ミリオンセラーガール の商品レビュー

里見蘭【著】

2014/07/20

テンポよく、どんどん読んでしまった。出版、販売促進、ベストセラー、書店、本好きなら興味深い裏側の話が盛りだくさん。恋愛の比重が軽くて絶妙。楽しめた。難をいえば、沙智が販促にのめりこんでいく過程が曖昧なこと。ベストセラーって、こんなに簡単にできてしまうの？という印象を与えること。

2013/09/14

出版社・取次・書店のお仕事小説。この書籍流通に関心がある人には面白いと思う。話はいろいろ盛りだくさんで一致団結するところもあり、サクサク読めるけれど、主人公の女の子の性格と同僚たちのバブルをにおわす雰囲気に、ちょっとついていけなかった。
１１００円の本の価格について、ちょっとしたランチが食べれると判断しているシーンを見て、そう考えるか、と思いました。

2013/09/13

お仕事系小説ですが、素直に面白かった！
大好きな本が、どうやって作られ、売られていくか。その裏側も垣間見えて楽しい。

昔誰かが、「天職なんてない。自分が就いた仕事を一生かけて天職にしていくんだ」みたいなこと言ってて、それを思い出したりしました。

2013/09/11

出版、書店関係の人以外、どんくらい理解できたのかな～。
正確さ出すために、説明多すぎたかな～。

『本』は、会社に、書店、読者、作家、そして生まれてきた本たちのため。
というのは、激しく同意する。

2013/08/09

2013.8.9読了。
スタートダッシュは微妙だったけど、出版営業と書店の本の流通が細かく書いてあって面白い。
ミリオンセラーも出しちゃって、王道な流れ。

社員の希望と経営者の意志はマッチしなくても、会社や部署へいい刺激が起こってれば経営者の見る目があったってことになるのかな？
働くって難しいわ…

2013/07/29

書店営業を行う販売促進部に配属された沙智が無名作家の小説をミリオンセラーにするお仕事小説。本を売ることの楽しさと厳しさがよくわかりました。前半、あまりにも出版業界を知らなさすぎ、本を読まない、書店に足を運んだことがない勉強不足のヒロインにイライラさせられましたが後半は感動しました。
実は大手出版社を中途で受けたことがあり、2次3次、筆記試験と順調に進んで最終面接であなたみたいな一人っ子のお嬢様に営業はムリといきなり言われて落とされて…まだじっとりと恨んでおります。その出版社の本は絶対買わないみたいな。でもこの小説を読んで、ムリだったかもと少し思いました（笑）

2013/07/16

まったく、出版に関係のない主人公が、
ファッション紙の編集者になりたくて、出版社を受けるが、配属されたのは営業部で、頑張って本を売る。
本を売る楽しさをわかり始める。

2014/05/15

最後の瓜生さんの言葉じゃないけど、
１つの本を売る為には、出版社はもちろん、
書店員さんも、そして表に出ないいろんな方々が献身的に働いてるおかげなんだな～

専門的な事はわからないけど、みんなで協力し合って、１つのものを成功させるって話はいいですね。
失敗もあって、またそれが一致団結できたしね。

2013/06/29

前半はあまりなやる気なさにやや不安を感じたけど、最終的には燃えるお姉さんって感じで爽快な読後感でした

2013/05/26

失恋と失業を同時にくらった主人公、不本意ながら出版社の営業に配属となるが…。

本屋さん事情がよくわかるお話。なかなか爽快でおもしろかった。
しかし出版社に就職しようっていうのに奥付もしらんのはどうなのかと想うよ、正直。
自分は奥付をみる癖があるんだけど、本当に一般的ではないんだなっておもう。