PSYCHO-PASS 0 の商品レビュー

高羽彩【著】

2013/10/13

まだ青かった狡噛さんと佐々山さんの話。監視官時代の狡噛さんが真面目で無垢で若くて、読んだ後切なくなりました。

2013/09/22

狡噛さんが監視官時代の「標本事件」の物語。
執行官をドミネーターで撃てなかった狡噛さんと、撃てた朱ちゃんの違いが、その後の二人の人生の差を生んだんだなーと実感。
よくできたストーリーなので、このスピンオフもぜひ、映像化して欲しいです。

2013/09/16

本編はゴリゴリに進むスピード感が気持ちよかったけれど、こっちは硬質な中に柔らかさがあり切なさが迫ってくる文章でした。　
コウちゃんが青いです。
そしてギノさんが……かわいいいきものだったｗ

2013/09/09

サイコパス、上下巻で、過去の類似事件、＆彼らの過去の傷としてちょびっと触れられていた事件の話。
上下巻より、文章が読みやすかった。ライターさん変わったのかな？

2014/10/03

麻雀でのやりとり、一見すると誰か何を言っているのかわかりづらい場面でしたが、『牌をきって言葉をまわす』という解釈が面白い。
これで誰が言っているか理解できます。
そんな演出は「あ」「い」「う」「え」だけで、
こういう会話シーンの作り方も、
使い方もあるんだと関心しました。

それと読み進めれば、読み進めれるほど、
狡噛と朱は同じ境遇だったんだなと。
監視官と、執行官の複雑な関係。
執行官を撃てなかった狡噛、執行官を撃った朱。
それによって、二人の運命は大きく変わったとも見えます。
比較対象ですね。
佐々山を失った狡噛の心、舩原を失った朱の心。
復讐者と、変革者。
色々な比較があるように見えます。

そういった意味でいえば、
狡噛さんはただ真面目過ぎたということなのでしょうか。
逆に考えれば、PSYCHO-PASSは朱ちゃんが成長していく物語だったんだなと、再認識出来ました。

ただ狡噛は撃てなかった自分が、本当は一番許せないのかもしれませんね。
結果的に、佐々山を撃てなかったせいで、仲間を三人も失いました。
かがりくん、とっつあん、佐々山。
だからこそ、引き金を絞らないわけにはいかなかった。

標本事件。
なまえのないかいぶつは、何を表しているのか怖いものですね。
それは、殺意なのか、シビュラシステムなのか、自分自身……はたまた別の何かなのか。

2013/08/08

「標本事件」を描いたスピンオフ。とにかく狡噛さんが若いというか青い。1期EDの聴きかたも変わってしまいそうです。ただ、佐々山が負傷したところで話が途切れているのがやや不満。そこからが大事なのに……。

2013/08/04

アニメ本編が好きで買ったはいいものの、なかなか読めずにいたが、ようやく読めた。読み始めてみると、やはり物語に引き込まれて一気に読んでしまった。

スピンオフノベルとしてよく出来てると思う。
本編を見る前に読むと本編をいっそう楽しめるような内容になっていて、もう一回見直したくなってしまった。
標本事件の前の刑事課はこんな感じだったのかな、と思うと、やや感傷に浸ってしまう。そんな感じで、次のスピンオフにも期待。

2013/06/08

ＴＶアニメでは深く触れられなかった「標本事件」を軸にした物語です。
これを読むと執行官としての主人公の人格形成や、過去と現在のそれぞれの立ち位置がすごく分かり易い。
執行官であり部下である佐々山に過去言われた言葉を
アニメ版の現代で主人公が口にしていたり
アニメ版での新人監視官と、この物語の中の監視官時代の主人公が
似た境遇に立たされるけれど全く別の選択をしていたり。
色々考察しながら一気に読めました。

2013/05/31

◎帯コメント：関智一

「標本事件」……監視官・狡噛慎也を
猟犬に堕とした事件の真相。

それは俺の想像を
遥かに超えていた！

2013/05/28

アニメ本編ではさわり程度にしか紹介されていなかった標本事件の全容。監視官時代の狡噛や執行官の佐々山の人となりがわかる物語。