わたしたちが少女と呼ばれていた頃 の商品レビュー

石持浅海【著】

2013/09/22

あれ？あの碓氷優香にもこんなかわいい時代が・・・？と思っていたのですが、最初に感じた違和感のままの、平常運転の彼女に安心しました。

2013/09/01

扉は閉ざされたまま、で活躍する碓氷優佳の高校時代を描いた作品。
ことあるごとに、自分たちは優秀であることに触れ、あんまりいい気持ちはしなかった。
優佳の冷淡性に気付いた親友のぞっとした感じはよく伝わって来た。

2013/08/21

とある女子高の特進クラスに編入した碓氷優佳の高校生時代のお話。

話自体は「日常のちょっとした謎」くらいの軽めの学園ミステリで、会話の端々から真相をあっという間に見抜き・・といういつもの碓氷優佳。まあそんなよくある一冊・・・と思っていたらラスト。

なるほどなー。
シリーズ最初のころは普通に「抜群の推理力を発揮する可愛い女の子探偵」くらいだったのに前作くらいから方向性が変わってきて、美人で聡明な探偵役で「悪役」という面白い立ち位置を獲得してるな、碓氷優佳。

2013/08/18

碓氷優佳シリーズ。優佳の高校時代を短編で描いている。
どの短編にも石持浅海らしいロジカルさが出ていて面白かった。もう一度「扉は閉ざされたまま」を読んでみようとも思うくらいに。ただ表紙の絵は頂けない。オタ過ぎる。

2013/08/12

「扉は閉ざされたまま」他でおなじみ名探偵・碓氷優佳の高校時代を描くスピンオフ作品。
みごとに女子高生しか出てこないのは珍しい設定かも。
他の優佳モノも読んでいるんだけれど、ちょっと時間経っちゃってるから
もう1度読み返したくなってきた。

ひとつひとつのエピソードはおもしろいんだけど
今時こんな女子高生いるのかな?って違和感を感じちゃったのは否めない。
でも、石持作品の一定の水準は保っているんじゃないかな。
シリーズの読者ならば一読の価値あり。

2013/08/11

冷静かつ頭脳明晰な碓氷優佳が謎を解くシリーズ第4弾。
だけど、時系列で言えば、これが一番最初。
彼女の同級生を語り手にして、優佳の高校時代を描く短編集。

さすがに高校時代の学生生活を描いているだけに
事件はなく日常の謎解きに。
ほかの人なら全然気付けない真相に僅かな情報で辿り着く
優佳は凄いと思う反面、読者は一緒に謎解きを楽しむ余裕は無い。
そのあたりがちょっとした欠点かな。
ただ、この頃からやはり優佳は「らしさ」を持ってたのを
知ることが出来るのはシリーズのファンには嬉しいことかな。
あと、そこに気づけた語り手の同級生もまた切れ者ですね。

2013/09/15

碓氷優佳の高校生活、入学、友達、入試、卒業まで。学力や勉強がウェイトを占める、女子学生たち。

勉強がメインって、本来の学生生活、なのかも。

2013/07/05

薄井優佳の性格に辟易。
冒頭の作品で、まずげんなり。
友達の姉の性格をそんなふうに判断するか？
しかも、それに納得する友人にも驚き。
姉をそんな風にみられて信じるとは。
なんだかなぁ。

2013/07/03

シリーズ第４弾。高校生の頃の７つの話し。頭が良く冷静だけど何気に怖い～
2013.7.3

2014/02/07

石持浅海の碓氷優佳シリーズ。碓氷優佳の女子高3年間を舞台とした短篇集で、彼女の親友目線で話は進む。最終的にその親友は碓氷優佳がどのような少女なのかを察する。それにしてもこの表紙はちょっと辛い。