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運命の人はどこですか? の商品レビュー

3.2

51件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2021/04/03

短編小説が6つ。色んな作者さんの本を読みたい人にオススメ。個人的な感想としては、作者によって読みやすさが異なっていた為、同じ人が書いた短編小説が読みたいなと思った。

Posted byブクログ

2021/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

6人の女性作家が書いた短編集。普段読まないタイプの本だけど、先週のZoom飲み会で友人が紹介してくれたので読んでみました。 正直、西加奈子さんの話はイマイチだったけど、それ以外はそれぞれが全然違うテイストですごく面白かった!そこまで恋愛要素強めでも無いし、恋愛モノに興味無い人も楽しめる作品だと思います♪ 柚木麻子さんのは、段々相手の事を好きになっていくドキドキ感が伝わってすごく面白かった。この話を一番最後に持っていくところに編集者のセンスも感じました♪1話目の飛鳥井千砂さんの「あれ?こういうテイスト??」もなかなかスパイスが効いてて面白かったし(笑)、一番本のタイトルに近い彩瀬まるさんのはめっちゃほっこりしたし、瀬尾まいこさんのは単純に文章が面白くて、かつ微笑ましい感じで嫌されました☆ 南綾子さんのも、割とめんどくさい事が嫌いでは無く、興味のある事に対してはいつも全力投球の僕とは違ったタイプの女の子が主人公で、何でもすぐめんどくさがる人の気持ちがちょっと理解出来て面白かった♪ 絶対に自ら進んで手に取るタイプの本では無いけど、たまには普段読まないタイプの本を読んでみるのも良いものです☆

Posted byブクログ

2020/11/25

自分の求める「たったひとり」を探す主人公たち。 個人的によかったのは、飛鳥井千砂さんの『神様たちのいるところ』と柚木麻子さんの『残業バケーション』かな。 昔の何気ない約束を忘れられない気持ち、わかります。 相手が覚えているかもわからないのに、忘れているだろうなと思いつつも、じ...

自分の求める「たったひとり」を探す主人公たち。 個人的によかったのは、飛鳥井千砂さんの『神様たちのいるところ』と柚木麻子さんの『残業バケーション』かな。 昔の何気ない約束を忘れられない気持ち、わかります。 相手が覚えているかもわからないのに、忘れているだろうなと思いつつも、じっとしてられない感覚。 何かを変えたくて、何かしなきゃともがいて。 約束って、お互い覚えていたら美談ですけど、片方だけ覚えてるのは切ないですよね。 同僚なのに存在感がなくて、趣味が同じとわかってから急接近!というのが、とてもときめく感覚が伝わってきて好きでした。 親近感わいて、急激に距離が縮まっていくのが自分でもわかって、それに戸惑うところが微笑ましい。 こういうドキドキ好きだなぁ。 同じ趣味で同じテンションで話せる相手っていいですよね。 そんな人と付き合えたら楽しいだろなぁ。

Posted byブクログ

2020/06/17

キュンキュンする小説が読みたい!というスタンスで読んでしまったから、肩透かしを食らった気分。運命の人が一生を添い遂げる人とは限らない。出会うべきタイミングで出会えた人を、男女関わらず運命の人と言うのかなとぼんやり思った。

Posted byブクログ

2019/10/23

きっとどこかにいる、わたしだけの運命の人。 「運命の人」に感じる響きは、ロマンティックだけど、少し滑稽。それが「運命の人」だとどうしてわかるのだろう。本当にそんなことがあるのだろうか。信じて探し求めているなんて、ちょっと夢見すぎでは。けれど、やはり、「運命の人」ということばの響...

