猫は音楽を奏でる の商品レビュー
猫をテーマに色々な作家さんその他が書いたものを集めたエッセイ集。それぞれが4ページくらいしか無いので気軽に読める。 猫に対する接し方がそれぞれ違って、でも内心ではみんな自分の猫のことを自慢に思っている様子というのは共通していて面白かった。
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あとがきまで入れると全部で43人。 書き手ごとにもちろん境遇はちがうし、出会った猫たちもバラバラですが、43本もまとまった形で読むと、「ヒトって、ネコに対してこんな思いを抱くもんなんだろうな」というのが総体として浮かび上がってくる様で面白いです。 私見では、人間が猫に対して抱く...
あとがきまで入れると全部で43人。 書き手ごとにもちろん境遇はちがうし、出会った猫たちもバラバラですが、43本もまとまった形で読むと、「ヒトって、ネコに対してこんな思いを抱くもんなんだろうな」というのが総体として浮かび上がってくる様で面白いです。 私見では、人間が猫に対して抱く感情を一言で言うなら『憧れ』なのかな、と。 飼い猫でも、「従える」というより「同居する」というニュアンスの文が多く、見た目の愛らしさよりも、自由気ままな生き様に魅力を感じている人が多い様に見えました。 それぞれのエッセイでは「野良猫」「拾ってきた猫」みたいな出会いが多く描かれており、「うちの猫は○○ができる」とか、血統がどうとかいったスペックみたいな話が一切出てこないのも、猫をテーマにした本書ならではな気がします。 個人的にはプロレスラーの蝶野さんのエッセイが良かったです。 ゴツゴツした文章ですが、猫に対する無骨ながら優しい人柄がそのまま文章に表れている様でいいなと思いました。
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何故、猫の良さをあげる時に犬の様に媚びないとわざわざ言うのか? 42編中何編か猫を褒める為に犬を貶してるのが犬猫両方好きなので気になった
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人間を虜にしてやまない可愛らしくも妖艶な存在、猫。角田光代、三浦しをん、恩田陸、北村薫、養老孟司、藤田宜永など42人が、愛猫について綴る。猫文学紙『ねこ新聞』掲載を単行本化。 作家や芸術家に猫ファンが多いことは知っていた。本作は猫に対する愛、猫との距離の取り方が各人各様の表現方...
人間を虜にしてやまない可愛らしくも妖艶な存在、猫。角田光代、三浦しをん、恩田陸、北村薫、養老孟司、藤田宜永など42人が、愛猫について綴る。猫文学紙『ねこ新聞』掲載を単行本化。 作家や芸術家に猫ファンが多いことは知っていた。本作は猫に対する愛、猫との距離の取り方が各人各様の表現方法で描かれていて、ほぼ全篇楽しめた。小池真理子と藤田宣永の作家夫婦がそれぞれの目で飼い猫を描写していたのも面白かった。エッセイストによるあとがきの言葉「イヌはイヌも人間と考え、ネコは人間もネコだと考えている」なんと名言だろうか。 (A)
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おもしろかった!休憩本適性が素晴らしく高い。 お目当ては神林長平氏と恩田陸さん。 全42編のエッセイとあり、ジャンルも活動内容も多岐にわたるたくさんの方の猫エッセイをこんなに手軽に読めるのは贅沢! 恩田さんと神林さんのはそれぞれ考え方やお人柄が感じられる素敵なエッセイであったの...
おもしろかった!休憩本適性が素晴らしく高い。 お目当ては神林長平氏と恩田陸さん。 全42編のエッセイとあり、ジャンルも活動内容も多岐にわたるたくさんの方の猫エッセイをこんなに手軽に読めるのは贅沢! 恩田さんと神林さんのはそれぞれ考え方やお人柄が感じられる素敵なエッセイであったのはもちろんのこととして、他で特に気に入ったのは、小池真理子、養老孟司、夏目房之介、高村薫、高見恭子、須藤元気、内館牧子(敬称略)…あたり。 全編通してさらっと読める、良い猫本だった~
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作家と犬、よりも作家と猫のが個人的にイメージ強い。 猫にまつわるありとあらゆるアンソロジー。角田さん目当てで手にとったけど他もほんわか。ねこねこしてます
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猫は飼うものではないと書いていたのは恩田陸だったか。 飼いたいけど、アレルギーな自分としては、恩田陸やら三浦しをんの街で出会う猫の話にほっくりきた。
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猫にピアノと好きなモノが2つも入った表紙にやられて即買いww 猫好きの人達(作家さんやタレントさんなどなど)が猫について書いてる本(エッセイ?)。 読んでると猫と遊びたくなる! モフモフしたくなる! 出会いから別れまで書かれてるものもあるから、ホロリときちゃうお話しもありました...
猫にピアノと好きなモノが2つも入った表紙にやられて即買いww 猫好きの人達(作家さんやタレントさんなどなど)が猫について書いてる本(エッセイ?)。 読んでると猫と遊びたくなる! モフモフしたくなる! 出会いから別れまで書かれてるものもあるから、ホロリときちゃうお話しもありました。 ちょい読みにオススメ〜
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図書館にて。 作家陣が素晴らしかったので、予約してゲット。 完全犬派を自認する私でも、猫と生活を共にしてみたくなるエッセイ集。 作家だけではない人も書いていて楽しめた。 特に渡辺真理さんと斉藤由貴さんの交流が意外で面白かった。 でも読み終わってみると、やっぱり私は犬派なのでこのよ...
図書館にて。 作家陣が素晴らしかったので、予約してゲット。 完全犬派を自認する私でも、猫と生活を共にしてみたくなるエッセイ集。 作家だけではない人も書いていて楽しめた。 特に渡辺真理さんと斉藤由貴さんの交流が意外で面白かった。 でも読み終わってみると、やっぱり私は犬派なのでこのように猫派の人のエピソードを聞いてその気になるだけで十分お腹いっぱいだなとも思った。
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「ねこ新聞」に掲載されたというエッセイ集。 当然、猫がテーマ。 で、書いている人たちは、1流といっていい作家の皆様。 だからと言って、気取っていないで、ただの愛猫家って感じで、猫への気持ちが素直に表されていて、共感できる、すてきなエッセイ集です。
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