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明日の空 の商品レビュー

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43件のお客様レビュー

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2019/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あらすじを読んで読んだことない本だ、と思って読み始めたのに、既読の本であることに途中で気づいてちょっとショック。 初めて読んだ時にも思ったけど、身近にまったく血のつながらないソックリさんがいるってリアリティないよなぁ。

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2016/10/27

貫井さんらしくない単なる若者の恋愛小説かと思いきや、終盤で展開が…。でも、他作品とは異なり淡々とした青春ミステリー?でした。今回は後味も良く、スッキリとした読後感。こんな作品も書かれるんですね、貫井さん。

Posted byブクログ

2016/07/22

表紙に夏を感じたので手にとってみた。短いのですぐ読み終えた。 ミステリーとしてはイマイチだが、青春ストーリーとしては面白かった。ミステリーにしなくても良かったんじゃないかな? 安易に登場人物同士でくっつかないのもいい。

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2016/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

他の貫井作品と比べるとインパクトに欠けるけど、でも爽やかな青春ミステリーでした。 日本は差別はないつもりでもグルーピングするところがあるね。高校生女子なんてまさにその象徴。帰国子女は、妬みからなんだけどね。。それを上手く描いた作品だったと思う。 登場人物が少ないのに、アンジーの正体が全く見抜けなかった!さすがです。

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2015/09/15

これはクロウいらなかったなー!! これさえなければすごいいい作品だった。やっぱり筆力ある人は読ませる吸引力尋常じゃないなー。貫井さんの筆致力と叙述トリックが珍しく噛み合わなかった作品かも。でもその叙述トリックがなければ生まれない食い違いもあったし、この作品の面白さの一端を担ってい...

これはクロウいらなかったなー!! これさえなければすごいいい作品だった。やっぱり筆力ある人は読ませる吸引力尋常じゃないなー。貫井さんの筆致力と叙述トリックが珍しく噛み合わなかった作品かも。でもその叙述トリックがなければ生まれない食い違いもあったし、この作品の面白さの一端を担っているのは確かなんだろうけどなー。叙述トリックにとらわれすぎて人物の性格に矛盾が生じちゃったのが残念伊坂幸太郎のアヒルと鴨の方がまだしっくりきたかな? 青春の一ページが丁寧に描かれている。人種差別と絡めて、帰国子女ね。なるほど。無理がない。十代の恋愛観もバッチリ。

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2015/04/27

★★★☆☆ 差別と平等 【内容】 栄美はアメリカで生まれ、現地で育った。そんな彼女が日本の高校に編入してからを描く。 【感想】 読んでる途中で、「なんて、唐突なんだ!」って腹が立ってきた。でも最後まで読むとその気持ちが過ちであることがはっきりした。 どの世界にも差別がある。そ...

★★★☆☆ 差別と平等 【内容】 栄美はアメリカで生まれ、現地で育った。そんな彼女が日本の高校に編入してからを描く。 【感想】 読んでる途中で、「なんて、唐突なんだ!」って腹が立ってきた。でも最後まで読むとその気持ちが過ちであることがはっきりした。 どの世界にも差別がある。それはマイナスだけではなくプラス側にもあるのだ。 そしてその呪縛を解くには長い年月が必要となる。 リンカーンが奴隷制度を撤廃したような出来事が必要なのだ。でもそんな大それたことは一番ピーポーである僕らにはできない。だったらせめて差別に加担しないようにしよう。誰かに優しくしよう。 問題点ははあまりにエピソードが出来過ぎなところと、偶然がすぎるところでしょうか。もう少し長編にしたら納得感が増しただろうな。 映像化は無理ですね、もしくは芸人のアントニー主演でww

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2015/03/22

貫井作品としては新しい爽やかすぎるお話。 一応どんでん返し?はあるけれども爽やかすぎて貫井作品だ!とおもって取り組むと、ん…?と感じる 一作品としては爽やかで素敵なお話ではある。

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2015/03/12

爽やかな青春ミステリ でもまさか叙述トリックだったとは。もちろん記述に矛盾はないけど、人物像が違いすぎて戸惑った。 テーマとしては、日本人があまり意識できてない部分に切り込んでいて良かった。 ただラストでそれを滔々と語らせてしまうのは野暮な気がする。アンディの言葉だけで十分伝わっ...

爽やかな青春ミステリ でもまさか叙述トリックだったとは。もちろん記述に矛盾はないけど、人物像が違いすぎて戸惑った。 テーマとしては、日本人があまり意識できてない部分に切り込んでいて良かった。 ただラストでそれを滔々と語らせてしまうのは野暮な気がする。アンディの言葉だけで十分伝わったし、むしろそのほうが押し付けがましくならずに余韻も残ったんじゃないかな。

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2014/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

三部構成になっており、一部の話と二部の話がまったく違うので短編作品が3つあるのかと思ってしまったぐらい。そして三部目で一部の続きが語られるのだが、そこで、あーそういうことか、と一部で引っかかっていたことの謎が解ける。随所に、さりげなく伏線を張っているところが憎い。一部を読んでいて違和感は確かにあった。そして最後のどんでん返しというか、文字で読むだけの小説ならではの手法も・・・。 ネタバレになるのでくわしく書かないが、伊坂幸太郎や歌野晶午の作品でも同じ思いをしたなあ。

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2014/02/10

叙述ミステリー、になるのかな。 爽やかではあるのだけれど、なんとなく物足りないし、途中で読めちゃうのが残念。ちょっと無理があるんだなぁ。 報われなさに切なくなります。現実では、報われないこともたくさんあるけれど、登場人物の「生」は現実の人間よりもずっと限定的なものだから、大きな...

叙述ミステリー、になるのかな。 爽やかではあるのだけれど、なんとなく物足りないし、途中で読めちゃうのが残念。ちょっと無理があるんだなぁ。 報われなさに切なくなります。現実では、報われないこともたくさんあるけれど、登場人物の「生」は現実の人間よりもずっと限定的なものだから、大きな目的があまりに報われないと悲しくなります。

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