きっとどこかにいる、わたしだけの運命の人。 「運命の人」に感じる響きは、ロマンティックだけど、少し滑稽。それが「運命の人」だとどうしてわかるのだろう。本当にそんなことがあるのだろうか。信じて探し求めているなんて、ちょっと夢見すぎでは。けれど、やはり、「運命の人」ということばの響きは美しく、夢に酔ってもいいのではないか、と思わせる。そんな優しくて、あたたかくて、哀しい話が揃っている。 瀬尾まいこ「運命の湯」ジュリエットが探すロミオはどこにいるのか。思わぬところにいたロミオと、信じ続けてきた「運命」をジュリエットがどう解釈するかがポイント。

Posted byブクログ

2018/06/09

瀬尾まいこさんの本かと思いきや、色んな作家の短編集だった。 読んだお話 *飛鳥井千砂さん→神様たちのいるところ 昔の約束を信じて遠い地までやって行く、という話。先が気になってワクワクして読めたけど、よくある話かなぁと。 *瀬尾まいこ→運命の湯 ジュリエットという名前の人がロミ...

瀬尾まいこさんの本かと思いきや、色んな作家の短編集だった。 読んだお話 *飛鳥井千砂さん→神様たちのいるところ 昔の約束を信じて遠い地までやって行く、という話。先が気になってワクワクして読めたけど、よくある話かなぁと。 *瀬尾まいこ→運命の湯 ジュリエットという名前の人がロミオという名前の人を探す物語。 まさかよく行く風呂屋の番台さんとは… これも先が読めた。 やっぱり本のタイトルが運命の人はどこですか?だから短編集だといきなり先が読めるのかもな、、 他の作家さんは時間無くて読まず。 短編集じゃなく、その作家だけの本なら読めたかも。

Posted byブクログ

2018/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終わりました。 表紙かわいいです。。 読了 2018年3月15日 神様たちのいるところ 最後、切ない終わりかた。。 奇跡、起こって欲しいと思いながら読んでました。 実際は行く事はできないけど 本って色んな場所へ連れて行ってくれるようで 読んでいて色んな発見があって楽しい。。 かなしい食べ物 パンの秘密が分かって そのときから、これからどうなるんだろうと この二人、別れてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしながら読んでいて、そしてラストは・・・ 枝豆パン美味しそうだった 運命の湯 ちょっと寂しい終わりかただったけど、銭湯いいなと思ったり読んでいたら入りたくなりましたね。。 その人の為に奮闘するところ眩しかったです。 宇田川のマリア 最初から衝撃的な始まり 幽霊の視点で読んでいたのでラストに行くにつれ。。さらに驚くことが インドはむりめ 三人の中に男性が1人。。 女子トークで盛り上がっているときに、この台詞「お前たち、焦ったりしないの」 何だかこの情景、タラレバ娘のドラマを思い出す。。 達也と一緒になったらいいなと思っていたところ見合い話が……ドラマみたいな展開で 残業バケーション ボクたちのドラマシリーズ その時、ハートは盗まれた 数回で終わってしまうのがビックリで 再放送とかあったら見てみたいな。。 気になるドラマです☆ 歩さんと種田くんの会話の掛け合いが 微笑ましくて面白かったです! 懐かしいお菓子とかも出てきて その辺りも楽しめました(^・^) その後が気になります☆ 31 仕事だけじゃなくて、人生にかな。俺、五年後何してるんだろうとか、考えるんだよね 俺の本当にやりたいことって、なんだったのかなぁ 73 まあ、流されるよりは、行く先がどこであれ、自分から流れるぐらいの気でいろよ 93 痛かった瞬間を反芻し続け、忘れない。忘れられないのかもしれない。頭の中で戦いが終わらない。 104 ぜんぶ、望んだものをなにもかも、ってわけにはいかないだろうけど、きっとなにかいいことがある。それを信じてもいいと思う 140 たいして話をするわけではないけれど、誰かがいると少し楽しい。 229 別にわたしは浮足立っているわけじゃない。周りはチャンスだなんだというけれど、何のチャンスだよ、と思っている。わたしは何にも期待していない。何かいいことがあるとも思っていない。

Posted byブクログ

2017/09/08

瀬尾まいこさんが好きで話しが入っていたから購入。ロミオを探すジュリエット、銭湯好きのジュリエット、かわいいなーとほっこり。ロミオには笑っちゃったけどやっぱり運命なんだ!灯ちゃんのはなしもすき。パンを食べると地に足がつく感じがなんとなくわかる。主人公の女性が大学生〜30代までと幅広...

