ちいさこべえ(1) の商品レビュー
メディア芸術祭、漫画部門優秀賞受賞作品ということで読んでみたけどあんまり良さがわからなかった。とにかく読んでいるとおにぎりが食べたくなる。
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BOOK AND BEDで手に取って、一気に読んでしまった。画面に動きは少ないけど、うちなる感情はぐっと動く感じ。おもしろい。
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表題の『ちいさこべ』は日本書紀の『ちいさこべのすがる』から。 山本周五郎短編集の中の一作ですが、 過去にドラマ化・舞台化もされている有名な作品です。 ですので私は2012年にコミカライズされた 望月ミネタロウ版『ちいさこべえ』の方を主体に紹介いたします。 原作の舞台は江戸時代。 ...
表題の『ちいさこべ』は日本書紀の『ちいさこべのすがる』から。 山本周五郎短編集の中の一作ですが、 過去にドラマ化・舞台化もされている有名な作品です。 ですので私は2012年にコミカライズされた 望月ミネタロウ版『ちいさこべえ』の方を主体に紹介いたします。 原作の舞台は江戸時代。 それに対し望月のコミック版は現代(平成)に置き換えて描かれています。 ですが世襲制大工の若棟梁、"茂次"が様々な問題や逆境に立ち向かう‥という設定は、ほぼ原作通りです。 登場人物の現代版的解釈も個人的には非常に好ましく思います。 (特に女性は素晴らしい!w) 原作は昭和32年(1957)ですから 半世紀以上も昔の作品という事になります。 しかし茂次の 『時代ってなんだ?何も変わってねえ!』 と叫ぶセリフが、 “りつ”の茂次を奮い立たせる言葉が、 人の心を動かす『信念』や『思いやり』は いくら時代が進んでも、そんなに大きくは違わないじゃないか‥と 個人的にテーマの不変さを感じました。 仕事・子育て・人情・恋愛‥ 世の中にHOW-TO本は数多ありますが 私は行き詰った時に、勇気をもらえるこの一冊を先ず、繰り返し読みます。 ぜひ原作と併せて、楽しみながら読んで頂ければと思います。 (T.J)
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何とも言えねえが…。 ちいさこべえの意味がイマイチ 伝わらなかったんだけど…。 この作品が醸し出す空気感が好きだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いやー、すごくよかった! 独特の絵は切り絵を思わせるようなタッチで、台詞は少なくコマで感じさせようとするところも他のマンガにはなかなかない雰囲気。 表紙の通りデニムセットアップにロンゲヒゲレイバントリッカーズというオシャレマンガ。 さらにストーリーの軸は義理人情という昭和頑固親父の考えと立ち振る舞い。大好きなマンガになりました!
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でてくる小物や服装やなんやかやが、やたらめったらオサレで望月ミネタロウかわゆー♡と思ってしまったのでした。
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全巻読了。 望月峯太郎(限・ミネタロウ)は天才だと思う。日常を描かせたらさらに。「バタアシ金魚」は確かに僕の人生に楔を打ち込んだ。日常の中にこそ狂気も存在しうる。 山本周五郎の「ちいさこべ」が、望月ミネタロウによって現代劇となった。その発想がすでにすごい。茶屋はキャバ...
全巻読了。 望月峯太郎(限・ミネタロウ)は天才だと思う。日常を描かせたらさらに。「バタアシ金魚」は確かに僕の人生に楔を打ち込んだ。日常の中にこそ狂気も存在しうる。 山本周五郎の「ちいさこべ」が、望月ミネタロウによって現代劇となった。その発想がすでにすごい。茶屋はキャバクラに、八百屋はスーパーに変わっている。それでいて、台詞などは、ほぼそのまま使われていても違和感がない。 さて、やっぱり日常がずいぶんと丁寧に描かれている。僕は漫画を読むときに台詞ばっかり追ってしまって絵を疎かにしがちなのだけど、この作品は絵の「間」をしっかり味わわなければもったいない。 そうやってじっくり読んでいくと、「りつ」の心境が染み入ってくる。日常のコマがつくる情景の他に、りつの表情をしっかり見ていく。なにしろ茂次は表情が見えないし、りつの表情で関係の進展を楽しむのだ。それにしても、相変わらず望月ミネタロウの書く女性は艶があるなあ。それだけでなく、登場人物は皆、「雰囲気」を身につけている。ラストシーンではそれが結実する。 たくさんの人に読んでほしいなあ〜と感じる作品でした。
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ひさびさにツボる。かわええええ。山本周五郎原作の現代版リメイクという。いちいちおしゃれです。ドラマでありそう。
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とても魅力的な絵柄の本を見つけたので衝動買いしてしまいました。特徴的な太い線としっかり描き込まれた細部に見惚れてしまいます。 主人公の茂治さん、ずっと内気な性格かと思いきや、喋りっぷりがワイルドで若干ジョンレノンを意識してて面白いです。
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あんましよく分からない内容なんですけれども、一通り望月氏の作品を読んできた自分としましては続刊も読んで行こうと思っております…。 大工の話なんかな? 女の子は相変わらず可愛いですけれどもあまり表情がありません…これは前作の「東京怪童」でも感じたことですけれども、著者は絵のタッチ...
あんましよく分からない内容なんですけれども、一通り望月氏の作品を読んできた自分としましては続刊も読んで行こうと思っております…。 大工の話なんかな? 女の子は相変わらず可愛いですけれどもあまり表情がありません…これは前作の「東京怪童」でも感じたことですけれども、著者は絵のタッチを変えたんでせうか!? まあ、別にどうでもいいことですけれども… ヽ(・ω・)/ズコー 原作である小説も読んでいないのでこれだけでは評価できません! が、前作「東京怪童」も最後まで読んでみればちょっと感動するような話でしたので、今作にもやはり期待してしまいますね…おしまい。 ヽ(・ω・)/ズコー
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