植民地時代の文化と教育 の商品レビュー
京城帝大・台北帝大について調べると、当然のことながら、高等教育論より大学史分野での研究が中心となるようだ。講演録である本書では、両大学の比較分析がハイライトとなっている。私自身、この分野の文献はまだまだ読めていないので、知識のベースがないのが現状。今後も折を見て関連資料にあたって...
京城帝大・台北帝大について調べると、当然のことながら、高等教育論より大学史分野での研究が中心となるようだ。講演録である本書では、両大学の比較分析がハイライトとなっている。私自身、この分野の文献はまだまだ読めていないので、知識のベースがないのが現状。今後も折を見て関連資料にあたってみたい。今の大学を考える上で示唆的だったのは、制度としての大学、意識しとしての大学という両面性で捉えることだった。 また、前半の講演録では、旧韓国・朝鮮の初等中等教育機関の状況も概観することができた。
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