漢方薬使い分けの極意 の商品レビュー
読書記録→http://blog.livedoor.jp/gp_ken/archives/7912258.html
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WHOの国際疾病分類の最新版(ICD11)に、 来月、ついに漢方医学が収載されることになる。 これからは、漢方が、世界のスタンダードになるのだ。 虚実、寒熱をみて、 急性(六病位)か慢性(気血水)かで分けて考える。 これが、本書で提示している 「漢方の証のロジック」であり、 き...
WHOの国際疾病分類の最新版(ICD11)に、 来月、ついに漢方医学が収載されることになる。 これからは、漢方が、世界のスタンダードになるのだ。 虚実、寒熱をみて、 急性(六病位)か慢性(気血水)かで分けて考える。 これが、本書で提示している 「漢方の証のロジック」であり、 きっとこれが、これからくる 世界の漢方ロジックとなるだろうと確信した。 漢方専門にされている先生や、漢方好きからすると、 こんな単純でいいはずない、と思えてくる。 でも、本当に大切なことは、 「いかに少なくするか」 なのかもしれない。 日本では、多かれ少なかれ、漢方を使う医者は9割いる。 そのうち漢方専門医は、2000人だけ。 全国9割の医者のためのロジックを作るか、 それとも2000人の医者のためのロジックを作るか。 こたえは決まっている。 捨てるものは捨てなければならない。 そうしないと、日本生まれの漢方は、 いつのまにか、 世界から置いてけぼりをくらうことになるだろう。
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