科学論の展開 の商品レビュー
科学はなぜ宗教や迷信と異なるのか。科学の正統性を支える核はどこにあるのか。実験や観察で確認された知識であるから、という素朴な実証主義から、新たな発見により反証されることで確からしさを高めていくとする反証主義へ、さらに直線的な進歩を疑うパラダイム論へと議論は進む。ファイヤアーベント...
科学はなぜ宗教や迷信と異なるのか。科学の正統性を支える核はどこにあるのか。実験や観察で確認された知識であるから、という素朴な実証主義から、新たな発見により反証されることで確からしさを高めていくとする反証主義へ、さらに直線的な進歩を疑うパラダイム論へと議論は進む。ファイヤアーベントのアナーキズム的科学論「何でもかまわない」で科学の根拠を疑い尽くしたあと、ベイズ主義的アプローチや新しい実験主義で落ち着きを取り戻す。最後に実在論と反実在論は科学が世界の真偽を説明するかどうかの対立である。 著者はエピローグで「科学と呼ばれているものは何なのか」という本書のタイトルに対する一般的な答えはないという。自明でありふれた概念と思える「科学」が哲学者の目から見るとそこまで曖昧なものになってしまう、その考え方の迷路を辿ることが本書の妙味であるが、どこまで理解できたか、自信はない。
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科学論は、科学が発展していく仕組みを考えるような話かなとおもっていた。 帰納や反証可能性は新しい理論と過去の理論の関係を捉えているかもしれない。 パラダイムは文化人類学みたいだ。ラカトシュのなんとかプログラムは国の政策みたい。 科学の新しい理論はそういう予めレールを敷いた上を走る...
科学論は、科学が発展していく仕組みを考えるような話かなとおもっていた。 帰納や反証可能性は新しい理論と過去の理論の関係を捉えているかもしれない。 パラダイムは文化人類学みたいだ。ラカトシュのなんとかプログラムは国の政策みたい。 科学の新しい理論はそういう予めレールを敷いた上を走るものでなく、ファィアーアーベントが言うように、なんでもありなんだろうと思う。 哲学は、わからない
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
反証主義の限界、ベイズアプローチなどじっくり読むべき本。 原著:What is this thing called Science?, Third edtion, 1999
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難しすぎて断念 したが、再度チャンレンジ。 ゆっくり読めばなるほどと思えるところが多々。 科学とはその時の結論であり、技術の更新や反証や実験によって、更新されるものである 科学は万能ではない 科学に完全はない
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様々な科学哲学論をバランス良く取り扱い、わかりやすく 著された「科学哲学の教科書」と言っていい本。重ねられた 改訂と判、豊富な参考文献目録、丁寧な訳者あとがきなど からもそれがよくわかる。大学の副読本として利用される のも頷けるというもの。 科学哲学関係の読書はこの本で一旦終了...
様々な科学哲学論をバランス良く取り扱い、わかりやすく 著された「科学哲学の教科書」と言っていい本。重ねられた 改訂と判、豊富な参考文献目録、丁寧な訳者あとがきなど からもそれがよくわかる。大学の副読本として利用される のも頷けるというもの。 科学哲学関係の読書はこの本で一旦終了。非常に面白い読書 体験でありました。
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[関連リンク] 科学とは何か『科学論の展開』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2013/07/post-e4f5.html
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