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新・帝国主義の時代(右巻) の商品レビュー

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2020/09/27

新・帝国主義の時代 - 右巻 日本の針路篇 (和書)2013年05月30日 15:01 佐藤 優 中央公論新社 2013年3月22日 新・帝国主義の時代か・・・・。そうだろうと思う。資本=ネーション=国家に対抗する視点を柄谷さんから導き出している。単独性としての哲学は大概孤立...

新・帝国主義の時代 - 右巻 日本の針路篇 (和書)2013年05月30日 15:01 佐藤 優 中央公論新社 2013年3月22日 新・帝国主義の時代か・・・・。そうだろうと思う。資本=ネーション=国家に対抗する視点を柄谷さんから導き出している。単独性としての哲学は大概孤立した見捨てられたものとなりやすいし、複数性としての政治は単独性としての哲学を大概抑圧してありえるものになりやすい。社会主義の理想に悲観的展望をあたえている。 佐藤さんの視点も面白いです。佐藤さんはエリートの話がほぼ全てで民衆や大衆についての話があまりないです。僕自身全くエリートではないのでこういう話を聞いてそういった駆け引きがあるのだなというぐらいの感想しかありません。 佐藤優さんからはエリートの話を、ハワード・ジンやノーム・チョムスキー等からは民衆の話を、柄谷さんからはそういったものの原理の話を聞いてそういうものを独学していきたいですね。 今更大学というわけでもないですから独学しその思想的なものを何らかの形で創作してみたいですね。 次は左巻を読んでみます。

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2018/10/28

【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・思ったより読むのに時間がかかってしまった。ボリュームもあるし、これまでに...

【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・思ったより読むのに時間がかかってしまった。ボリュームもあるし、これまでに読んできた佐藤優本に比べて、少し読み応えがある内容だったかも知れない。 【目次】 序章 大震災後の日本の針路 第1章 震災後の日本 大震災と大和心のをゝしさ 菅政権のチェルノブイリ化 政治を腐らせるニヒリズム 日本政治を蝕むナルシズム 日中武力衝突への隠れた火種 第2章 日米同盟再論 ゲーツ長官の帝国主義発言 オバマ演説の"真意" ゴルバチョフとの対話 沖縄をめぐる国家統合の危機 米兵集団暴行事件の波紋、高まる沖縄の独立熱 第3章 新・帝国主義時代の北方領土問題 ロシアとどう付き合うか 対日政策の重要性が低下するロシア ポピュリストが破壊する外交関係 プーチンの返り咲きは好機、いまこそ北方領土返還を狙え 与党統一ロシア"大敗"の真相 日露接近の好機を逃すな プーチン論文が暗示する未来 前原訪露の戦略的意義 国家機能強化に向かう日本 中国を警戒し、接近する日露 第4章 帝国主義化する中国にどう対峙するか 中国ナショナリズムと毛沢東 アルバニアが見た中国の野望 日本のTPP参加の真価を読み解く-中国包囲網を目論むロシア 中国帝国主義に対抗するには 李春光事件の裏側-不良外交官まで活用する中国 「領土問題は存在しない」だけでは解決しない

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2014/07/01

東京の政治エリートは沖縄を差別しているという認識は持っていない。しかし差別が構造化している場合、差別している側は、それを認識していないというのが通例。 外務省で外務大臣の決裁を得るのは、国益に大きな影響を与えうる重要案件に限られる。

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2013/08/25

民主党の政権交代から安倍政権誕生までの数年の時評のようなもの 従来の筆者の主張内容と被っている部分は多いので、特に目新しい部分もなかった

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2013/08/11

田邊元 哲学入門 最適化理論 局所的な最適化を積み重ねても、全体として最適になるとは限らない 三種類の政治エリート 第一 旧体制のエリート 第2 偶然のエリート 第3 将来のエリート ロシア すべての冗談には部分的な真理がある 柄谷行人 世界史の構造 レーニンはなにをすべきかで政...

田邊元 哲学入門 最適化理論 局所的な最適化を積み重ねても、全体として最適になるとは限らない 三種類の政治エリート 第一 旧体制のエリート 第2 偶然のエリート 第3 将来のエリート ロシア すべての冗談には部分的な真理がある 柄谷行人 世界史の構造 レーニンはなにをすべきかで政治において宣伝(プロパガンダ)と煽動(アジテーション)を分けることが重要だと述べた 「正しい主張をしていれば、国際世論も日本の味方になり、いつか相手国も日本の前にひれ伏す」という姿勢で外交を行う。他人に気持ちになって考えることが苦手な偏差値型秀才型の官僚が陥りやすい罠だ。領土問題について日本側が「絶対に正しい」と確信するのと同じくらい「絶対に正しい」理論武装をロシアも韓国も行なっているのである。それを理解した上で、どのようにして日本に有利な結果を現実的に引き出すかが、領土交渉の要諦だ。

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2013/07/09

佐藤優氏が、中央公論に連載しているものから、新帝国主義の時代の情勢分析についてまとめたもの。 内容は、日本の進路として、大震災の後の日本の方向性、今後の日米同盟、ロシアとの関係、中国との関係と時事関係の事件を元にまとめている。 基本的には雑誌の連載なので、20ページくらいの分...

佐藤優氏が、中央公論に連載しているものから、新帝国主義の時代の情勢分析についてまとめたもの。 内容は、日本の進路として、大震災の後の日本の方向性、今後の日米同盟、ロシアとの関係、中国との関係と時事関係の事件を元にまとめている。 基本的には雑誌の連載なので、20ページくらいの分量が、脱稿日とともに載っている。その後、どのようになったのかを検証もできるので、よいまとめだと思った。

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