベスト・ブックス第1位 カリン・スローター、SJ・ワトソン推薦! 誰も私の恐怖を信じなかった。 英警察の情報分析官...

Into the Darkest Cornerというのが原題。 帯に煽られたなと言うのが正直な感想。 ・世界29カ国で刊行決定 ・Amazon UK 2011年ベスト・ブックス第1位 カリン・スローター、SJ・ワトソン推薦! 誰も私の恐怖を信じなかった。 英警察の情報分析官による話題沸騰のデビューサスペンス ほーほーほー。 文庫の癖に1040円という高額なもので、なんだろ貧乏性なのか、「だったら面白いんじゃなかろうか」と手を伸ばすも撃沈。 多分この手の本はあたしにあっていないんだろうな。米国小説家と思ったら英国小説なのね。あまりにハーレクイン系の展開に米国小説かと思いましたわん。・・と、実は調べてみたらハーレクイン社は創業カナダだったのでこの感覚までも間違っていたわけだけど。 でも実は、ちょっとかよわそうで陰のある女性に頑張らせちゃうメンタリティってアメリカよりむしろイギリスなのかな。よく考えたら探偵小説の古典中の古典、P.D.ジェイムズの「女には向かない職業」のコーデリアもイギリスだったし。そうしてそれを調べていたらコーデリアはコナン君の灰原哀の元ねたなんだということを知ってしまったり。ほーほーほー。 作品自体はとても簡単。セックスアンドザシティみたいに享楽的に女友達と遊んでいた女性が知り合った(ってかドアボーイと恋に落ちるってなんつー)男性は実はDV野郎でサディスティックに女性を管理しはじめる。女性の友達も男性にだまされてだれも彼女を救ってはくれず、ついには監禁。最終的には男性は刑務所に入るのだが、出所した彼の影におびえる女性、対決のときは来た・・という感じでしょうか。この女性の過去と今が交互に章立てされて、今の神経症的な彼女とそれを見守る医者の彼(しかもたまたま失恋したての彼が彼女のアパートの真上に越してくる、うーん、でたぞのハーレクイン流れ!!)、過去の彼女と彼のゆがんでくる日常が時系列でそれぞれ語られながら、途中で1本化される構成。最後にちょっとした仕掛けがあるといえばあるんだけど。 でも、警察の情報分析官という知識は特に活かされているとは思えず(それとも現役だからやっぱりそれを活かしたら職務規定に抵触する、とかなんだろうか)全体的に必然性がない。・・・あ、そうか、この小説、なんか必然性がないんだ。ないないづくしだ。情報分析官である必然性、女性の友達の絡み方の必然性、赤いシルクドレスである必然性、ハーレクイン臭をかもす必然性。もう一歩に踏み込んでない処理の悪さがあたしには向かない。そうかそうなのかと、そこだけ事故処理もとい自己処理して、今日のところはおしまいとしよう。おやすみなさい!

Posted byブクログ