やり過ぎる力 の商品レビュー
朝比奈一郎さんの『やり過ぎる力』を読了。 途中何回か立ち止まりながら読んでいたので、長い期間読んでいたが、最後は加速して読了した。 何回か立ち止まった理由は、新しい知識を定着させるためだった。 朝比奈さんはよく本を読んでいる。アメリカの大学院も出ている秀才だ。朝比奈さんには当然で...
朝比奈一郎さんの『やり過ぎる力』を読了。 途中何回か立ち止まりながら読んでいたので、長い期間読んでいたが、最後は加速して読了した。 何回か立ち止まった理由は、新しい知識を定着させるためだった。 朝比奈さんはよく本を読んでいる。アメリカの大学院も出ている秀才だ。朝比奈さんには当然でも、僕にとっては未知のことが多々あった。朝比奈さんが例として引き合いに出したことも吸収したかった。 その知識の定着のために立ち止まったのだ。 結論は、本書はリーダーシップの論である。 リーダーは改革者であり、マネージャーは管理者である。 リーダーは正しい方向を示す人であり、マネージャーはその実行を管理する人である。 本書の最大の失敗は、様々な能力を『やり過ぎる力』の一言に集約してしまったことであろう。 本書で著者自身が言ってるように、事象を分かりたければ、分けることが大切である。 にも関わらず、「やり過ぎる力」という言葉に集約してしまったのは、スティーブ・ジョブズのような破天荒なリーダーをイメージしていたからではないか。 閉塞感を打ち破るには、破天荒なリーダーも必要だ。 しかし、その裏には緻密な思考と、静かな葛藤があるはずだ。やり過ぎるためには深い内省が必要のはずだ。 つまり、「やり過ぎる力」と一括りにするのはやり過ぎだ。 過ぎたるは及ばざるが如し。
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脱官僚の著者による、変革のためのリーダーシップ論といったところか。 著者の主張する"やり過ぎる力"とは、今の大半の日本人のメンタリティや行動力では不足ゆえに、やり過ぎるという表現をしているのではと、勝手に解釈しました。 全体的に熱い文体に終始しており、逆の意味...
脱官僚の著者による、変革のためのリーダーシップ論といったところか。 著者の主張する"やり過ぎる力"とは、今の大半の日本人のメンタリティや行動力では不足ゆえに、やり過ぎるという表現をしているのではと、勝手に解釈しました。 全体的に熱い文体に終始しており、逆の意味で冷静にサクッと一読しました。 個人的には、"信用蓄積"という言葉がココロに残りました。変革のためのベースですから。
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閉塞感が取り巻く現在の日本を再生するためには、これまでの常識を打ち破る「やり過ぎる力」が必要であると主張。 いろんな要素を詰め込み過ぎ、肝心のキーワードである「やり過ぎる力」が何なのかがいまいちピンとこなかった。また、「やり過ぎる力」により、日本社会が再生するというイメージがつか...
閉塞感が取り巻く現在の日本を再生するためには、これまでの常識を打ち破る「やり過ぎる力」が必要であると主張。 いろんな要素を詰め込み過ぎ、肝心のキーワードである「やり過ぎる力」が何なのかがいまいちピンとこなかった。また、「やり過ぎる力」により、日本社会が再生するというイメージがつかめなかった。 そもそも、「やり過ぎる力」の主体は誰なのだろうか。国民全員が「やり過ぎる力」を発揮してリーダーになるのでは、社会は成り立たないだろう。 また、本書でいうような「やり過ぎる力」を発揮している人材は、現在の日本でもそんなに少ないとは思わない。社会が複雑化・高度化して、明治期や戦後初期のように目立たなくなっているだけではないか。 持続可能な日本社会を築くためには、「やり過ぎる力」のような精神論よりも、もっと人口構造や生産性などの構造的な問題が重要ではないだろうか。 また、冒頭、政治家に立候補するというレベルのチャレンジは「やり過ぎ」とはいえないと言いながら、最後の方では、「やり過ぎる力」の一歩を踏み出す方向性の例示として、「首長・地方議員などになて地域を改革」が挙げられるなど、一貫性がないように感じる記述も気になった。 ただ、本書は、個々の記述を見ると、それなりに役に立つ内容や興味深い視点が含まれているようには感じた。例えば、リーダーとマネージャーの違いであったり、大局観を持つには、歴史と伝記を学ぶことが重要であるということであったり、「畳の上の水練」では意味がなく、実践が大事だという指摘であったりだ。社会変革論ではなく、あくまで自己啓発書として読むと有益な部分はあると思う。
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やり過ぎるには? →やる過ぎるとは、単に頑張るではなく前例や常識を超えていくこと リーダーとは自分が本当に正しいと思うことをやり抜く人であり、正しいと信じることを愚直に貫く中で結果としてみんなの理解や協力を得て、多数を率いることになる やり過ぎる力を発揮するには、 個人としての...
やり過ぎるには? →やる過ぎるとは、単に頑張るではなく前例や常識を超えていくこと リーダーとは自分が本当に正しいと思うことをやり抜く人であり、正しいと信じることを愚直に貫く中で結果としてみんなの理解や協力を得て、多数を率いることになる やり過ぎる力を発揮するには、 個人としての社会的責任、みんなでアクション、タイミングが大事 やり過ぎる力を発揮するための本質として、 死、後世、自分への意識
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著者は青山社中㈱筆頭代表者。東京大学卒業。ハーバード大学行政大学院修了。経済産業省でエネルギー政策、インフラ輸出政策などを担当。小泉内閣では内閣官房に出向。特殊法人・行政法人改革に携わる。 混乱の時代にあって、私たちは、しんどい人生をどうやって生き抜けばよいのか。 本書で著者...
