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身の下相談にお答えします の商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

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2023/01/23

自分の身に起こってることと 近いことはあんまりなかったけど、 バサッと斬る上野先生の 言葉がかっこいい。 こう読んでいると 自分にはあまり悩みなんてないのか、と 気付かされる。

Posted byブクログ

2021/10/24

十人十色の悩みを読んでるだけでも面白いが、それに対する回答が秀逸。 自分の悩みと重なる部分の回答にはなるほどなぁ、と納得できるし、悩み自体に全く共感できずもやもやしても、返答を見ると先生にばっさり切られていてとてもすっきりする。 楽しいことも辛いことも含めてみんな人生楽しんでい...

十人十色の悩みを読んでるだけでも面白いが、それに対する回答が秀逸。 自分の悩みと重なる部分の回答にはなるほどなぁ、と納得できるし、悩み自体に全く共感できずもやもやしても、返答を見ると先生にばっさり切られていてとてもすっきりする。 楽しいことも辛いことも含めてみんな人生楽しんでいるんだな、と改めて思った。

Posted byブクログ

2019/10/23

「人生のお悩みの多くは身の「下」から来ます」 作者の上野千鶴子さんのお言葉です。こちらの本は朝日新聞の『悩みのるつぼ』に掲載されたものをまとめたものです 悩みの相談は、自分が共感できるものから、少しドン引きするようなものまで様々。 でも大体がこじれた恋愛関係や、「下」のことです...

「人生のお悩みの多くは身の「下」から来ます」 作者の上野千鶴子さんのお言葉です。こちらの本は朝日新聞の『悩みのるつぼ』に掲載されたものをまとめたものです 悩みの相談は、自分が共感できるものから、少しドン引きするようなものまで様々。 でも大体がこじれた恋愛関係や、「下」のことです笑 まず良かった点 上野先生のお言葉が、遠回しではなくぐさっと刺さるようなストレート球で、読んでいて痛快なこと 質問を読んでいて、読者が感じることを明確に言語化してつっこんでいらっしゃって、「そうそう、それがいいたいの!」と心地よく読み進めることができます ただ、上野先生と私の視点が近すぎるのか、「そういう考え方があるのか」という目新しさはあまりありませんでした 暇つぶしに軽く読むにはもってこいの書籍です 

Posted byブクログ

2019/07/23

先生の回答は痛快で読んでいてスッキリする。そもそも「おなやみ」の読み取り方が素晴らしいんです。さすがだなーと思います。 それから、一番秀逸なのは最後の相談です。

Posted byブクログ

2019/04/25

2019年4月25日読了。 面白かった。 著者なりの答えを明確に出しているところが良い。 決してきつい言い回しではない。

Posted byブクログ

2018/10/09

朝日新聞土曜版beの連載「悩みのるつぼ」の回答者、上野氏の回答まとめ本。性、結婚ネタが多めなのは回答者毎の役割設定のためらしい。岡田氏程の人生相談論の解説はされておらずその点は残念だったが。しかし悩める人多いのだなぁ。

Posted byブクログ

2018/06/13

新聞連載を愛読している。面白さでは岡田斗司夫氏と双璧かな。「天下の朝日新聞でこんな単語(チ○チ○とか)が堂々と使えるとはいい時代になった」というような意味のことが何回か書かれていて、確かにそうだなあと思う。 上野先生と言えば、その鋭い舌鋒であちらを斬り、こちらをバッサリ、という...

新聞連載を愛読している。面白さでは岡田斗司夫氏と双璧かな。「天下の朝日新聞でこんな単語(チ○チ○とか)が堂々と使えるとはいい時代になった」というような意味のことが何回か書かれていて、確かにそうだなあと思う。 上野先生と言えば、その鋭い舌鋒であちらを斬り、こちらをバッサリ、というイメージだが(ま、実際そうなんだが)、「こういうことが達成できたことはすばらしい」というようなことも折に触れて発言されている。この人生相談でも、かつての悩みとの違いによく言及されていて、なるほどなあと思うことが多かった。特に女性の生き方について、古い規範を内面化した相談がほぼなくなっているように思う。確実に世の中は変わっている。遅々とした歩みではあるけれど。そしてまた、新たな悩みや苦しみもあるわけだけど。 ウンウンとうなずいてしまう指摘が随所にある。 「親の幸福より自分の幸福が大事。そう、自分のエゴイズムに向きあい、それを肯定するのが生きる覚悟というものです」 老親との葛藤を訴える女性へのことばであるが、ほんと、その通りだと思った。 新聞に載ったとき、何回も読み返し、切り抜いてとってある回がある。自分と同年代の女性が、娘さん(ウチの娘と同年代)の人生について相談したもの。 「親業のゴールは、子どもからある日、『もうあなたは要らない』と言ってもらうこと」 我が家の子どもは二人とも、下宿して大学生活を送り、そのまま遠方で社会人となり一人暮らしをしている。学生時代にはしてやれることがまだあったが、今やなーんにもない。引っ越しの手伝いもいらないと言われ、結構(かなり、とっても、すごく)寂しい気がしたのだが、上野先生にそれで良かったのだと言ってもらっているような気がした。

Posted byブクログ

2016/03/25

あー、面白かった。人は本当に様々な事を考えて、色んな悩みを持つ。私も悩みが無いわけではないけれど、人に真剣に相談するほどでは無いことは幸せなのかもしれない。愚痴半分で相談することはあるけれど。それにしても人の悩みや相談事の大半のなんと「どうでもいい」ことよ笑 自分の事なら見えなく...

あー、面白かった。人は本当に様々な事を考えて、色んな悩みを持つ。私も悩みが無いわけではないけれど、人に真剣に相談するほどでは無いことは幸せなのかもしれない。愚痴半分で相談することはあるけれど。それにしても人の悩みや相談事の大半のなんと「どうでもいい」ことよ笑 自分の事なら見えなくてモヤモヤするのに、人の事ならすんなり自分なりの答えが出てくる。そういう意味で時折こういう本や、新聞や雑誌のお悩みコーナーなんかは読むといいのかもしれません♪いつか自分の悩みの助けの一端になるかもしれません。

Posted byブクログ

2015/02/22

朝日新聞コラムより、社会学者の著者による身の上(夫婦、親子、人生)&身の下(性) 相談。 バッサリはっきり言う上野千鶴子さんの回答が面白くて気持ちがいい!! 好きだなあ。

Posted byブクログ

2014/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

身の上相談というのは、世の中のいろいろな世界を垣間見つつ、自分にあてはまる回答を得られた時の快感ったらない。 特に、性の話って、本当は人生、恋愛すべてにかかわるけれど、聞くに聞けないことばかり。上野さんは、日本人にとってのタブーを、こんなにオープンに、それはそれはすっぱりと気持ちよく、時に、本当に美しい文章だなあ~という形で回答をのせてくれている。 家族の問題などは、この平和な日本ゆえに、出てくる悩みも見られ、これでよいのか!?と思わされる。いや、身につまされることも・・・ 身の下に限らず、考えさせられる一冊。

Posted byブクログ