本当は強い阪神タイガース の商品レビュー
『FOOT×BRAIN』でその存在を知って以来、敬愛してやまない鳥越先生の一冊。 この本では、阪神タイガースの(本来の)強さを統計学によって明らかにしています。他の著者では送りバント不要論について語っていましたが、この本においても「2番金本」「サード西岡」など、数字に基づいた勝...
『FOOT×BRAIN』でその存在を知って以来、敬愛してやまない鳥越先生の一冊。 この本では、阪神タイガースの(本来の)強さを統計学によって明らかにしています。他の著者では送りバント不要論について語っていましたが、この本においても「2番金本」「サード西岡」など、数字に基づいた勝利のための驚きの方法論を展開しています。こればかりは結果論(…と言ってしまう自分も固定観念に縛られているのか?)かもしれませんが、後半の野崎元球団社長との対談だけでもこの本を読む価値は充分にあります。 「これが阪神か…」と思う一方、「それが阪神やねん」というファンの声が聞こえてきそうな後味の痛快さ。お陰で今後も阪神タイガースというチームに注目せざるを得ません。
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野球好きの理系男子には興味深い内容だった。小5の息子にはいささか難解だったかと思うが、データ好きなので、楽しめたようだ。 個々や組織について、データベースを活用していろんな見方が出来ることは、野球以外のスポーツや、またさらにビジネスへ再度フィードバックすることも可能である。
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セイバーメトリクスからみた阪神タイガース。 2012年の開幕時点(ということは、2011年シーズンの結果か)で、タイガースの数値が一番高かったとは…。 しかし、個人的には巻末の野崎勝義(元 阪神タイガース球団社長)との対談が一番興味あったりして。
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セイバーメトリクスの観点から阪神タイガースを診た本。 なかなか鋭い指摘もあってオモシロイ。 しかし、メジャーリーグで活用されているこのアプローチが、旧態依然とした組織風土の中で根づかないのが憂慮される。
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野球を統計的に分析するセイバーメトリックスで、阪神タイガースを分析した本。WHIP、DIPSといった指数を使って、阪神が(意外にも?)投手王国であることや、阪神史上最強のオーダーを導き出したりしている。 統計数字の使い方、活用の仕方の一つとしても、面白い。 最近のバズワードで...
野球を統計的に分析するセイバーメトリックスで、阪神タイガースを分析した本。WHIP、DIPSといった指数を使って、阪神が(意外にも?)投手王国であることや、阪神史上最強のオーダーを導き出したりしている。 統計数字の使い方、活用の仕方の一つとしても、面白い。 最近のバズワードであるビッグデータとの関係で一つだけ余計なコメントを。 この本で取り上げられている数字は、すべてExcelで扱える位の分量で、とてもビッグデータと言えない。けれども、分析の「切れの良さ」で、現状の問題点が見事にあぶり出される。改めて、分析は、データの量ではなく、分析の「切れの良さ」だと感じた次第です。
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20130513 データが新しくて、今の状況 をかんがえるのに、よかった。 でも、そのデータがどこまで 当たってるのかは、マユツバな感じ。 野球って、それだけじゃ語れないことも多いし。 でも、最後の野崎さんとの対談は阪神の問題点が、すごくよくわかって、よかった。 人気球団っ...
20130513 データが新しくて、今の状況 をかんがえるのに、よかった。 でも、そのデータがどこまで 当たってるのかは、マユツバな感じ。 野球って、それだけじゃ語れないことも多いし。 でも、最後の野崎さんとの対談は阪神の問題点が、すごくよくわかって、よかった。 人気球団って、 強くなるのも大変だ。。 体質が変わるのは、ムリなのか。 またそれを打破してくれる人がでてきてほしい。
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