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社会の境界を生きる人びと の商品レビュー

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2018/08/16

 所収論考は以下の通り。 安田常雄「戦時から戦後へ―ひとつの〈境界〉論の試み」「〈現在〉からの問い」 加藤聖文「引揚者をめぐる境界―忘却された『大日本帝国』」 蘭信三「戦後日本をめぐる人の移動の特質―沖縄と本土の比較から」 文京洙「戦後在日朝鮮人の生活と日本社会」 大串潤児「戦...

 所収論考は以下の通り。 安田常雄「戦時から戦後へ―ひとつの〈境界〉論の試み」「〈現在〉からの問い」 加藤聖文「引揚者をめぐる境界―忘却された『大日本帝国』」 蘭信三「戦後日本をめぐる人の移動の特質―沖縄と本土の比較から」 文京洙「戦後在日朝鮮人の生活と日本社会」 大串潤児「戦後子ども論」 仲里効「作文と歌と欲望された〈日本〉―沖縄戦後世代の模倣と鏡」 黒川みどり「差別の諸相」 西野肇「戦争と日本経済」 直野章子「原爆被害者と〈戦後日本〉―被害意識の形成から反原爆へ」 荒井信一「終わらない戦後」  戦後民主主義・平和主義に対する内在的批判を主調とする論考が多い。副題の「戦後日本の縁」にはルビがないが、「縁」は「ふち」(あるいは「へり」)と思われる(「えにし」「えん」「ゆかり」では本書の内容に適さない)。

Posted byブクログ