PSYCHO-PASS 0 の商品レビュー
本来なら狡噛があそこまで佐々山の事件に固執する理由をアニメでもう少し掘り下げてもらいたかったのですが、それを知りたい人は読んでね〜みたいな本です。個人的に1番知りたかった所は佐々山の死体を見つけた時からの狡噛の内面なので、それが考えていたほどではなくて残念です
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佐々山光留さんがまだ生きていた頃のお話。 冒頭で、「オレは女好きが高すぎて潜在犯落ちした男だぜ」的な台詞がありますが、でも彼が潜在犯になったのってお父さんを殴ったからよね??別にそっち系の犯罪者じゃない気が…という矛盾みたいなものが残っているのですが… それをさて置いても、なかなかの良作。愛機と愛器とか、午前0時と午前〇時とか、あと脱字とか、校正orzな面が多々見受けられましたが…でも、買って良かったし読んで良かったです。こーがみさんの過去を知る上でも。 佐々山は何を思って死んでいったのかな、そう考えるとすごく切ないです。
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キャラクターの内面の描写が多かったせいか感情移入してしまい、悲劇になるのはわかってたけど最後が想像以上にやるせなかった。アニメよりもキャラクター達の人間臭いところがよく出てたと思う。特に狡噛さんはアニメの執行官の時とギャップが激しいせいか、ちょっと情けなく感じるほどだった。(しかし、それがいい。)佐々山はアニメでは重要な役にも関わらず出番少なめで、ほぼ『クソ野郎』の部分しか出てこなかったが、小説を読むと狡噛さんがあれだけ執着する理由がよくわかる。彼が良いやつであるのが分かれば分かるほど、狡噛さんとの距離が近づけば近づくほどせつない気持ちになった。アニメではほとんど出てこない一係以外の執行官、監視官も魅力的なキャラが多かった。(内藤君おもしろい。)また、アニメでの主要なキャラクター達への理解も深まって、より好きになった。アニメでのキャラクター達の行動理由や心情変化の理由と関係している場面も多く、またアニメが見たくなった。 私的にはこれで映画とかやってほしいと思ったが、キャラクターの内面に焦点が当たってるため、話は本編に比べてかなりゆっくり進む。ちょっと映画化は難しそう。でも、なんらかの形で映像化してくれたらとても嬉しい。そのくらい好きな小説だった。
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文章がこなれていない印象。 また、文章化されるとサイコパス世界がリアリティを持ちにくい原因もより明確になる。(「都市」の外でも普通に生きられるのに、シヴィラにしがみつく必要ないんじゃね?という根本的疑念が…) 佐々山さんのエピソードはアニメ本編で見たかったなあ。
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