瀬尾まいこさんが好きで話しが入っていたから購入。ロミオを探すジュリエット、銭湯好きのジュリエット、かわいいなーとほっこり。ロミオには笑っちゃったけどやっぱり運命なんだ!灯ちゃんのはなしもすき。パンを食べると地に足がつく感じがなんとなくわかる。主人公の女性が大学生〜30代までと幅広いのでいろんな女性が自分はこの話が好きっていうのがあるんじゃないかな。

Posted byブクログ

2017/05/18

本のタイトルからちょっと手に取るのが恥ずかしかった。 作中に出てくる女性が皆独身30歳前後、という設定。 ・「神様たちのいるところ」飛鳥井千砂 アテネの街の描写が綺麗。 アクロポリス遺跡、フィロパポスの丘、早速ググって調べました。壮大なところ。 10年後に約束の地で再会しようと...

本のタイトルからちょっと手に取るのが恥ずかしかった。 作中に出てくる女性が皆独身30歳前後、という設定。 ・「神様たちのいるところ」飛鳥井千砂 アテネの街の描写が綺麗。 アクロポリス遺跡、フィロパポスの丘、早速ググって調べました。壮大なところ。 10年後に約束の地で再会しようという設定はベタですが、元カレへの心残りから揺れ動く心境に少し苦しくなりながらもラストどうなるのかが気になって仕方がなかった。 ★★★★ ・「かなしい食べもの」彩瀬まる 『かなしい食べもの』というタイトルから、途中でだれか死んでしまうのか、とか発想力の乏しい頭で考えていたのですが、なんともいえない昔の思い出のキーアイテムだったとは。 透の仕事が魅力的で、そこをもっと読みたかった。 彩瀬さんの作品の、働いている人の描写が好きです。 そして、お互いが寄り添いながら想う気持ちが伝わってきてこの先の二人も応援したくなるようだった。 本書一番の作品です。 ★★★★★ ・「運命の湯」瀬尾まいこ 運命のロミオがまさかの場所で現れたのがよかった。 ロ(↑)ミオではなく、呂三男(→)さん。笑 昔の人もなんだかんだで一定数変わったお名前の方はいらっしゃいますので、いそうだなぁ。いや、いないか。 しかし運命の人とは、なにも恋に落ちたり結婚する相手だけではないからなぁ。 ほのぼのとした呂三男さんとの会話や、なにより銭湯という設定に大変ほっこりしました。 ★★★★ ・「宇田川のマリア」西加奈子 ぶっとんだところのある作風だなと。最後までまったくわけが分からない。 ただただ汚かった、という感想しか残らなかった。 著者の作品は初めて読んだけれど、他の作品読もうとは思えない。 ★ ・「インドはむりめ」南綾子 女4人グループに誰一人として魅力的な女性がいない…! 読んでてイライラする人ばかり。。。 人間味があるとかではなく、ただただ不快。 『なんかもーめんどくせーし現状維持でよくねー?』 みたいなのは現実ではよくあるけれど、こうやって活字にして読むとイライラしますね。 結局は達也が運命の人…なのかも…?ってラストですが 達也も達也でフラフラ女とつるむわ責任のとれない発言ばっかりだわで軟弱男! なにより個人的に「むりめ」って言葉が嫌いです。 ★★ ・「残業バケーション」柚木麻子 相手とのちょっとした共通点からじわりじわりと好意を寄せる感じがリアル。 職場恋愛ってこんな感じで始まっていくんだなぁ、とか。 ラストで主人公の家に来た種田くんの口調がタメ口に変わるところがいい。 ★★★

Posted byブクログ

2017/02/10

6人の女性作家さんの恋愛短編集。 さくっと読めて、気軽な一冊。 中でも南綾子さんの「インドはむりめ」は、自分にも昔からこういう女友達で集まる会があるから共感できるところもあり、なかなか。

Posted byブクログ