著者は青山社中㈱筆頭代表者。東京大学卒業。ハーバード大学行政大学院修了。経済産業省でエネルギー政策、インフラ輸出政策などを担当。小泉内閣では内閣官房に出向。特殊法人・行政法人改革に携わる。 混乱の時代にあって、私たちは、しんどい人生をどうやって生き抜けばよいのか。 本書で著者が訴えたいのは、ただ闇雲に努力するということではなく、正しい方向で限界を突破していくという取組が重要だということ。 その結果として「やり過ぎる力」の必要性を説いている。 本書の構成は大きく分けて次の2部と細分化した7章からなっている。 ①やり過ぎる力についての考察 ②やり過ぎる力を身に付ける ①感動の隣には常にやり過ぎがある ②やり過ぎがなければ、社会は活性化しない ③真のやり過ぎを目指して ④真のリーダーシップとはやり過ぎる力のこと ⑤どうしたらやり過ぎのための一歩を踏み出せるのか ⑥やり過ぎるために何を学ぶか ⑦実践しなければ始まらない やり過ぎる力=リーダーシップ やり過ぎるには多くの弊害がある。著者がいう「失うものの大きさ」と「忙しさ」もまさしくその通り。 しかし、やり過ぎる力がなかなか出てこないのはそこまでの力が不足しているに尽きる。ただやり過ぎてもそれは方向性のずれた、そしてある意味自己満足的な実際にはやり過ぎていないところで終わっていることも多い。 だからといって全てが整ってからやり過ぎるというのも少し本書の本質からはずれている。 準備を行うことは大切であるものの、始めることが大切。やり過ぎる力というのは先天的に身に付くものではなく、やはりこつこつ身に付けていくものである。 時間や経験が全てではないもののしっかりとした知識の根幹がなければそれを身に付けるスタート地点にも立つことはできない。 一筋縄では身に付けることができない。 やり過ぎる力。自分の必要な能力としても参考にしていきたい。 本書で訴えたいこととは少しずれるも、数多く紹介されている参考文献や先人たちの言葉にはぐっと引き込まれるモノも多くあった。 参考文献もぜひとも目を通していきたいものである。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「やり過ぎる」のイメージは少し違ったかも。 少しピンとこなかった。 職人さんのようなことかと思った。 何も世の中を、日本をあからさまに変えようとしなくても、 日本に住む者として、自分のすべき(したい)ことを見据えて 地道にコツコツと実践を積み重ねてゆくこと、 みんながそうあることが、結果として変えていくことだと思った。
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細かいところまで共感できた。内容としては非常に良いと思う。 やりすぎる力というコンセプトも、リーダーのあり方や、何を意識すべきか、などなども。日頃から自分自身が感じていることがそのまま書いてあった感があり、非常に共感。 ただ、なんだか文章が読みにくい…。たいしてボリュームがある...
細かいところまで共感できた。内容としては非常に良いと思う。 やりすぎる力というコンセプトも、リーダーのあり方や、何を意識すべきか、などなども。日頃から自分自身が感じていることがそのまま書いてあった感があり、非常に共感。 ただ、なんだか文章が読みにくい…。たいしてボリュームがある本ではないのだけど、おもに読み始めることへの躊躇で、読了までずいぶんと時間がかかった。 すっと頭に入ってこないので、なんというか書き方が自己満足的なのかも。これは完全に個人的な感想なんだけど。 もしかしたら、「知ってるよ」だから読みにくかったのか? でも、全体的にはすごくいい本だと思う。著者の考え方にも賛同するし、個人的にも応援したい。読みやすささえあれば人にも勧めるんだけどなぁ。すべての人がこれを読んでやりすぎる力を身につけることができるか、と聞かれたらちょっとわからないですね。意識高い素地がないと。
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「正答がないなら考えても意味がない」とか「簡単な問題から取り組んで部分点を稼ぐべきでは」から、魂に火をつけ、新たな一歩を踏み出す。人生を躍動に満ちたワクワク感で包むのに「やり過ぎる力」が必要。 物事を正しく行うのがマネジメント、正しいことをするのがリーダーシップ。 リーダーシップ...
「正答がないなら考えても意味がない」とか「簡単な問題から取り組んで部分点を稼ぐべきでは」から、魂に火をつけ、新たな一歩を踏み出す。人生を躍動に満ちたワクワク感で包むのに「やり過ぎる力」が必要。 物事を正しく行うのがマネジメント、正しいことをするのがリーダーシップ。 リーダーシップは「指導力」よりも「始動力」。に納得。
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やり過ぎることの大事さを力説しているものの、それを身につけるにはまずやり過ぎてみるしかないという、逆説的な内容。 著者・朝比奈さんの一歩目がもっとリアルに書いてあれば、もう少し納得できた気がします。
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書店にて立ち読み。 やり過ぎる力とは言えど、リーダーシップ論である。 死への意識、後世への意識、自分への意識。 目先の面倒くささや不満に埋もれず、過去や未来を見通して動き続けることが大事。 読んで自分のどこへ生かすべきか、読者は自問自答が必要だが、偉人伝からの引用が多く、パッシ...
書店にて立ち読み。 やり過ぎる力とは言えど、リーダーシップ論である。 死への意識、後世への意識、自分への意識。 目先の面倒くささや不満に埋もれず、過去や未来を見通して動き続けることが大事。 読んで自分のどこへ生かすべきか、読者は自問自答が必要だが、偉人伝からの引用が多く、パッションは伝わる。
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