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日本プロ野球改造論 の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2013/09/06

野球ビジネスがもっともっと大きくなればいいと思っていた。実際の球団で働いている人たちのインタビューが面白い。MLBがすごいことは具体的にわかったがNPBがそうなるためには、技術的な経営戦略の前に根本的な文化・意識の改革から行わなければならない。まずはその土壌改良をしないと建て直し...

野球ビジネスがもっともっと大きくなればいいと思っていた。実際の球団で働いている人たちのインタビューが面白い。MLBがすごいことは具体的にわかったがNPBがそうなるためには、技術的な経営戦略の前に根本的な文化・意識の改革から行わなければならない。まずはその土壌改良をしないと建て直しができないのだと思う。

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2013/07/15

きれいにまとめられていてよみやすかったですが、特に新しい情報や考え方はなかったのが残念。なんだか、日本のスポーツビジネスは、ここ10年くらい新しい動きというか気づきがないように思えます…。 これからどうするがが正念場!!アメリカや欧州の様子を持ち込んで、カイゼンっていうのもそろそ...

きれいにまとめられていてよみやすかったですが、特に新しい情報や考え方はなかったのが残念。なんだか、日本のスポーツビジネスは、ここ10年くらい新しい動きというか気づきがないように思えます…。 これからどうするがが正念場!!アメリカや欧州の様子を持ち込んで、カイゼンっていうのもそろそろおしまいかも。 日本には、日本のスポーツの成り立ち・役割があるのだからただただ輸入▶導入ではない、輸入▶アレンジ▶オリジナルっていう流れができてほしいと思っています。 そんな、気づきがあるような本がよみたいなぁ。。

Posted byブクログ

2013/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アメリカでMBAを取得した著者がプロ野球改革に乗り出す現在進行形のルポ。MLBが極東リーグを開催してワールドシリーズに組み込んだら、NPBはどうするのか?危機感を持った提言に日本プロ野球への愛を感じます。何よりも、楽天チーム創設時、ホームページのお問い合わせアドレス「info@~」に企画書を送るバイタリティ!見習います!

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2013/08/30

女子高生がドラッカー本を読んで、高校野球部を甲子園に連れて行った。今度はMBOを取得したビジネスコンサルティングが日本プロ野球をマネージメントすると、どうなるかって話だ。そして、その話は現在継続中だ。 アメリカンメジャーリーグはリーグ一団となって放映権の販売やWBCの運営などで...

女子高生がドラッカー本を読んで、高校野球部を甲子園に連れて行った。今度はMBOを取得したビジネスコンサルティングが日本プロ野球をマネージメントすると、どうなるかって話だ。そして、その話は現在継続中だ。 アメリカンメジャーリーグはリーグ一団となって放映権の販売やWBCの運営などで得た収益を各チームに分配している。一方の日本はリーグが主体で事業を運営することは無く、チーム単体で試行錯誤しているだけ。そのため、最近の10年で日米のプロ野球収益は4倍に開いた。韓国ですら、リーグ主体の運営で成功している。 結局は巨人ナベツネを上回るリーダーシップをもった日本プロ野球コミッショナーが出現するかどうかなんだと思う。

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2013/05/14

日本のプロ野球の問題点を、メジャーリーグと比較することで、日本のプロ野球の問題点を指摘し、それを改善する方法を模索しています。 著者2011年に、オーナー会議にて「日本プロ野球を発展させるために、今、何をすべきか」という1時間のプレゼンテーションを行ったそうです。オーナー会議に...

日本のプロ野球の問題点を、メジャーリーグと比較することで、日本のプロ野球の問題点を指摘し、それを改善する方法を模索しています。 著者2011年に、オーナー会議にて「日本プロ野球を発展させるために、今、何をすべきか」という1時間のプレゼンテーションを行ったそうです。オーナー会議に外部の人間が入って発言したのは、史上初のことだったようです。プロ野球の長い歴史の中で、オーナー会議に外部の人間が入って発言したことが初だというのがまず問題です。さらに、その会議でのプレゼンテーションは非常に冷めたものだったようです。 この会議でのオーナー達の反応がすべてです。オーナー達が危機感を持っていないし、現状を変えようとも思わないので、他の人が素晴らしい提案をしても、何も変えようがないのが現状なのです。 この本では、テレビの放映権、チケットの販売方法等、メジャーリーグのやり方を紹介し、日本でもこれらを取り入れて、収支を改善していく必要があると提唱します。しかし、どこかで今の状況では変えようがないというような空気も感じます。 だからこそ、メジャーリーグの成功例を紹介するだけではなく、日本のこのどうしようもない現状を変える方法を、もっと提唱してほしいと感じました。この状況を変えるには、並大抵のことでは変わりません。でもこのまま変わらないと、プロ野球の未来は明るくないでしょう。どういう風にこの状況が変わるのか、これからもプロ野球を見ていきたいと思います。

Posted byブクログ

2013/04/15

MLBとNPBとの比較、数球団の現場担当者のインタビューを交え、NPBの閉塞感に対する改造論を展開。最後に、NPBの成長のためのミッションを提示している。 特に興味深かったのは、DeNA・日本ハム・楽天担当者のインタビューと、ロンドン五輪におけるビジネスモデルの転換。前者では、P...

MLBとNPBとの比較、数球団の現場担当者のインタビューを交え、NPBの閉塞感に対する改造論を展開。最後に、NPBの成長のためのミッションを提示している。 特に興味深かったのは、DeNA・日本ハム・楽天担当者のインタビューと、ロンドン五輪におけるビジネスモデルの転換。前者では、PLM(パシフィックリーグマーケティング)に携わっていた方もおり、PLMでの取り組みについても知ることができた。後者では、インターネット動画配信による放映権の価値の変化を挙げていた。 最後のミッション提示では、「なぜ日本でプロ野球をやっているのか」を問いただしている。これは、他のスポーツでも同じ問いかけができる。プロスポーツではそれぞれの理念をもって運営しているかと思うが、アマチュアスポーツは果たしてどうかという疑問が湧いてくる。

Posted byブクログ