猫は音楽を奏でる の商品レビュー
『ねこ新聞』創刊18年、150号記念のエッセイ集。 全て猫のお話。 可愛い猫の話は好きだし、さらに大好きな作家さんのエッセイも読めて大満足な1冊。 こんなエッセイが毎月読めるなら『ねこ新聞』を購読したい。 購読料はいくらなのかしらと真剣に悩む。 猫がいつの間にか膝の上で寝ている...
『ねこ新聞』創刊18年、150号記念のエッセイ集。 全て猫のお話。 可愛い猫の話は好きだし、さらに大好きな作家さんのエッセイも読めて大満足な1冊。 こんなエッセイが毎月読めるなら『ねこ新聞』を購読したい。 購読料はいくらなのかしらと真剣に悩む。 猫がいつの間にか膝の上で寝ているというシチュエーションにすごく憧れる。 ふかふかのソファで本を読んでいると愛猫がちょこちょこと寄ってきて、よじ登るか飛び乗るかする。 「この本おもしろいよ」なんて声をかけて読ませようとすると、興味ないとばかりにそっぽを向いて体を丸める。 あら興味ないのね、と続きを読んでいるといつの間にか猫はすやすやと気持ち良さそうに寝始めて、私もつられてうとうと…。 なんて感じだ。 家にはふかふかのソファもないし、愛猫もいないので全て妄想。 猫の生態にも詳しくないので、「猫はそんなことしません」と言われたら即座に謝ります。すみません。 親戚の家に住んでいた猫に一目惚れしてから、私の好きな猫のタイプは彼になった。 綺麗で可愛くて、そっけなくて、伯母さんの話に出てくる彼の愛くるしさと私の目の前にいる彼のギャップに負けました。 この本で語られる猫達の愛くるしい姿も、私には絶対に見せてくれないということが分かっている。 触らせてくれないとか、近寄ってこないとか書かれていてもうらやましい。 そこには絶対に家族にしか見せない姿があるはずだから。 そうは言っても、自分が近寄ってもらえなかったら立ち直れないくらいショックだろうな…。 他の家族と差をつけられたら嫉妬に狂うかも。 よその猫に片思いしているくらいがちょうど良いのかもしれない。
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ネコ好き+好きな作家さんが書いたものが収録 されてたので買いましたが、思ってた以上に楽しめました♪思わずくすっと笑ってしまったり、“あ~あるある!”と共感してしまったり☆全てのネコ好きさんにオススメです☆
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どの文章も思い入れを感じて温かい。猫と人、それぞれの数だけ物語があり、それぞれの数だけ別れがある。 自分にとって愛猫との別れはまだ未知の領域…きっとこの本の中の皆さんに負けないくらいの愛しい想いで泣くだろうと思ったら、胸がキュンとなった。
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