あまいゆびさき の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2015/02/04

 この先もしも照乃ちゃんが男の子を好きになったりしたら、私は耐えられるだろうか。彼女が好きになる「女の子」は私しかありえない。それだけは判る。だって私たちは運命だ。でも。生物学的に女同士では繁殖ができない。私たちがまだ、さなぎのままだとしたら。もし孵化したとき、男を求めるようにな...

 この先もしも照乃ちゃんが男の子を好きになったりしたら、私は耐えられるだろうか。彼女が好きになる「女の子」は私しかありえない。それだけは判る。だって私たちは運命だ。でも。生物学的に女同士では繁殖ができない。私たちがまだ、さなぎのままだとしたら。もし孵化したとき、男を求めるようになったら。 (P.179)

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2013/10/12

幼い少女ふたりの邂逅。過酷な生き方を余儀なくされた思春期少女たちは、もがきながら互いを希求し続け…。 切ない欲望が交差する、ふたりのビルディングスロマン。百合長編小説。 ど直球の百合小説です。百合好きの私歓喜! いつもの宮木あや子の暗くドロドロとした雰囲気は皆無で、初めから終わ...

幼い少女ふたりの邂逅。過酷な生き方を余儀なくされた思春期少女たちは、もがきながら互いを希求し続け…。 切ない欲望が交差する、ふたりのビルディングスロマン。百合長編小説。 ど直球の百合小説です。百合好きの私歓喜! いつもの宮木あや子の暗くドロドロとした雰囲気は皆無で、初めから終わりまで、可憐な女子のキラキラしたお花畑でのお話といったところです。 もちろん色々な苦悩とか衝突はあるんですけどね。展開に多少の無理やり差も感じますが、ここはお花畑に免じて目を瞑ろう。 小説というより、これを原作に漫画で読みたくなるような作品です。

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2013/10/07

11話(最終話)の話が飛躍し過ぎてついていけませんでした。照乃と真淳を結婚させるために作った無理のある設定のように思えました。

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2013/07/15

初めて百合小説というものを読みましたが、私は最後まで百合だという事を意識せず一つの小説として読めました。 宮木あや子らしい文体と美しさは変わらずあるので、宮木さんのファンは楽しめるはず。

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2013/06/06

なんの予備知識もなく、宮木作品というだけで読むことにしたが、表紙が恥ずかしかった 中身は期待を裏切らない作品。

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2013/06/03

これまで女性同士の組み合わせ、いわゆる「百合」要素の強い作品にはいくつか触れてきましたが、表紙からしてそれとわかる露骨(?)な百合小説は初めてなので、少し不安にも似た何かが読む前にはありました。しかしそこは宮木あや子。ただ女の子が女の子を好きになってキャッキャウフフなお話ではなく...

これまで女性同士の組み合わせ、いわゆる「百合」要素の強い作品にはいくつか触れてきましたが、表紙からしてそれとわかる露骨(?)な百合小説は初めてなので、少し不安にも似た何かが読む前にはありました。しかしそこは宮木あや子。ただ女の子が女の子を好きになってキャッキャウフフなお話ではなく、LGBTを描いた作品となっています。そういう点では、これは百合小説ではない気がします。同じ宮木作品では「雨の塔」が近い雰囲気ですが感触は別物です。登場人物が前向きな信念や希望を持っていることが違いを生んでいるのだと私は思います。

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2013/04/20

花宵道中や白蝶花など宮木さんA面の絶望カタルシスが好きな私にはあまり合わず残念。 「思いきり幸せな百合」ということだったけど個人的には雨の塔よりシリアスで重く感じました。 多分雨の塔は現代が舞台でも設定が現実離れしていて、出てくるアイテムもロマンティックなので陰鬱な雰囲気もパリの...

花宵道中や白蝶花など宮木さんA面の絶望カタルシスが好きな私にはあまり合わず残念。 「思いきり幸せな百合」ということだったけど個人的には雨の塔よりシリアスで重く感じました。 多分雨の塔は現代が舞台でも設定が現実離れしていて、出てくるアイテムもロマンティックなので陰鬱な雰囲気もパリの空という感じでおしゃれに感じられたのだと思う。 一方こちらは現実的で、私の陶酔願望を満たしてくれるものではなかったものの、同性愛の問題にきちんと真面目に向き合っている点には好感を持ちました。 一般的にはこちらの方が評価される作品なんだろうな。

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2013/04/22

 雨の塔以来(?)の一冊丸ごとの百合です。  何だか妙に明るい。  雨の塔が閉じ込められた、どうにも動けない、登場人物が鬱になっても仕方ないというくらい暗い話だった分、登場人物が進路を選べる、手助けをしてくれる人がいる、幸運がめぐってくるこちらは明るく感じることができる。もちろ...

 雨の塔以来(?)の一冊丸ごとの百合です。  何だか妙に明るい。  雨の塔が閉じ込められた、どうにも動けない、登場人物が鬱になっても仕方ないというくらい暗い話だった分、登場人物が進路を選べる、手助けをしてくれる人がいる、幸運がめぐってくるこちらは明るく感じることができる。もちろん、宮木あや子さんなので、主人公の境遇は結構シリアス。やはりハッピーエンドと雨の塔との比較のせいだろうか。  個人的な感想では、登場人物たちが将来を考えてちゃんと勉強していると(外国語だけでも)少し焦ります。

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