コーディングを支える技術 の商品レビュー
プログラミングがなぜ生まれたか、また関数等がなぜ必要になったかを記載している 全体として、モノづくりをする人が楽(手抜きではない)をしたいから、プログラミング(コンピュータによる自動操作)ができ、コード自体がわかりやすく、かつ楽をするために関数等の考え方が生まれた
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プログラミングとは、ソフトウエア開発を「楽」にするためのものだ、という視点でプログラミングの歴史をなぞりながら、プログラミングの鍵となる要素がどういう目的で生まれ、採用されてきたか(もしくは不採用とされてきたか)を説明した本。C, C++, Java, Perl, Python,...
プログラミングとは、ソフトウエア開発を「楽」にするためのものだ、という視点でプログラミングの歴史をなぞりながら、プログラミングの鍵となる要素がどういう目的で生まれ、採用されてきたか(もしくは不採用とされてきたか)を説明した本。C, C++, Java, Perl, Python, Ruby, JavaScript などのプログラミング言語を比較して、結果としてその「思想」を解説する。 取上げられた具体的な要素は、文法、構造化(if、while、など)、関数、エラー処理、名前とスコープ、型、文字列、並行処理(プロセスとスレッド)、オブジェクトとクラス、継承、が挙げられている。 こういうのって、プログラミングを覚えて、しばらくした頃に勉強するといいんだろうな。 このWEB+DB PRESS plusシリーズはいいよね。
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普段耳にするけど、まだちゃんと調べたことの無いもしくは調べても分からなかったことが多く解説されていて、非常に役に立った。 また、繰り返し読むことで一度読むだけでは拾いきれなかった項目も拾って行けそう。 初心者から中級者まで繰り返し読む価値のある良い本だと思います。
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一読しただけだと、なかなかすべてを理解しきるのは難しいので、2読くらいしたほうがちょうどいい。 体系的な知識を得るためには良書だと思う。
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プログラミング言語を構成するコンセプトひとつひとつを丁寧に解説する本.そのため,プログラミング言語の進化の歴史の俯瞰と,進化の流れで生まれた複数の言語の比較を行います. バイナリツリーやオブジェクト指向など,プログラミング言語の習得や実装スキルの向上をする上で避けては通れないコン...
プログラミング言語を構成するコンセプトひとつひとつを丁寧に解説する本.そのため,プログラミング言語の進化の歴史の俯瞰と,進化の流れで生まれた複数の言語の比較を行います. バイナリツリーやオブジェクト指向など,プログラミング言語の習得や実装スキルの向上をする上で避けては通れないコンセプトをひと通り扱っているので,それこそ新人研修で読むべき内容だと思いました. 大学の授業に例えて言うなら,専門科目に入る前の「概論」の授業に当たるのがこの本かと. 特に,去年の今頃, RDB 理論の解説本のインデックス周り (B-Tree Index とか) をすげー苦労して読んでいたので,前もってこういう本で概論を押さえてたら楽だったなぁ,と思います. また,この本を読むと,自分が学んでいる言語の仕様が当たり前のものでなく,いろんな意図があるということが分かって理解が進む,といういう効用もあるかと思います. 一つだけ残念なのはタイトル.「技術」というより「概念」の本なのになぁ,と.
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言語設計のさわりの部分。しかし触りだけでもためになる。 ifやgotoのような流れを知れば、「過去になにを苦労したのか」が容易に想像出来、何をすべきかどうすべきかが見えてくる。 他の言語も知りたいな。 c++の言語設計の本を積んだままにしているので、気が向いたら読んで行きたい。本...
言語設計のさわりの部分。しかし触りだけでもためになる。 ifやgotoのような流れを知れば、「過去になにを苦労したのか」が容易に想像出来、何をすべきかどうすべきかが見えてくる。 他の言語も知りたいな。 c++の言語設計の本を積んだままにしているので、気が向いたら読んで行きたい。本書のような内容が書いてあるみたいだし。分厚いから気が向くのかはわからないが。。 よかった。
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『プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本』と併読した(『プログラマ〜』はまだ演習問題を解いている途中)。 プログラミング言語の構文や文法の背景にある設計者の考え方を丁寧に解説した良書。 計算機科学を学んだことがないこともあって、「プログラム言語を学ぶ」というと、解説書を...
『プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本』と併読した(『プログラマ〜』はまだ演習問題を解いている途中)。 プログラミング言語の構文や文法の背景にある設計者の考え方を丁寧に解説した良書。 計算機科学を学んだことがないこともあって、「プログラム言語を学ぶ」というと、解説書を読んでなんとなく分かったつもりでいたのだが、その成り立ちを知れば、理解の深さも違うんだなぁと痛感した次第。 とても勉強になった一冊だった。
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当たり前のように使っているプログラム言語の文法、構文が なぜそういう形になったのか、言語設計者の言葉を引用しながら 歴史的経緯に沿って解説されている。 いろいろな言語を比較した上で一般化して説明する技術がすごい。 今まで人にプログラムを教えることもあったが、 こういう説明をすれ...
当たり前のように使っているプログラム言語の文法、構文が なぜそういう形になったのか、言語設計者の言葉を引用しながら 歴史的経緯に沿って解説されている。 いろいろな言語を比較した上で一般化して説明する技術がすごい。 今まで人にプログラムを教えることもあったが、 こういう説明をすればよかったのか、と反省。 とりあえず使えることと本当に分かっていることの差を痛感した。
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何事も背景を押さえるのは非常に重要。 プログラミングをおまじないで終わらせないようには、 このような書籍が重要かと。レベルは入門レベル。 また、人に教える際の説明力/説得力強化に役立ちそう。
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筆者の考え方には共感できるが、内容としてはプログラム言語の各構文についていくつかの言語の例を交えて順に説明していくというごく平凡なもので、私にはあまり役に立たなかった。C, C++, Java, Perl, Python, Ruby, JavaScript のうちの半分程度の言語...
筆者の考え方には共感できるが、内容としてはプログラム言語の各構文についていくつかの言語の例を交えて順に説明していくというごく平凡なもので、私にはあまり役に立たなかった。C, C++, Java, Perl, Python, Ruby, JavaScript のうちの半分程度の言語をある程度知っている人、計算機科学の教育を受けたことがある人には不要だと思う。 もう少し関数型言語の例を挙げれば、プログラミング言語の様々な側面を説明できると思うのに、なぜか挙げられている言語は手続き型・オブジェクト指向言語ばかり。これから手続き型orオブジェクト指向言語を学ぼうと入門書を読んだものの、仕様がよく理解できず挫折したというような人には有用なのかもしれない。
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